ライドシェア反対派は今すぐ嘘を止めなさい
こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。
今日はこちらのポストから。
記事を隅から隅まで読んだつもりなのですが、「ライドシェアによって犯罪に遭う被害者が増えている」という記述が無いように思うのですが気のせいでしょうか?
反対派の方たちが常に主張する「ライドシェアは犯罪の温床だから危険」という指摘が妄想ではなく現実に起こることであれば、それを証明する大チャンスなのに一体何をしているのでしょう。
それどころか、そうした犯罪の事例やデータの羅列ではなく
タクシー業界を守るために白タクは違法にしている
と書いてしまっては、これまで言ってきた「安心や安全という反対理由は嘘でした」と白状しているにすぎません。
誤解を生まないために書いておきますが、共感こそしませんがタクシー業界の人達を中心にライドシェアに反対する意見があることを私は当然だと思っています。
なぜなら人にはそれぞれの立場があり、当然利害も発生するからです。
だから反対意見はあって当たり前です。
しかし反対のために嘘をついてはいけません。
「ライドシェア解禁で地球が爆発する」という主張では会話にならないように、反対する根拠が嘘や妄想や机上の空論ではその反対意見に正当性がないことは言うまでもありません。
生産的な議論のためにも「たとえ皆さんが不便だとしても、タクシー業界の売り上げが減るからライドシェアは止めてください」と嘘偽りのない生の現場の主張をハッキリ言えばいいのであって、反対のために嘘を付く必要は1ミリたりともないのです。
そしてそうした意見が出ればこそ、ライドシェア賛成派からも
ライドシェアを導入したオーストラリアのニューサウスウェールズ州では、タクシーの売上の減少はなかったうえに、旅客運送業界全体の市場拡大に繋がったというデータがある
という反論が出てきて、建設的な議論が出来るというものです。
説明するまでも無いですが、もしライドシェアが解禁されたとしてもそれぞれのタクシー会社は指を咥えて黙って見ているはずがありません。
当然のことながら、売り上げを落とさないように試行錯誤を行うでしょう。
そしてその努力や工夫は、ライドシェアには無いタクシーの魅力を最大化し、様々な営業スタイルやサービスを生み出すでしょうし、それが出来るのがタクシー業界のはずです。
そういう意味では、タクシー業界を一番馬鹿にしているのはライドシェア解禁でタクシーは淘汰されると信じて疑わない反対派です。
その考えは業界に極めて失礼な態度を取っているとを自覚すべきです。
良い機会なので紹介しておきますと、ライドシェアで性犯罪が起こっているのは事実ですが、発生率はその国の治安状況に比例するのであって、ライドシェア導入で飛躍的に増えているというわけではありません。
それを裏付けるように、多くの利用者がライドシェアを選ぶ理由として「安全性」を挙げており
その「安全性」については、利用者の約半分が「女性」であることもでも証明しています。
また国によっては、「女性ドライバーによる女性専用車」という選択肢を準備しているところもあり、それが好評を得ているケースもあります。
このようにライドシェアでの安全対策はしっかり取られています。
確かにライドシェアでの性犯罪があるのも事実ですが、それを言うなら日本のタクシーでの性犯罪があることも事実であり、脊髄反射的に「ライドシェアは危ない!犯罪が!」という主張はどう見ても乱暴です。
もっと言えば、ライドシェアでの犯罪事例があるからライドシェアを禁止すべきなのであれば、教師による性犯罪が数多く報告されている学校は非常に危険な場所となるので、今すぐ学校を閉鎖しろと主張すべきでしょう。
でもそんな馬鹿なことを言う人が誰もいないのは、問題は法を犯す人にあるのであって学校やライドシェア自体が問題ではないということをみんなが理解をしているからです。
つまり反対理由として挙げられる「安全性」は、反対することを目的とした「嘘」であり、だからこそ冒頭のニュースでも犯罪の実例が全く出てこないのでしょう。
多くの人が誤解をしていますが、「ライドシェアを解禁すべき!」という賛成派は決して「タクシーを禁止しろ」とは言っていません。
ライドシェア、タクシーの両者に長所短所があると理解したうえで
「利用者はそれぞれのニーズや置かれた状況によってより良い方を選ぶから選択肢を奪うな」
と言っているのです。
そしてその共存が可能な事は、他国によって証明されています。
とはいえ繰り返しになりますが、それでも不安だとライドシェアに反対する声があることは当然だと思います。
しかしその反対のために嘘をついてはいけません。
「タクシー業界を守るため」という反対意見が正しいと思うのなら、堂々とそう言いましょう。
賛成派は力でタクシー業界を潰すことなど決して望んでいません。
それは現在行われている「力でライドシェアを規制し潰すこと」と同じだからです。
逆にライドシェアが解禁されてもタクシーは必ず生き残れると思っています。
でもそのためにはタクシー業界も政府の統制から逃れ、ライドシェアと同じ土俵で自由に切磋琢磨出来ることが条件であることだけは指摘しておきます。
ということで、今日はここまで。
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