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「何も決まってない」ではなく「ここまで世論で決めさせた」です
※お知らせ※
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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。
今日はこちらのポストから。
ちなみに明日の補正予算は立憲民主党も賛成するからね。
— 七篠ひとり編集長@電子書籍発売中 (@w4rZ1NTzltBKRwQ) December 11, 2024
つまり国民民主党が仮に合意破棄して補正予算蹴った場合は減税はご破算、でも補正は通るでしかないよ。
よくあの合意を取ったというべきだね
異例の補正予算案「修正」 立憲賛成で衆院通過へ 年収の壁も合意 https://t.co/612PujQ5XY
今日の臨時国会で補正予案が立憲・国民民主の賛成により(維新も賛成するという噂も)可決される運びとなりました。
国民民主党としては103万の壁とガソリン減税の来年度実施を飲ませるために「補正予算の反対も辞さない」という揺さぶりをかけていましたが、自民が立憲の補正修正案の一部を飲むという「接近」を見せ、そこを評価した立憲も補正予算への賛成に回るとなったことで事実上国民民主党の「補正反対」のカードは効力が切れたことになりました。
そんななか「103万円の壁」に対しては「178万円を目指して来年から引き上げる」という金額目標と実施時期を明確化させたこと、また「ガソリン減税」に対しては「ガソリンの暫定税率は廃止する」と明言させたあの合意を取ったことは評価すべきでしょう。
この合意は間違いなく大きな前進です。
自公国の3党税制協議は明日の13日にも行われますから、これらの合意事項を元にさらに金額や開始時期を詰めていくことになりますが、そこで必要なのは「圧倒的な世論の後押し」です。
減税に対しあれだけブーブー言っていた知事達が一斉に黙ったことは皆さんの記憶にも新しいことでしょう。
世論が103万の壁引上げに反対しにくい空気を作った結果🥰
— 七篠ひとり編集長@電子書籍発売中 (@w4rZ1NTzltBKRwQ) December 9, 2024
103万円の壁 引き上げ反対ゼロ、賛成21人 全国知事アンケートhttps://t.co/kHzZTBrzdP
「103万の壁を178万まで引き上げろ」に関しても「ガソリン減税を来年からやれ」についても難色を示しているのは政府与党なのですから、同じように「ごちゃごちゃうるせぇ!」と与党に圧力を掛け、これらの減税を満額で飲ませるように声を上げ続けるべきでしょう。
さて、これらの話について「まだ何も決まっていない」という声がありますがそれはその通りでしょう。
しかし同時に「ここまで決めさせた」という一面があることも忘れてはいけません。
今回の合意文章も突然現れたわけではなく、「減税しろという世論によって嫌がる自公にここまで飲ませた」という結果でもあるのです。
だから「もっと押してもっと飲ませよう」としているのが「現在」であり、その方向に向かうよう世論は確実に大きくなっていると私は思います。
ということで「世論でここまで決めさせた」を改めて実感するために最後にこれまでの流れを簡単に並べておきます。
わすか一ヶ月でここまで大きい恒久減税を与党にねじ込ませてきたことを我々は誇りに思うべきであり、自信を持って押し続けるべきでしょう。
11月18日
自公国の3党協議が開催。
国民民主党が政府の経済対策に103万円の壁の引き上げの明記を要求。
しかし同意は得られず
“103万円の壁”に前進なし…自民・公明・国民民主の3党が協議 国民民主からは「饅頭を要求しているのにあんこがない皮だけ」と不満も #FNNプライムオンライン https://t.co/wkG7czQXXz
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) November 18, 2024
11月19日
一転して与党が総合経済対策に103万円の壁とガソリン減税を盛り込むと表明
【速報】与党は国民民主党に対し「年収103万円の壁」見直しとガソリン減税について、総合経済対策に方向性を盛り込むとの見通しを示した https://t.co/v0Vn22n53k
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) November 19, 2024
11月20日
自公国の政調会長が協議し、経済対策への103万円の壁とガソリン減税の明記を合意。
「いわゆる103万円の壁については令和7年度税制改正の中で議論し引き上げる」「ガソリン減税(いわゆる暫定税率の廃止を含む)については自動車関連・自動車関係諸税全体の見直しに向けて検討し、結論を得る」との文言が盛り込まれた。
【速報】「103万円の壁引き上げ」を明記 経済対策で自民・公明・国民が合意https://t.co/DpfRLfK2lh
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 20, 2024
これを受け103万円の壁見直しについては、12月の与党税制大綱のとりまとめに向けた税制改正協議の中で、基礎控除の引き上げ金額について与党と国民民主党の間で議論される。 pic.twitter.com/tck3zkhnUj
同じく11月20日
国民民主党が来年度税制改正への改正要望を伝える
経済対策・補正予算の議論と同時に、税制改正の議論もスタートしました。本日、与党側に国民民主党の税制改正要望を伝えました。皆さんから要望の多かった年少扶養控除の復活や、暗号資産への申告分離課税の導入なども盛り込んでいます。実現に向けた応援よろしくお願いします。#国民民主党 pic.twitter.com/fg4hh1UBBq
— 玉木雄一郎(国民民主党) (@tamakiyuichiro) November 20, 2024
11月22日
政府が上記内容を含む総合経済対策を閣議決定。
政府、計13.9兆円の経済対策を閣議決定 物価高対策に3.4兆円 https://t.co/GSm3XhfJaf
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) November 22, 2024
政府は22日、物価高対策などを柱とする総合経済対策を閣議決定した。対策の規模は国の一般会計の歳出が13.9兆円程度で、昨年度(13.2兆円)を上回る。
11月28日
2回目の自公国3党税調協議が行われるも溝は埋まらず。
税収減、景気拡大でカバーできず 所得減税の影響試算提示◆自公国協議https://t.co/OX7gqZ3BmD
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) November 28, 2024
自民、公明、国民民主3党の税制調査会長らによる協議の場で示された試算は、「税収減が、景気拡大を通じた増収で相殺される程度は小さい」としており、国民民主の主張とはやや食い違う結果に。
12月2日
国民民主党が代表質問にてガソリン減税の来年度からの実施を要求
国民民主党・浅野哲議員「来年度からガソリン税の暫定税率廃止を実現すべき」
— 七篠ひとり編集長@電子書籍発売中 (@w4rZ1NTzltBKRwQ) December 2, 2024
来年度から実施するにはガソリン減税を年末の税制大綱に入れ、年明けの通常国会での法改正が必要。
つまりこれは「国民民主党は与党のガソリン減税1年先送り案は飲まない」という宣言だからよく覚えておいてね👍 https://t.co/3QYfakSC8H
12月3日
国民民主党、ガソリン減税及び壁引上げの実施時期の先送りは「話にならない」と一蹴。
これが「15万いいね」を集める。
まだ、政府・与党から何も聞いていないが、
— 玉木雄一郎(国民民主党代表→役職停止中) (@tamakiyuichiro) December 3, 2024
ガソリン減税も
103万円の壁の引き上げも
来年からではなく再来年から?
話にならない。https://t.co/lI4oEoNsAT
12月6日
3回目の自公国3党税調協議。
壁引上げ、ガソリン減税共に国民民主党側の考えを「強く要望」。
継続協議に。
>国民民主が主張するガソリン税上乗せ分廃止については、自公が1年先送りするよう求めていたが、議論は継続となった。協議後、国民民主の古川元久税調会長は記者団に「先送りは認められないと強く申し上げた」と述べた
— 七篠ひとり編集長@電子書籍発売中 (@w4rZ1NTzltBKRwQ) December 6, 2024
いいね!
ガソリン減税は来年度実施!
一歩も譲るな!https://t.co/Z3C7JVlw7X
12月9日
国民民主党が財政演説にて「103万の壁やガソリン減税について不誠実な対応が続くなら補正予算についても賛成できるかどうかわからない」と補正への反対を示唆
国民民主・田中議員「103万の壁もガソリン減税も再来年以降、減収額の数字も明確に示さない、このような不誠実な対応が続くなら補正予算についても賛成できるかどうかわからない」
— 七篠ひとり編集長@電子書籍発売中 (@w4rZ1NTzltBKRwQ) December 9, 2024
いいぞいいぞ。揺さぶってやれ😆 https://t.co/hC2l0tBlZy
12月11日
自公国幹事長協議で「103万円の壁は178万円目指し来年から引き上げ」「ガソリン税の暫定税率廃止」で合意
【速報】自公国103万円の壁は「178万円目指し来年から引き上げ」で合意 ガソリン税の暫定税率廃止も明記し幹事長が署名 #FNNプライムオンライン https://t.co/6EtcDAtEFr
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) December 11, 2024
明日13日に自公国3党の税調協議へ
というように、何もなかったところから一歩ずつ満額回答の方向へ引っ張ってきているのが現在です。
そして明日の3党協議も含めこの一週間が勝負でしょう。
協議も大詰めとなってきたので「減税をやるべきではない理由」を並べる増税派の抵抗もあるでしょうが相手にはせず、減税世論を高めていきましょう。
ということで、今日はここまで。
初の電子書籍が発売中です。
詳しくはこちらから。
“先日より告知しておりました私の初の書籍
— 七篠ひとり編集長@電子書籍発売中 (@w4rZ1NTzltBKRwQ) September 30, 2024
「減ったのはゴミじゃない。自由だ。~レジ袋有料義務化のなにが問題なのか~」
が本日発売となりました。”
電子書籍「減ったのはゴミじゃない。自由だ。」は本日発売です|減税新聞(N) @w4rZ1NTzltBKRwQ #note https://t.co/0DiAqy9nta
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