税理士の魅力が伝えられるように

 愛知県も飲食店等の営業時間の短縮要請が出され、12月18日から1月11日まで営業時間を短縮し、一定の要件を満たす中小事業者は1日4万円の協力金が受け取れるようです。

 「業種別のガイドラインを遵守し、県の「安全・安心宣言施設」への登録、PRステッカーとポスターの掲示が協力金の条件になります。できるだけ速やかに、「安全・安心宣言施設」へ登録し、PRステッカー・ポスターを入手してください。」とQ&Aで記載があるので申請を予定している方でまだこのような条件を満たしてない事業者は速やかに手続きをする必要があります。

 申請自体は年明けになると思いますが、もし提出書類等でわからないことがあればお気軽にご相談ください!!


さて、昨日は税理士試験の結果発表だったみたいです。

もう私は受けてませんがやっぱり気になってしまいます。友人や知り合いで今年受けた方もいますので合格を祈願する次第です。

 合格率は会計科目は若干高めだけど税法科目はいつも通りって感じですね。

 それよりも私が気になったのは受験者数の26,673人・・・

 私が受験していた7,8年前は確か全部で5万人以上いたと思います。

 今はもう受験者数が私が受験生だった頃の半分くらい・・・特に私より若い方の受験生が減っていることが気がかりです。その受験者数の中でもかなりの割合で現職の税理士さんのご子息やご息女だと予想でき、私みたいに全くド新規で税理士試験受けようとする方はかなり少ないのだと思います。

 こんな状況になっているのは私が考えるに、おそらくこんな理由があるのではないでしょうか。

 1、税理士と普段接する機会も無いし、職業の魅力がわからない。 

 2、通常資格を取得するのに何年もかかり、時間がかかりすぎて嫌になる。モチベーションの賞味期限切れとなる。

 3、そもそも若い方の人口が減っている(少子高齢化)。

 こんなところではないでしょうか。

 確かに私は就職してから税理士を目指し始め、9年かかりました。トータルで会計科目、税法科目、大学院での税法の修士論文執筆や授業とで税理士になるために確実に全部で5000時間は勉強しました。また、費用面も専門学校と大学院の学費を合わせると350万円程度費やしました。

 私自身も長年かけて苦しい時期もあったのは否めないですが、今となっては目標に向かってひたすら努力した充実感に満ちた時間だったと思うし、同じ志を目指す友人も増えて大変有意義であったと思っています。

 今年独立開業して、今後もっと活躍して若い方に、税理士という仕事は、中小事業者の支援・発展に携われるという点で大変やりがいのある素晴らしい仕事であるし、税理士業の魅力を示していけるようしたいと思っています。

 そして、一人でも「税理士を目指したい!」と思える人が増えれば本望です。

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