日本ダービー予想

だいぶ気温も温かくなりました。畑のほうも順調です。さあ、日本ダービーですね。今年は圧倒的な１番人気がいますがどうなりますかね。早速予想していきましょう。

１．日本ダービー見解

一応こんな感じでまとめているので参考までにどうぞ。

２．各馬の量とタイプ

用語について
S：闘争心、前向きさ、C：集中力、精神力、L：淡泊さ、冷静さ

３．予想と評価馬短評

◎スキルヴィング
〇フリームファクシ
▲ファントムシーフ

スキルヴィングSC_1800~2400

豊富な量と瞬発力を武器にする馬で、自分のペースで淡々とズドンがモットー。ペースを乱したくないので広いコースでもまれないで進んでいくことが重要。そして前が開けば徐々に加速していきトップスピードにのせることができる。量はかなり豊富なので長距離にも対応できそうで、青葉賞からの臨戦で皐月の疲労組とはトントンか。内枠に入って真価が問われるが、個人的にはタイプに上げている通り、現状はSもCもしっかり持っているので、問題なくこなせると思う。イクイノックス型のスピード系。

フリームファクシsSC_1800~2400

当初は強い闘争心に加えて、持ち前の勝負根性そして豊富な量を武器にかなり隙のない走りをする印象でした。もう少し、この闘争心が成長とともに優しくなると完成に近いかなと思いましたが、皐月で思ったよりもコントロールがきいた印象。雄大でダイナミックなフォームで走る馬で、現状まだ荒々しい走りで無駄も多いかもしれないがもっているエネルギーは大きい。新馬を逃げて後ろから差されるなど、その脆さを見せているがその後の勝ち方がかなりつよい。タイプとしては闘争心が強めだが、気持ちの強い、sSCで良いと思う。現状この世代ではトップクラスである。皐月賞は重馬場でこのダイナミックなフォームを崩されてなので割と度外視。それほど疲労もないとみている。極端な例になるが、アーモンドアイが有馬記念に苦戦したイメージか。大とびスピード系で逃げてとか、前目でロンスパがいいと思う。

ファントムシーフSC_1800~2400

ホープフルは休み明けでしっかり充電した中でしたから、ある程度、量で飲み込むかとも思いましたが、窮屈さで苦労しましたね。しかし気持ちは折れないタイプでそのあたりは評価できます。ダイナミックにスピードを上げたいので広いコースが良いですね。一方でミッキーやキングズレインには屈しましたが、量はそこそこありますね。共同通信杯で弾けたように、そこそこスピードも出せて押し切ることもできますから、ここは変幻自在ですかね。皐月は落哲もあって苦戦しましたからここでしょうね。

ソールオリエンスSC_1800~2400

冒頭に書きます。クロノジェネシスのイメージですね。この産駒は闘争心がしっかりあるイメージでその気持ちをコントロールできる精神力がどこまであるかが重要になる印象で、身体能力が高いとそれを活かすも殺すも精神力は非常に重要になりそうなイメージでした。当初この馬はまさに、身体能力が高いが気持ちが安定していない印象でしたが、皐月でうまく爆発させましたね。素晴らしかったです。一方で、この量はクロノジェネシスのそれに似ていて、量とパワーです。天皇賞秋でアーモンドアイ、フィエールマンに屈したあのイメージが今回重なります。

タスティエーラsSC_1600~2000

いい闘争心に持ち前の瞬発力もありますが、共同通信杯は何やら経験させられる競馬できたかね。我慢させてそれをエネルギーに変える戦略でしょうが少々力んだ印象でした。闘争心がしっかりあるのでそれをうまく解放させらるといいのですが、このあたりはタッチウッドと同様でしょうね。タッチウッドは今回その部分が解放されましたから、そのようなかたちでいきましたが、この馬もそうなるのかもしれません。もう一段優しくなったときが進化の時でしょうか。現状は闘争心強めなsSCのタイプでしょう。一方で、ツイッターのフォロワーさんに教えて頂いたのですが、この馬は喉なり持ちでそのあたり今後どのように出るかは注視したいですね。

ドゥラエレーデsSC(L)_1600~2200

闘争心とパワーで最後噛みつきましたね。ホープフルは見事な勝利でした。ダートなどいろいろな経験をしているところもよく、スタートからうまく前方につけて、スローペースの恩恵を十二分に発揮しました。持ち前のしぼとさも相まって強い競馬でした。闘争心がやや強く精神力もあってsSC(L)というイメージですね。ただ量については抜けた強さがあるわけでもなく、高い水準にはありますが、今回はうまくハマったイメージです。

トップナイフCS(L)_1600~2200

連戦の疲れもものともせずになかなかタフですが、最後の部分でドゥラエレーデに差されてしまったのは、これは疲労でしょうね。逃げて気持ちよくいけるとこまではよくて惜しかったですね。いい精神力があって、戦績にも起伏を作りながらリズムよくいくので面白いですね。鞍上も馬に合わせるタイプなので、臨戦さえ見間違わなければ面白い予想ができると思いました。タイプとしてはC主体でCSでやや淡泊な側面も見え隠れするのでCS(L)というイメージですね。

ハーツコンチェルトSC_1800~2400

量とパワーを活かすには内枠は窮屈すぎましたね。もう少し気持ちでやってくるとも思いましたが、どちらかというと自分のマイペースの世界のような馬ですね。広いコースに変わってズドンですね。スワーヴリチャードのようなイメージですかね。

べラジオオペラSC(L)_1400~2000

いい闘争心に加えて、我慢強さも兼ね備えており、量のレンジは短いところにありそうですが、いい瞬発力もあり、面白いですね。タイプとしてがSC（L)ですね。難なく勝ち進んできておりますが、新馬戦が秀逸でこの馬の負けん気の強さが垣間見えた瞬間でした。その次走のセントポーリア賞も前目で押し切るかたちで、強い相手も前に向かっていける楽しみな馬だと思います。