「減税しても税収が増えるからOK」という欺瞞
こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。
突然ですが質問です。
私達はもっともっと税金を払って政府予算を増やすべきだ!
この意見にあなたは賛成ですか?反対ですか?
私は反対です。
というか減税新聞読者ならこれに賛成する人はいないでしょう。
もちろん「もっと税金を払いたい」というのもひとつの意見ですからそれはそれで尊重しますが、そうした「社会主義脳」の持ち主の方はこの先を読み進めても時間の無駄だと思いますので、そっとこのページを閉じて別のnoteを見ることをお勧めいたします。
さて、冒頭の質問に「反対」と答えた人にもうひとつ質問です。
よく「減税しても経済成長で税収が増えるからOK」という意見がありますが、
これは「私達はもっともっと税金を払って政府予算を増やすべきだ!」と何が違うと思いますか?
私は同じだと思います。
説明するまでも無いですが「税収が増える」とは「みんなが去年より政府に沢山の税金を払った」という意味です。
そしてそれは「沢山納税して政府予算を増やした」ということでもあります。
したがって「減税すれば景気がよくなって税収が増えるから良し」とするのは
「私達はもっともっと税金を払って政府予算を増やすべきだ!」
と言っているのと同じでしかありません。
意見は様々ですから、前述したように私は共感こそしませんが「社会主義脳」な考え方に対する尊重はします。
しかし「矛盾したダブスタな考え」は別です。
「税金を減らして税金を増やせ」という意味不明な主張には共感も尊重も値しません。
ですので「減税によって税収が増えたらもっと減税しろ」なら理解できますが、「減税は税収が増えるから良し」というなら
私達はもっともっと税金を払って政府予算を増やすべきだ!
と主張すべきです。
もちろん「国債発行しても税収が増えれば良し」という「借金と税収増のダブルで政府を肥大化させろ」という暴論も同じです。
これはただ単に「減税」という世間受けのいい言葉を使って政府の肥大化を正当化しているにすぎません。
これに賛成するならなおさら
私達はもっともっと税金を払って政府予算を増やすべきだ!
と主張すべきでしょう。
あくまでも重要なのは
税負担率を下げること
であり
政府の取り分を減らすこと
です。
誰かの税負担が減り、政府が飢えるなら全てに賛成する
この原則を忘れてはいけません。
「減税」とは「税負担を下げ政府予算を減らすこと」であるべきです。
とはいえ何度も言うようにダブスタでないなら違う意見も尊重します。
だからこそ「減税すれば景気がよくなって税収が増えるから良し」というのなら「私達はもっともっと税金を払って政府予算を増やすべきだ!」と言いましょう。
一番いけないことは「自己欺瞞」です。
ということで、今日はここまで。
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