相続と争族
こんばんは。クリエイティブ税理士です。4日連続で投稿させていただきます。
クライアントの多くは法人なのですが、年に数回相続税の申告業務が舞い込んできます。
基本的には、円満に計算しておしまいなのですが、争族に巻き込まれることがあります。法人顧問は常にコミュニケーションをとって事情をいろいろとわかっているのですが、相続ってスポットでありかつクライアントの親族の状況まで踏み込んで理解してないです。
親とは絶縁状態AND相続により数千万の財産が入ってくる人は要注意です。税理士が受ける相続業務はほぼ円満なものです。円満に終わらない前提の相続は、争族になり弁護士のお仕事になります。税法とはことなる法律の話になるので、踏み込まないようにしてます。非弁行為といって弁護士法に抵触する恐れがあるからです。
この場合は、淡々と業務をこなすだけでいいのでしょうか?こっそりとアドバイスをするくらいしかないですよね?クライアントに親身になって対応することは必要ですが、あまりにも偏ると正しい判断だけでなく、どっかの法令に抵触してしまう恐れがあるので注意は必要だと改めて感じました。人ってお金が目の前にあると豹変するものです。そのお金に直接携わっているわたしは、慎重に業務に携わっていきたいです。
税理士がなかなか立ち入ることができない争族の話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。