修正申告書・更正の請求をした場合の持続化給付金申請
寒くなってきました。またコロナウイルス感染者が増えて心配な状況になってきています。
私は日ごろから手洗いはまめにし、マスクをして会話、電車に乗るときもつり革等むやみに触らない・荷物を座席の上の棚に置くなどできることをしています。
そんなコロナ禍ですが雇用調整助成金が来年以降も延長見込みだと新聞に載っており、雇用維持のためにも必要があれば利用していきたいところです。
世界的にはワクチン開発がうまくいっている会社の件で2社ニュースになっていましたが、私個人としてはこの冬を越え、もう1年くらいすればまた状況は変わってくるのかなぁと思っています。
今回はもうご存じだと思いますがコロナに対する給付金について記載していきます。
持続化給付金と家賃支援給付金の申請が2021年1月15日期限です。特に提出した確定申告書に税務署の受領印等がある場合は問題ないのですが、申告書を郵送等により受領印が無い、しかも納税証明書も受け取ることができないという状況が少なからずあって申請をどうすればいいか・・・というお話を聞きました。
状況としてはこんな流れです↓
①当初申告した確定申告書が郵送等なので受領印がない。
②売上や経費等の集計が明らかに違う・税額計算等に誤りが見つかることで納税証明書がもらえない。
③集計や税額計算等の誤りを正しくして修正申告書や更正の請求書を再度提出して受領印をもらう。
このような手順で確定申告手続きをしている場合は持続化給付金の申請をどうするか?
あまりこの場合での申請方法がインターネット等を見ても記載されていません。
実際このような状況で申請すると
確定申告書第一表の添付資料はあくまで確定申告書第一表なので更正の請求書や修正申告書を添付しても不備で返ってきてしまう。
売上金額も例えば修正して正しくした後の金額を入力しても、添付資料の当初の確定申告書の売上金額と異なるということで不備で返ってきてしまう。
なんてことがあり得ます。問い合わせ窓口等で聞くと
修正申告書や更正の請求書の1表と当初申告した確定申告書の1表を一つのPDFデータにして2019年の確定申告書第1表に添付が必要とのことです。
更正の請求書の場合は、所得金額欄しか記載がないので収入内訳書や青色申告決算書の添付が必要です。
また、このように添付資料をしっかりつけていても不備で返ってきてしまうことがあるので諦めず問い合わせ窓口用の電話で説明することが大事です。
色々手続きが面倒で諦めてしまっている方、まだ給付金の支給を受けていない方でこの11月、12月の売上金額がコロナウイルスの影響により去年と比べて大きく減少している場合は申請期限が1月15日であることにご注意ください。