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ガソリン減税が見えてきた!

※お知らせ※
減税新聞では有料記事設定をさせて頂いていますが、筆者のやる気の源であるプリン代になる投げ銭的な意味合いですので、記事は全文最後まで無料でお読みいただけます。

こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日国会に提出された立憲の予算修正案に維新と国民民主が乗ること。

これがガソリン減税に残された最後の方法だから煽りまくれ!

という内容で4000字弱の下書きが出来上がっていたのですが凄いニュースが飛び込んできたので全て書き直しとなりました笑

でも構いません。

なぜなら書き直すに値するニュースだからです。

ということで今日はこちらのポストから。

ガソリン値下げに繋がるか…立憲・維新・国民民主がガソリン税暫定税率廃止法案の共同提出検討 衆院可決の可能性も
立憲民主党と日本維新の会と国民民主党がガソリン税の暫定税率を廃止する法案の共同提出を検討していることがわかりました。

衆議院は与党が過半数割れしているため3党が合意し他の野党も賛成に回れば衆院で可決される可能性もあります。

この展開を待ってました!

なんと

立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の3党がガソリンの暫定税率廃止法案の共同提出を検討している

というのです。

共同提出が実現すれば与党が過半数割れをしている衆議院では「法案成立」を意味します。

世論を考えれば他の野党が反対に回る意味などないからです。

一方普通に考えれば、自民、公明は税収減を理由に当然反対に回るでしょう。

またその前に与党は法案の共同提出をさせじと必死で野党の分断工作を行うでしょうから、我々は

ガソリン減税法案共同提出だ!くらえ自民党!

と騒いで既成事実化することが重要でしょう。

さて、ではガソリン減税法案が共同提出され、衆議院で可決した場合はどうなるでしょう。

答えは

残念ながら参議院で否決後、差し戻された衆議院でも否決される可能性が高い

です。

ご存知のように衆議院では与党が過半数割れをしていますが、参議院では過半数125に対し自公は130議席を持っています。

したがってガソリン減税法案が衆議院を通過しても、参議院では過半数を持つ自公によって否決されると考えるのが普通です。

では衆議院では可決され、参議院では否決された場合はどうなるのか。

その場合は

衆議院に差し戻され、出席議員の3分の2以上の多数で再び可決する

と憲法59条2項で規定されています。

第五十九条
法律案は、この憲法に特別の定のある場合を除いては、両議院で可決したとき法律となる。

2:衆議院で可決し、参議院でこれと異なつた議決をした法律案は、衆議院で出席議員の三分の二以上の多数で再び可決したときは、法律となる。

憲法59条

つまり衆議院での3分の2にあたる「310議席の賛成」がないとガソリン減税は否決となるのですが、いくら自公が過半数割れしているとはいえ衆議院での野党の議席は250ほどですから全く届きません。

したがって

いつもの国会なら参議院で否決後、差し戻された衆議院でも否決される

となります。

しかしそれはあくまでも「いつもの国会なら」です。

だって皆さん考えてみてください。

このガソリン高騰のなか、ガソリン減税を参議院で自公が否決して潰しました。

そしてその数か月後に参議院選挙が行われます。

いったい何が起こるでしょうか?

きっと野党はガソリン減税を争点にして選挙戦に挑むでしょう。

その結果起こることは「自公の惨敗」です。

多くの有権者は怒りを投票行動に変えるはずだからです。

それを思えば自公は参議院で果たしてガソリン減税法案に反対出来るでしょうか?

今回参議院選挙を迎える51人の自民党議員と17人の公明党議員を党は抑えられるでしょうか?

彼らは造反せず反対票を投じれるでしょうか?

もし自公がガソリン減税を否決した後に参院選が行われ、仮に参院でも過半数割れでもしようものなら、それは自公の政権担当能力の喪失を意味します。

野党の協力が無ければ何一つ政策を実現できないのですから解散して国民に信を問うしかないでしょう。

また自公が数で法案否決を押し切ったとしても、不信任案のカードが切られたら可決されてしまう可能性があります。

そうなった場合も解散総選挙です。

その場合もガソリン減税が争点化されるでしょうから、政権交代は必至です。

こんな恐ろしいことが自民党に出来るとは私には思えません。

そういう意味において立憲維新国民のこの一手は、参院選を賭けた最高の一手だと思います。

これらの状況を踏まえると最も考えられるシナリオは

自民公明はガソリン減税を飲んで争点潰しをし、参院選での被害を最小限にすること

だと思います。

だからこそ前述したように与党は法案の共同提出をさせじと必死で野党の分断工作を行うでしょう。

ですので我々は

ガソリン減税法案共同提出だ!ありがとう立憲!ガンバレ維新!いいぞ国民民主!

と騒いで既成事実化することが重要でしょう。

ガソリン減税法案の共同提出が行われ、衆議院を通った時点でその後にどの道を進んでも勝ちが大きく見えてきます。

まずは騒いで既成事実化すること。

国民負担率の発表もあるでしょうから、来週は非常に面白い一週間になりそうです。

ということで今日はここまで。

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それでは、ナイス減税!

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