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「何も決まってない」ではなく「ここまで世論で決めさせた」です

※お知らせ※
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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらのポストから。

今日の臨時国会で補正予案が立憲・国民民主の賛成により(維新も賛成するという噂も)可決される運びとなりました。

国民民主党としては103万の壁とガソリン減税の来年度実施を飲ませるために「補正予算の反対も辞さない」という揺さぶりをかけていましたが、自民が立憲の補正修正案の一部を飲むという「接近」を見せ、そこを評価した立憲も補正予算への賛成に回るとなったことで事実上国民民主党の「補正反対」のカードは効力が切れたことになりました。

そんななか「103万円の壁」に対しては「178万円を目指して来年から引き上げる」という金額目標と実施時期を明確化させたこと、また「ガソリン減税」に対しては「ガソリンの暫定税率は廃止する」と明言させたあの合意を取ったことは評価すべきでしょう。

この合意は間違いなく大きな前進です。

自公国の3党税制協議は明日の13日にも行われますから、これらの合意事項を元にさらに金額や開始時期を詰めていくことになりますが、そこで必要なのは「圧倒的な世論の後押し」です。

減税に対しあれだけブーブー言っていた知事達が一斉に黙ったことは皆さんの記憶にも新しいことでしょう。

「103万の壁を178万まで引き上げろ」に関しても「ガソリン減税を来年からやれ」についても難色を示しているのは政府与党なのですから、同じように「ごちゃごちゃうるせぇ!」と与党に圧力を掛け、これらの減税を満額で飲ませるように声を上げ続けるべきでしょう。

さて、これらの話について「まだ何も決まっていない」という声がありますがそれはその通りでしょう。

しかし同時に「ここまで決めさせた」という一面があることも忘れてはいけません。

今回の合意文章も突然現れたわけではなく、「減税しろという世論によって嫌がる自公にここまで飲ませた」という結果でもあるのです。

だから「もっと押してもっと飲ませよう」としているのが「現在」であり、その方向に向かうよう世論は確実に大きくなっていると私は思います。

ということで「世論でここまで決めさせた」を改めて実感するために最後にこれまでの流れを簡単に並べておきます。

わすか一ヶ月でここまで大きい恒久減税を与党にねじ込ませてきたことを我々は誇りに思うべきであり、自信を持って押し続けるべきでしょう。


11月18日
自公国の3党協議が開催。
国民民主党が政府の経済対策に103万円の壁の引き上げの明記を要求。
しかし同意は得られず

11月19日
一転して与党が総合経済対策に103万円の壁とガソリン減税を盛り込むと表明

11月20日
自公国の政調会長が協議し、経済対策への103万円の壁とガソリン減税の明記を合意。
「いわゆる103万円の壁については令和7年度税制改正の中で議論し引き上げる」「ガソリン減税(いわゆる暫定税率の廃止を含む)については自動車関連・自動車関係諸税全体の見直しに向けて検討し、結論を得る」との文言が盛り込まれた。

同じく11月20日
国民民主党が来年度税制改正への改正要望を伝える

11月22日
政府が上記内容を含む総合経済対策を閣議決定。

11月28日
2回目の自公国3党税調協議が行われるも溝は埋まらず。

12月2日
国民民主党が代表質問にてガソリン減税の来年度からの実施を要求

12月3日
国民民主党、ガソリン減税及び壁引上げの実施時期の先送りは「話にならない」と一蹴。
これが「15万いいね」を集める。

12月6日
3回目の自公国3党税調協議。
壁引上げ、ガソリン減税共に国民民主党側の考えを「強く要望」。
継続協議に。

12月9日
国民民主党が財政演説にて「103万の壁やガソリン減税について不誠実な対応が続くなら補正予算についても賛成できるかどうかわからない」と補正への反対を示唆

12月11日
自公国幹事長協議で「103万円の壁は178万円目指し来年から引き上げ」「ガソリン税の暫定税率廃止」で合意

明日13日に自公国3党の税調協議へ


というように、何もなかったところから一歩ずつ満額回答の方向へ引っ張ってきているのが現在です。

そして明日の3党協議も含めこの一週間が勝負でしょう。

協議も大詰めとなってきたので「減税をやるべきではない理由」を並べる増税派の抵抗もあるでしょうが相手にはせず、減税世論を高めていきましょう。

ということで、今日はここまで。
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それでは、ナイス減税!

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