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立憲民主党の躍進より怖いもの
※お知らせ※
減税新聞では有料記事設定をさせて頂いていますが、筆者のやる気の源であるプリン代になる投げ銭的な意味合いですので、記事は全文最後まで無料でお読みいただけます。
こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。
今日はこちらのポストから。
与党過半数の攻防、自民苦戦し小選挙区130超で接戦・立民大幅増へ・国民も躍進…読売終盤情勢調査 : 読売新聞オンライン https://t.co/HboGCyRaUo
— 読売新聞 政治 (@YOL_politics) October 25, 2024
衆院選も大詰めを迎え、自公の過半数割れも現実味を帯びてきました。
一方で公示前は98議席だった立憲民主党が150議席に届く勢いで大躍進することが予想されていて「与野党の拮抗こそ大事」というのが持論の私にとってはとてもいい傾向だなと思わずにはいられません。
よく「立憲の躍進で地獄が始まる」という意見がありますが、私は全くそうは思いません。
なぜなら立憲民主党にはいまだに「悪夢の民主党政権」という強烈なマイナスイメージがあり、また増税のイメージも強いからです。
いつも言うように「最強なのは世論」です。
岸田政権が「増税メガネ」とフルボッコにされた結果、防衛増税の開始時期を決められず、こっそり進めていたサラリーマン増税も後退させたように、悪いイメージがあるほど世論の反発を受け増税を進めることはできません。
それは立憲も同じで、反自民という立場にいるうちはいいですが自民と一緒になって増税をするとなれば世間が黙っていることはないでしょう。
ましてや今回の選挙で立憲が政権を取ることはほぼありません。
立憲が共産やれいわなどの野党を引き入れて連立政権を組むには物理的に数が足らないからです。
維新や国民民主まで連立に入れば可能ですが、その可能性はゼロでしょう。
だったら立憲の躍進で与野党が拮抗し、弱体化している自民党にますます危機感を持たせることで、来年夏の参院選を考えればとても防衛増税になんか踏み切れる状況にないという環境を作った方が良いと私は思います。
怖いのは政党やイデオロギーに関係なく、かつての安倍政権のような高支持率政権です。
安倍政権では憲法改正や安全保障の話の裏で増税三昧だったわけですが、皆さんそんなイメージを持っていますか?
【悪夢の民主党政権?いいえ、悪夢はずっと続いてます】
— ナイス減税会 Lv.20 (@NiceGenzeiKai) November 7, 2021
消費増税を決めたのは民主党と言うけど安倍政権下でもあらゆる税が増税され税の国民負担率は増えっぱなし😭
減税で国民負担率を下げて悪夢を終わらせよう😊
ナイス減税👍 #ナイス減税会 pic.twitter.com/lfKCBetpg1
おそらくほとんどの人が安倍政権に対して「アベノミクス」や「アベノマスク」を連想することはあっても「増税政権」とは思わないのではないでしょうか。
森林環境税や金融所得課税にあれだけ発狂するのに、それらを決めた安倍政権には何も思わないことに何か違和感は感じませんか。
さらに言えば最も世論の反発を受けやすいはずの消費増税を二度も実行したにもかかわらず、「あれは民主党政権が決めた事」という擁護の声が少なくないのですから、今でも安倍政権が続いていたら防衛増税なんて簡単に飲まされていたことでしょう。
世論は最強なだけに、私達国民を抑え込む力も当然持っています。
そうした意味ではマイナスなイメージを世論に持たせず逆に支持を得て、選挙に大勝しながら次々と増税法案を成立させていった安倍政権は、近年他にない恐ろしい政権だったと私は思います。
それに比べれば「増税メガネ」というワードに右往左往しなにも出来なかった岸田政権や、いまだに「悪夢」と言われる立憲民主党なんて世論のコントロール下に置けるのですから可愛いものです。
政府とは私達国民を管理してもらうために存在するのではありません。
私達国民が政府を管理しなければいけないのです。
だから政府は弱いくらいでなければいけません。
たった3年で潰せた民主党政権の何を恐れる必要があるのでしょう。
逆にかつての安倍政権のような私達がコントロール出来ないくらいに強く大きな政府の方が100倍恐ろしいのです。
だからこそ立憲の躍進を心配するのは、かつての安倍政権のように議会の2/3近い議席を埋めるほどになった時です。
そうなることは絶対に阻止すべきでしょう。
しかしそれは立憲に限ったことではなく、何党においても同じです。
政府は我々がコントロールするものです。
常に首輪をつけ、檻に入れられるくらいの大きさになるように、与野党を拮抗させ管理すべきです。
自民党政権と立憲民主党政権が3年ごとに政権交代しているくらいで丁度いいのです。
恐れるべきは過半数に届かない立憲民主党ではなく、議会の2/3を占めてしまうような圧倒的力を持つ政権を誕生させてしまうことです。
所得税の定額減税をしたのは減税政党ではなく、支持率低迷にあえぐ岸田政権でした。
必要なのは誰が勝つではなく、「自公政権が追い詰められること」であり、「立憲が背後まで迫ること」だと私は思います。
そういう意味では一番恐ろしいシナリオは自公立の大連立です。
これだけは避けるよう願うしかないでしょう。
ということで、今日はここまで。
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