アルゼンチン共和国杯レビュー📖
こんにちは。怒涛の週末が終わりまして、昨日はぐっすり寝ることができました。さて競馬についてですが、昨日のアルゼンチン共和国杯は、オーソリティが量でねじ伏せましたね。アンティシペイトについては、正体が概ね見えてきたというところで、しっかりと復習してまとめたいと思います。ちなみに、昨日はもちの木賞がきれいに当たりました。どうでもいいですね。さてはじめていきましょう。
1着○オーソリティLS(C)
このくらいの相手なら量で抑え込めそうでは?と思ったままでした。休み明けで、充電はOKといった感じで、気持ちよく前に行って突き抜けました。次走はきついかなと思いますが、東京コースはとことんリフレッシュして、やってくる分には強そうですね。一方で、しっかりと周り馬の量と比較することは重要です。
2着マイネルウィルトスSC(L)
精神力が強い馬なので、若干間隔があいてボケるのかなと思いきや、また延長をこなせる量がどうかなと気になって保留していたが、しっかりと走れる量があって、きつい展開で、2着に持ってきた部分はやはり精神系としては評価できるか。おそらく高速馬場のスローのヨーイドンはそんなに得意ではなく、パワーを使いながらスタミナを消耗するような場面が得意なのでしょう。量では劣りますが、クロノジェネシスのようなイメージですね。大物と肩を並べるには覚醒が必要かなと思いますし、良馬場のフラットでは、分が悪いかもしれません。また特殊な環境では注意が必要かなと思いました。一方で、いい闘争心があるので、それを活かせる場面だと今後楽しみですね。
3着フライライクバードSCL
いかにもな優等生タイプでこの馬を軸にしても良かったなと反省しました。今回このレースは精神力と量でと感じていました。そうであればこの馬が1番適任かなと思った次第です。今後も量の比較になりますが、同様のレベルであればこのくらいの好走はあると思います。一方で強く跳ねる感じはしないので、どちらかといえば、苦痛を味わって人気を背負って、ピークアウトする場面を予想するのが面白いと思います。
4着レクセランスSL(C)
井の中の蛙大海を知らずとはよく言ったもので、大海を知って完全にビビったパターンの馬。近走はごちゃごちゃというところは避けて、気持ちよく走らせてもらっており、気持ちよく差してくる。優しく乗られている印象で、この馬としてもそれでOKだと思う。なので、突き抜けて来ないと思うし、オラつくとしたら、下のレベルと走る時だと思う。どこかで、挑んでいくような競馬があれば進化する時だと思うが果たして。
5着△ディアマンミノルLC
いい感じでモードに入ってましたね。着順こそふるいませんでしたが、しぶとく最後は差してきてくれて楽しみがありました。今回はスローの展開でもう少し前で競馬してくれても良かったのかなという印象で、まあ鞍上の差もありますね。お疲れ様でした。
8着アンティシペイトSC(L)
勝負にしっかり出てくれて頑張ってくれたので、よくわかりました。現状は闘争心があって精神力の強さもありますが、量が足りなかった印象ですね。キセキとの差かなと思いました。仮説もしっかり検証できて良かったですね。今後はこの精神状態が維持できて、実力をつけていけば楽しみがありますが、現状は量の比較をしながら、優位性を見つけることですかね。実力をつける前にピークアウトしてしまう可能性もありますので、その時は残念ですね。
10着アイスバブルSL(C)
ちょっと絞りすぎましたかね。一段上がるというよりは、最後は覇気がなかったので、単純に疲労の可能性もあります。ゆっくり休んでほしいですかね。
最後に
このレースはやはりフライライクバードを評価できなかったところに尽きるかなと思いました。このメンバー構成、タイプ、空気感を見ながら、まずはフライライクバードとオーソリティで遊ぶのがベストだったかなと思いました。一方で、フライライクバードにアンティシペイトを重ねたわけで、考え方やコンセプトは悪くありませんでした。アンティシペイトはメリハリのない単調な臨戦過程が疲労を生んだのかなとも思いつつ、今週末に思いを馳せます。