「小泉進次郎はペットボトルを使うな!」という批判は間違い
こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。
今日はこちらの選挙期間中だけせっせと投稿を繰り返す小泉進次郎さんのポストから。
このポストの引用リプを見てもらえばわかりますが
ペットボトルやプラ容器、割り箸を使うな!
という批判が結構あります、
言いたい気持ちはわかりますが、しかしそれは大きな間違いです。
なぜなら誰に対してであれ、またどういう理由であれ、他人に「ペットボトルを使うな」というのは言っていることがペットボトルを規制しようとする政府と何ら変わらないからです。
ペットボトルや割り箸は衛生的でコストも安く、入手も加工も容易で取り扱いに優れているからこそ使用されています。
だからこそ批判は、そのような便利な材質や物を法律で規制することに対して行うべきなのです。
税金も規制も「公平にアイツにも課税しろ」「財源はあっちから取れ」「これを規制するならあれも規制しないと危ない」「こっちも禁止すべきだ」と、他人を指さして「ズルい」と言っているから増えていくのであって、それは回りまわって自らの自由を政府に献上しているにすぎないという話はたとえタバコを吸わなくてもタバコ税に反対する減税新聞読者なら理解できないはずはないでしょう。
強制力を持って選択肢を奪う規制に反対するのであれば、相手が誰であれ「選択」を強制してはいけません。
求めるのは「自由」であるべきなのです。
だから私はいつもペットボトルやレジ袋を使う議員に対し「使うな」ではなく「それ、便利ですよね」と書いているわけです。
同じように小泉進次郎氏に言うべきことは「ペットボトルや割り箸を使うな」ではなく
「その便利なものを法で規制するな」
です。
これはレジ袋有料義務化についても同じです。
残念ながら多くの人はレジ袋規制についても誤解をしています。
本人達は気付いていないですが、その誤解によって知らぬ間にレジ袋有料義務化に賛成し、更なるプラ規制を求めているのが実情です。
「レジ袋を返せ」と言いながら規制する政府と同じことを言い、結果的に政府のアシストをしているのです。
そうした「多くの人が陥っている誤解」について解説しているのがこの本です。
レジ袋規制に反対するなら、規制を推進する政府の言い分(屁理屈)を理解したうえでそれに反論しないと議論になりません。
まして政府と一緒になって「ペットボトルを使うな」と言っていたのでは「金持ちから税を取れ!」「新聞の消費税を上げろ」と言っているのと同じで、政府による統制の後押しをしているにすぎないのです。
かつて環境省が広報グッズをプラスチックで作ったことから批判を浴び、謝罪するという出来事がありました。
その件を取り上げた記事にも書きましたが、環境省が反省すべきことはプラスチックを使った事ではなく、
規制で強制的に不便でコスト高で不衛生なものを国民に押し付けていること
です。
同様に誰に対しても「プラスチックを使うな」と言うべきではありません。
言うべきことは「自由に選ばせろ」「規制で介入するな」です。
小泉進次郎氏に教えるべきはレジ袋やペットボトルの有能さであり、それを規制することの愚かさです。
小泉進次郎氏には「レジ袋もペットボトルも割り箸もどんどん使っていこう」と言うべきなのです。
ということで、今日はここまで。
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