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自民党総裁選の争点に「増税ゼロ」が登場

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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらのポストから

茂木氏が立候補表明 「増税ゼロで政策推進」 自民総裁選
自民党の茂木敏充幹事長(68)は4日、東京都内で記者会見し、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した。

「増税ゼロの政策推進を実行していく」とした上で、「防衛増税、子育て支援金の追加負担それぞれ1兆円を停止する」と強調。
「3年以内に結果が出なければ責任を取る」と述べた。

金融所得課税強化に関しては「正しい政策の方向性だとは思っていない」と否定的な考えを示した。

いやー、来ましたね。

先日、「自民党総裁選は増税反対世論を高めるチャンス」という記事を書きましたが、皆さんの作りあげた世論によって自民党総裁選の争点に増税をねじ込みました!

それによって茂木氏から

防衛増税、子育て支援金の追加負担それぞれ1兆円を停止する

という言質まで取ったのですから、本当に素晴らしい流れだと思います。

ちなみに茂木氏のこれが口だけかどうかに関しては今の段階で何を言っても憶測でしかないので無意味です。

もちろん私個人は1ミリたりとも信用してませんが、大事なのは一人が「増税しない」と明言することで他の候補者も増税について言及せざるを得ない状況が作られることですから、これだけでも素晴らしいとなるのです。

「増税メガネ」だって「決して増税は考えていない」というこの言葉があったからこそあそこまで燃えたことを忘れてはいけません。

増税への賛否の言質を取ることは非常に大事なのです。

今回もさっそく他の総裁選候補者や自民党議員が茂木氏の「増税ゼロ」に対してコメントをすることになりました。

小泉進次郎元環境相は「政策論というよりも、今まで岸田文雄首相を支えてこられた幹事長として、それをどのように考えるかを問われるのではないか」と疑問を呈した。

林芳正官房長官は「これらの措置は防衛力の抜本的な強化や、子ども・子育て政策の抜本的な強化を実現する上で必要なものだと考えている」と述べた。

石破茂元幹事長は「経済成長によって増収がどれぐらい見込めるのか。どう割り振っていくのか。そこが分からないと、経済成長で税収が増えるので、防衛増税はやらなくてもいいという理屈にはなかなかならない」と語った。

小野寺五典安全保障調査会長は「(財源が)明確にならないということは、我が国の安全保障にも大きな影響がある。それ以上に日本の同盟国や同志国に対しても不安を与えることになるのではないか」と懸念を示した。

これは茂木氏が「増税ゼロ」と言わなければ出てこなかった言葉です。

そしてこれらの苦言や懸念がこうしてメディアの報道に乗ることで「●●は増税派」という批判が生まれ、その世論はわずか一日で金融所得課税を後退させた石破氏をはじめとする他の候補者への更なる圧力となっていくことでしょう。

いつも言うことですが、圧力はかけ続けるからこそ「圧力」になります。

その「圧力」の燃料に「増税への賛否」という言質ほど強力なものはありません。

自民だけでなく野党もそこに巻き込み、次の衆院選に向けて増税反対の世論を作っていくためにも引き続きSNSで騒いでいきましょう。

ということで、今日はここまで。

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