フェブラリーS予想
おはようございます。昨日はダイヤモンドSで◎ランフォザローゼスが見事激走して2着にきてくれました。非常にうれしかったですね。さて、今日はフェブラリーSを予想していきましょう。
1. フェブラリーS(G1)
1-1)過去の上位馬から見える傾向
1-1)-a 2020年
1着カフェファラオSC(L)
前走G1からの臨戦。1800からの短縮を前に行く位置どり。交互のリズムの巻き返しターン。前走大敗ではなく軽い凡走。重賞勝ちとしっかりとした量がある。
2着エアスピネルSL(C)
前走G1からの臨戦。1800からの短縮を前に行く位置どり。交互のリズムの巻き返しターン。前走大敗ではなく軽い凡走。重賞勝ちとしっかりとした量がある。
3着ワンダーリーデルCS(L)
G3からの格上げ、1400からの延長で前への位置どり。叩きながらリズムをつけている。近走安定しているCタイプ。Cの内枠。
4着レッドルゼルSC(L)
G3からの格上げ、1400からの延長を差しから差し。近走リズムは安定しているが、1200、1400が基本で1600以上の良績はない。前走接戦勝ち。
1-1)-b 2019年
1着モズアスコットSC(K)
G3からの臨戦。1400からの延長も芝G1での実績馬。前走圧勝でダートでも十分な量を証明。差しからやや前への位置どり。左回り大好き。マイル芝1600で実績。
2着ケイティブレイブSL(C)
G1からの臨戦。先行続きからの差しへの位置どり。闘争心をうまくエネルギーに変える。2000などで良績があって量は十分。
3着サンライズノヴァSC(L)
G3からの格上げ臨戦。交互の巻き返しのターン。斤量ダウン。近走リズムが安定で一定の量を示す。前走先行して凡走してからの差し。中距離実績あり。
4着ワンダーリーデルCS(L)
G3からの格上げ。1400からの延長臨戦。差しから差し。C系の外枠。叩きながらリズムを上げたいが近走ややリズムが悪い。
1-1)-c 2018年
1着インティ SSC
G2からの格上げ。1800からの短縮。Sの連荘中。リズム最高状態。1800以上で良績で量がしっかりある。
2着ゴールドドリームSCK
G1からの臨戦。2000からの短縮。圧倒的な量と実績。リズムもかなり安定して崩れづらい。
3着ユラノトSCL
G3からの臨戦。1400からの延長。近走リズムがよく、接戦で負けるも集中して安定している。莫大な量があるわけではないが1800で実績があり、一定の量がある。
5着コパノキッキングSC(L)
4連勝と連荘状態も、中距離実績がなく、量に不安がある。G3からの格上げ、1400からの延長と余裕がない状態。
1-1)-d ポイント整理
①重賞勝ちや1,600以上でしっかりとした量があること。
②東京コースで良績があること。左回り合う、長い直線好き。
③闘争心に加えてしっかりとしたC質がある馬は注意。
④叩きながら集中している馬は要注意。
⑤交互で巻き返してくるターンは要注意。
⑥1200、1400で良績があっても、延長はきつくなるので要注意。
⑦先行してからの凡走の後、差しに回ると怖い。ただし、良馬場でタフになるとき。
1-2) レース展開予想
過去のレースから、距離延長組、同距離、短縮組が何頭いるメンバー構成か確認し、さらにそれぞれのうまのS質の度合いで表にまとめた。1400などの延長馬が多いとペースが速くなると思いきや、意外と落ち着く。延長馬や同距離馬にSの強い馬が2頭以上いて、競るようにしてペースが上がる傾向。
したがって、今回のメンバー構成からペースはミドルからハイペースを想定した。
1-3) 各馬のタイプと量
1-4) 予想と見解
◎タイムフライヤー
前走、前々走と最後の直線でフラストレーションの溜まる競馬ですが最後まであきらめないところにやはりこの馬の根性のようなものを感じる。エルム、マリーンでの突き抜け方は非常に印象的でしっかりとした量を感じる。松田厩舎から橋口厩舎にかわっておそらく精神のバランスが悪く不本意な成績も続き、場体の増減も激しかったが、ここにきてしっかり精神力を見せながら増やしてきており、調子を戻してきた可能性があると考えた。前走の回顧で、馬体を絞って研ぎ澄ませばと書いたが、そうではなく、エルム、マリーンあたりの馬体重から推察するに、480~490あたりに理想があるのかもしれない。そうなったときがこの馬の体調が良い状態で量をいかんなく発揮できるとみた。さらに、S付加できる騎手と人気がないことは揃ったので、ここは勝負したいと思います。最後、うまく進路が空けば突き抜けてくると期待したいですね。
〇アルクトス
しっかりとした量がありながら、しっかり休みもとられており、かつ大好き東京コースに加えて馬場が渋ってくれるオプションもつきました。闘争心は死んでないですし、この条件になれば量はかなり上位になってくるので、ここでは期待できますね。
▲ソリストサンダー
前走でリーチがかかりましたから、ここで馬体を絞ってしっかり集中してほしいところですね。集中力系の真骨頂をみせてほしいものですね。
注ソダシ
気持ちがどうのこうのとちょっと気難しい馬になりましたが、やはり闘争心で走る馬ということと、前走よりは楽になるところはポイントなのかなと思いました。つまりは量ではかなり上位にあるので、ハマれば怖い部分もあると思いました。