シルクロードS、根岸Sレビュー

今週も復習していこうと思います。高松宮記念へ向けてシルクロードS、フェブラリーSへ向けて根岸Sをしっかり復習しておきます。
今回の予想はこんな感じでした。

♦︎シクルロードS

1着シヴァージLM、★★☆☆☆

去年の高松宮も5着と堅実に伸びてくるところは評価できた。今回も外を追走しながら非常にスムーズにかつ伸びる外をしっかり走ってきており、完勝。トラックバイアスも完全にこの馬に味方したし、2着、3着の馬には斤量でも優位があり、完全に見落としたという感じ。次走、斤量や馬場についてはある程度フラットになると思うので、そこで今回の評価を過剰にはできないと思った。ただ、こういう馬の、外伸びの馬場(トラックバイアスに偏りのある)での外枠みたいな今回のパターンは必ず狙いに行くべきと反省したい。

2着○ライトオンキューLM、★★☆☆☆

まあ、予想でも馬体重が減ってきたらある程度体はできていて、精神力付加かなと思っていたので、内枠を割ってきたときは、「おお」と声が出てしまった。外伸びの中で、これだけ伸びてきているので、本当は勝ちたかったところ。また、精神仕上げをされたので、反動が心配だし、次はL付加のターンで本番となると格上げでどうも鈍りそうな感じもする。枠や馬場のオプションなどが必要になるかもしれない。注意したい。

3着ラウダシオンSM、★☆☆☆☆

手前の関係でやはり現状は右手前のときに強烈な加速ができるようだ。こればかりは癖みたいなものなので、今後も参考にしたい。一方で、闘争心がある中で、最後シヴァージに捕らえられてかつライトオンキューを捕まえられないところに、闘争心に突き抜ける感じもなく鈍感力で来るわけでもない、微妙なまとまりを感じる。ある程度の相手なら抑え込めるが、格上げで苦労しそうな感じ。もとを辿ればヴァンドギャルドに差された富士Sあたりからそんな感じがしていた。しかしながら、左回りコースの相手次第ではそれなりにやれるので、格上げで負け、右回りで凡走、人気落ちあたりで狙えれば。

4着リバティハイツS、★☆☆☆☆

今年からあまり印を打たない関係で、気になっていたもののとまずは言い訳をしたい。いい闘争心があって、前走凡走した後にしっかり、走ってきた。斤量も味方したと思うが、パワーもあるのでこのような馬場でのレースは向いているか。歳も歳なので、ストレス疲労がなくて、このように人気がない時にはしっかり警戒しておかないといけない。

5着セイウンコウセイSL、★☆☆☆☆

加齢もあると思うが、休み明けに走れるようになってきているので鈍感力がついてきている。闘争心が持ち味だった故に、なんとも難しくなった。今後、叩きながら闘争心が付加していく感じでもなく、そうなればいっそLに触れて、休み明けの人気薄の逃れる場面を狙い撃ちするのがいいものか。さて、いつになるか。

6着ルッジェーロS、★★☆☆☆

ちょっと下げられすぎたかな。シヴァージに藤岡騎手が乗っていたら同じような感じになったのではないか。ということで、下げられながらも大外をしっかり伸びてきて、いい闘争心がある。まあトラックバイアスも味方してくれたのはあるが、前走ダートから芝へのショックがうまくハマって走ってきていてS系のリズムに乗っている感じもする。馬体重がもりもり増えている中で、絞って体のキレが出た時どんな走りをするのか楽しみではある。または、延長の1400なんかが合うと思う。

7着ヴェスターヴァルトLM、★★★☆☆

とてもいいスタートをきったのにもう少し前で競馬して押し切る感じも面白かったと思いましたが、最後の直線色々と優柔不断な面が見られましが。馬としては1200の激流を経験して良かったと思います。距離を少し伸ばして前目で押し切る感じでいいと思う。

11着☆コントラチェックS、★☆☆☆☆

軽い馬場で人気薄で逃れる場面があれば。

15着▲トゥラヴェスーラL、★☆☆☆☆

結構投げ出したなという印象。前走の疲労もあって、叩きながらリズムのタイプは剥奪で、休み明けのダウンで。

16着◎クリノガウディーS、★★★☆☆

スタートは出るし、モズを追いかけるしでやけにやる気は見せましたが、体が絞れていなくてついていけないですよね。今回は、馬体を絞っての臨戦を望んでいたので、残念でした。派手に投げ出したので、今一度馬体を絞って、しっかり闘争心を活かしたレースができれば。あとはキレづらいように内枠が良いかもしれません。斤量等考慮しても課題評価だったか。少し反省。

17着危険モズスーパーフレアSL、★☆☆☆☆

概ね予想通りであります。詳しくは予想を。これで人気が落ちるのかはわからないが、高松宮はとりあえず絞って闘争心付加の場面か。セイウンコウセイと同じように、休み明けL付加のパターンもありだと思うので、人気とSLのどちらに触れている臨戦かをしっかり見極めてから評価していきたい。

♦︎根岸ステークス(簡易)

1着レッドルゼルS、★☆☆☆☆

激流の中で後ろで控えてガッツリ差してきて接戦勝ち。よくがんばったと思う。1200からの臨戦で差しに回るので余程能力に自信があったのと、ここを勝ちにきた印象。次走さらなる延長のフェブラリSなら、さらにきつい場面。ここのストレス、疲労のお土産は持ち越されそう。

2着ワンダーリーデルC、★☆☆☆☆

内枠にいたのに大外から差してくるかね。なんともエネルギーをたくさん使いながらもここまでくるのでやはり能力があるということ。一方でそれだけエネルギーを無駄遣いしたので当然反動もあるということ。

3着◎タイムフライヤーSM、★★★★☆

短縮でもしっかり追走できるこの感じ。北海道で圧勝していた頃まで馬体を戻して、動ける状態にはあったと思う。やはり1800の時とは躍動感が違う。激流の後ろに構えて直線に入って抜群の手応えながらも、2頭にかわされ軽く凡走のかたちに。本番はバウンド距離延長で1600までならおそらくギリギリ許容範囲かなと思うので、この勢いとリズムのお土産を持ち越せば。さてルメールさんは乗るのか。ただ、スタミナに不安があるので短縮の威力はあったが次は延長だということも忘れないように追記しておく。

4着アルクトスS、★★☆☆☆

斤量云々よりもやはり能力のある馬はダートではしっかり走ってくる。それを痛感させられた。つまりある程度の量を持っていないとダートに重賞は勝てないよなとも感じた。一方で次走は流石に斤量が下がる。あとは相手関係次第。馬場とか枠とかのオプションも必要かな。

10着ステルヴィオLM、★★☆☆☆

ダートは会わないので、芝に戻ってこのショックが活かせれば良いです。

12着○サクセスエナジーL、★★★☆☆

何気に今週1番期待はしていたんですがね。人気もなくてかなり狙っていたのですが、もう少し脚を溜めれる余裕が欲しかったかもしれません。ただ戦歴が明らかに交互になっているので、その点は注意しながら見ていきたい。量で圧倒する場面を見極めたい。



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