日経新春杯レビュー

予想はこちら。

1.量とタイプの修正

2.結果と考察

ヴェルトライゼンデ、プラダリア、ヤマニンゼスト、ロバートソンキーと量の上位の馬が順当にやってきたレースで、中京2,200というタフなレースではこの差が浮き彫りになった。その中でロバートソンキーは一番タフな馬場を通った印象で騎手の差かもしれない。一方で大きな勘違いが予想であって、ヴェルトライゼンデ、ヤマニンゼスト、ロバートソンキーでほぼ似たようなタイプで、ロバートソンキーがSがある分だけここでやってくると予想したが、まったく逆で、ヴェルトライゼンデ、ヤマニンゼストがLの懐の大きさがある分だけ、この重馬場タフな環境で淡々と飲み込んできた構図だった。ロバートソンキーはこのSを次走以降に研ぎ澄ますして炸裂する場面か。
キングオブドラゴンが前走からの巻き返しを見せたが、2500から短縮かつ番手に控えてスローになったことで一時的に楽を味わえたことは良かったか。
ヴェローナシチーは集中できるタイミングであったが、馬体を絞ってほしい場面で増やしてきており、代謝リズム的にもお休みのターンになってしまった。当日の馬体重で嫌な予感はしたが、その通りとなった。となるとタイプ的にはLとCが交互にやってくるタイプのほうがしっくりくる。
プリマヴィスタは思ったよりも量のレンジがあっておらず、体力切れのような印象だった。このコースでレコードを出したときは内伸びの良馬場で、しっかり経済コースを回れたことが大きく、今回のような重馬場、延長2200はきつかった印象。したがって、重馬場であれば1800~2000、良馬場であれば2200くらいまでとイメージしておいたほうがよさそう。間隔的にはアーモンドアイが有馬でくずれたイメージ。いずれにしても持っているものと舞台が合致しなかった。この点について精査できなかったことは反省。

3.まとめ

中京2200ということで順当に量の順番でまとめるべきだった。ヴェルトライゼンデから迷わずいくことがここでは重要なレースであった。キングオブドラゴンは難易度が高い印象で、そうなるとヴェルトライゼンデの単勝だったのかもしれない。

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