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イギリスがガソリン減税の延長を発表

※お知らせ※
減税新聞では有料記事設定をさせて頂いていますが、筆者のやる気の源であるプリン代になる投げ銭的な意味合いですので、記事は全文最後まで無料でお読みいただけます。

こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらのポストから。

今回は先日3周年を迎え、

また荒川区議会に提出した「国にガソリン減税を求める陳情」がYahooニュースにもなったクルマ減税会さんの会員登録2700人突破のポストをお借りしました。

クルマ減税会は公共選択論の視点から

自動車関連諸税の減税を求める人の数を可視化し、数の力で世論や議員に訴え政治的アプローチを行うこと

を目的とした草の根団体です。

3年前の減税新聞

政治家が聞きたいのは素人の経済論ではなく

「会員数◯◯◯◯人のクルマ減税会の者です」 

という自己紹介です。

政治家に頭を下げても望みは叶いません。

クルマ減税会に入って政治家が「頭を下げる数の力」を持ちましょう。

無料会員登録はこちらから。

ということで本日は、クルマ減税繋がりで

イギリスがガソリン減税の延長を発表

というニュースをお伝えします。

イギリスでは燃料価格の高騰対策として、2022年3月よりガソリン減税を行っていました。

それが3/23に期限切れを迎えることになっていたのですが、その延長が発表されたということですね。

ではニュースを見てみましょう。


燃料税の引き下げを延長へ

ジェレミー・ハント財務大臣は、ガソリン税を現行税率のまま12か月間延長すると発表した。

ハント財務大臣は議会で、ドライバーと経済全体を支援するため2022年3月に導入された「1リットル当たり5ペンスのガソリン税減税」と現在14年目となる関税凍結を継続すると述べた。

この処置により政府は年50億ポンドの税収を失うことになるが、ハント財務大臣は

「多くの家庭や事業者にとって車は必要不可欠だ。もし政府が何もしなければガソリンは4月に13%は値上がりすることになるだろう」
「だから政府は5ペンスのガソリン減税をさらに1年継続することを決定した」
「これにより平均的な自動車ドライバーは年50ポンドの節約が出来るだろう」
「これはアルコール税の凍結と合わせて、インフレ率を0.2パーセント引き下げる影響を与えるはずだ」

と語った。


以上が超簡単要約なのですが、このガソリン減税延長には各業界も当然歓迎しており

ガソリン代は自動車の所有にあたり非常に大きなコストとなります。
ですのでインフレでただでさえ財布の紐が締まる中、ガソリン減税の継続はとても喜ばしい救済策となるでしょう

自動車産業界のコメント

人件費と燃料費の上昇によるコストの圧力が高まっている時期にこの減税はとても良い動きだ
物流は経済のあらゆる部分を動かす原動力だ。
もしガソリン減税が撤回されコストが上昇すれば壊滅的なインフレ圧力がかかるだろう

運輸業界のコメント

といったコメントを発表しています。

ちなみに日本におけるガソリン減税議論で度々持ち出される「脱炭素」についてですが、もちろんイギリスでもそのような議論は起こっています。

しかしそれは「炭素税を掛けろ」なんて幼稚なものではありません。

「ガソリン減税は良いニュースだ、でも電気自動車の充電設備への減税が無いのはおかしいだろ!」

です。

ガソリン減税延長はドライバーにとって朗報だが、財務大臣がそれ以上踏み込んで、電気自動車の公共充電の付加価値税減税を導入しなかったことは残念だ
これはEVの普及を大きく前進させる機会を逃すことになる

高速道路SA運営会社のコメント


日本ではトリガー条項を主張する野党もなんだか本気を感じませんし、政府はまたガソリン補助金が延長でお茶を濁し負担を国民に押し付ける雰囲気ですが、やっぱり「政治は数」ですので、世論で叩くしかありません。

もうすぐ自動車税・軽自動車税の納付書が届く時期がやってきます。

この時期は毎年クルマ減税会の会員登録が爆増するシーズンですので、あちこちで宣伝して税金下げる仲間を増やしていきましょう。

ということで、今日の記事はここまで。

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