有馬記念予想

さあ、今年の大一番の有馬記念です。去年、かなり感触が良かったレースなので今年も決めたいところですね。
まずはシンプルに行きましょう。

◉レガレイラCL

という訳になったのですが、個人的にはこの1択でしたね。
さて、予想について話しましょうか。

1)有馬記念雑感

まさかのドウデュースの取り消しで何やらザワザワした感じがしました。有馬記念を予想する上で、ドウデュースという馬がどんな存在だったかを改めて確認ですが、イクイノックスに勝ってダービーを制し、秋天、ジャパンCと圧倒的な量で飲み込んだ姿が印象的で現役最強馬でしょうね。賭けるならドウデュースとともにというのが一番の流れかと思いました。アクシデントということで残念ではありますが、種牡馬として期待したいですね。

ということで、現役最強馬が去るということは、次の役者が求められるということ。それは若い3歳馬なのか、ベテラン勢の意地なのか。毎度おなじみのように、今年の3歳馬は、4歳馬は・・・レベルがどうのこうの聞こえてくるわけではありますが、強い馬はどこに潜んでいるのか、目立っているのか、今回の有馬記念である程度みえると思いますが、その流れを早めにキャッチしたいところ。

さて、レースになるが、中山2500mということで、馬場は晴れていたので、内外そんなに影響はなさそうで、やはり内が有利な印象。一方で去年とややベクトルが異なるのが、去年に比べるとややパワーと量を要する馬場になっていること。なので、去年の馬場と同じであればSCベースに予想を組んでいたと思う。今年のポイントは、量があるC保有の馬でしょうね。

2.各馬のタイプ

1.ダノンデサイル_SCL
2.ドウデュース_SC(取り消し)
3.アーバンシック_LC
4.ブローザホーン_LC
5.べラジオオペラ_sSC

6.ローシャムパーク_LS(C)
7.スターズオンアース_CL
8.レガレイラ_CL

9.ディープボンド_SL(C)
10.プログノーシス_SCL
11.ジャスティンパレス_LC(S)

12.シュトルーヴェ_LS(C)
13.スタニングローズ_SC(L)
14.ダノンベルーガ_LS(C)
15.ハヤヤッコ_SL(C)
16.シャフリヤール_SC(L

C要素を持つ各馬の短評をまとめます。

ダノンデサイルSCL

豊富な量といい闘争心を武器に走る馬で、パワフルなイメージですよね。ジャスティンミラノが去った今、世代の中心はこの馬かと思いましたが、菊花賞で内の好位から下げて大外を回すという競馬になり、その存在感を薄くしました。しかしながら、2番人気にまで指示され、やはりこの馬の量に対する皆の期待は大きなところか。イメージとして、現状は硬くないので、ダイナミックな走りのイメージがあり、ある程度柔軟にこなせる印象ではあるが、内枠はややマイナスなイメージ。前目でポジションを確保するか、あるいは逃げればかなり面白い。今後の主役になる器としてはありそうで、あとはどこまで運をもっているか。そんなところ。エフフォーリアの3歳時の成長をみているとこの馬も同じようなピークを描きそうで、となるとここは評価しておいてよさそう。

アーバンシックLC

豊富な量を気持ちの入った走りが魅力で、この量をうまくコントロールする鞍上に変わってからは、良績が続いているイメージ。一方でこの馬も、ダイナミックな走りなので、どちらかといえば外目の枠が走りやすかったかなという印象。ダノンより前向きさのSは少ないので、となるとルメさんがどこまでコントロールできるかという感じ。ドウデュースがいなくなったいま、この馬が1番に推されている。菊花賞馬ということで、そこに揺るぎはないが、ダービー、皐月賞と不完全燃焼した記憶はまだあたらしいところ。これが、馬に対する期待の1番人気か、それとも鞍上に対する期待か。その辺を見極めながらいかないと、馬は自分の格はわかるので、大きな波が押し寄せたときにどこまで対応できるか、そんなところ。

ブローザホーンLC

天皇賞春を好走し、そして宝塚を獲った馬なので、豊富な量があることは間違いなく、加えてスタミナも豊富な印象。小柄な馬だが毎度馬体は大きく見せるイメージ。ただ、宝塚あたりのときがよかった印象。秋は、京都は落鉄のアクシデント?、ジャパンカップは苦手な瞬発力勝負でいくらか見直しが必要かと思ったが、それでももう少し走ってほしかったのが正直なところ。宝塚を獲る馬はジャパンCは一桁着順にいるかなというイメージ。

べラジオオペラsSC

いい闘争心と精神力を武器に、走る馬で本当にいい馬ですね。充実感もあるので、ここは非常に面白い。何なら去年の馬場ならば本命をうったと思います。そう、絶妙に量のレンジが合わない印象ですね。ミッキーロケットですら内枠で最後飲まれてしまいましたから、この馬のこの絶妙な量のレンジのズレを馬場などでカバーされればというのがありました。宝塚、秋天と本命にしたので思い入れもありますが、それだけにこの馬の量のレンジについては個人的にみているつもりなので、ここは評価を下げたい。さらに、ドウデュースがいなくなり、前に目立ってしまうという構図もできあがり、余計に大きな波が押し寄せる予感。

スターズオンアースCL

豊富な量とまじめにしっかり頑張る走りが売りで、前走は休み明け大外枠からしっかり前に行き、勝馬と0.6秒差だから頑張ったと思います。もともとマイルも走っているし、オークスや有馬も好走するしとオールマイティーな馬で持ち前の精神力と身体能力のたまものかと思う。川田さんが何やら調教での動きに不満なようで話題になっているが、個人的には一度叩いて状態は上がるでしょうし、馬の気持ちとして歳もとってきているので、うまく手抜きしたくなったのではと思っています。つまりCLがLCにスイッチする可能性ですが、ならばなおさら今回は逆襲のターンになりますので、レースになるとスイッチが入りしっかり走るイメージでいます。その辺の変化がみれると面白いですね。個人的には高評価です。

レガレイラCL

さてやってきました。冒頭での本命宣言。いや前走は明らかに最後よくわからない走りでしたから、この馬の本質はここではない感じ。そして、馬体を増やしながらきているのも好感。春は牡馬に挑んでいき、負けましたが、そもそも中山のホープフルで一気にぶっこぬいた走りは本物だと思う。豊富な量と持ち前の精神力でしっかり走るので、距離延長のこの舞台は最適だし、斤量も軽く、ここは一気に他の馬をぶっこぬいて、ドウデュースがいなくなった今、主役に躍り出たいところ。ここから、有馬、春天、宝塚と獲って、スワーヴリチャード産駒の価値も上がりそう。牝馬ですが。そんな感じのイメージでこの馬が一番これまでの走りと成長がかみ合えば大化けしそうなイメージでした。ここは狙いたいですね。

プログノーシスSCL

去年なら本命を打ちたかったですかね。何とも大物感がありますが、G1とれていなくて何とも運がないのか何なのかってイメージです。鞍上も三浦さんですね。闘争心と量のバランスがマッチしておらずかみ合えば面白いと言いながら、いつの間にか6歳馬でした。この馬なりに変化もありそうで、やはり間隔つめてここで使うのがどうも気になる。もともと、エネルギーの消費が激しいイメージで、大事に使われてそのたびに川田さんが起用されて、今回はどうなんでしょうね。そういう意味でもなんだか疑問。

ジャスティンパレスLC(S)

量とパワーで走る馬で去年の有馬記念は紙一重、今年の秋天もなんともかみ合わず。スタートが癖のある馬で出遅れも多いが、今回は坂井君なので何とかしてくれそう。豊富な量といい精神力がありフィエールマンに似ていると過去にも言っていますが、そのようなイメージで前走、前々走のこの凡走をうまく払しょくしたいところ、今回も特段評価は下げない。

スタニングローズSC(L)

ここにきて覚醒してきたのか。面白い馬である。いい闘争心と精神力があって、ここも連荘にきたいしたいが、絶妙に量のレンジがズレているイメージも残る。サラキアがズドンと突っ込んできた有馬記念も懐かしいがそんな感じで後ろからズドンすると怖いが、前目で外目をまわるならきつい印象。

シャフリヤールSC(L)

痛恨の大外枠で、しかしそれなりに量はあるので、先行してどこまでポジションをとれるかかなと思う。なかなか難しい枠だと思う。この馬次第で、ペースもかわるかもしれない。やはりアルアインのように内で溜めて最後は差してくるイメージで量飲み込みのフェーズは過ぎているのでここは本当に痛恨でした。

おまけ

ローシャムパークLS(C)

結構評価されているケースが多かったのでこの馬も。個人的には量のレンジがあっていないこと。前走ルメさんがエネルギーをぶっ放したことが気になっている。中山の舞台は合うのかもしれないが個人的には内枠に入ってこの馬の闘争心のコントロールも難しいと思うし、マーカンドさん次第のような感じも怖い。

3.予想

◉レガレイラ

その他、見解で評価した馬を買えばよいかも。
ダノンデサイル、アーバンシック、スターズオンアース、ジャスティンパレスとか。

まあ、レガレイラこの馬の浪漫。
これにつきますね。楽しみですね。




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