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【夢について】死ぬ直前の3つの後悔~あなたの夢は何ですか?

『死ぬ瞬間』等の著作で知られるアメリカの精神科医のエリザベス・キューブラー・ロス女史は死が近い人に問いかける。

「あなたが後悔していることはありますか?」

と。
多くの答えをまとめると、およそ三つに分類できたという。


1.愛している人、大切な人に、ちゃんと感謝の気持ちや愛を伝えられなかったこと。

2.挑戦しなかったこと。

そして…

3.夢をかなえられなかったこと。


3番目の、夢を叶えられなかったことを死に行く人がロス女史に話したときに、彼女はこう問いかける。

「では、あなたの夢は何だったのですか?」

と。
ロス女史の問いに、具体的に答える人の他に

「わかりません」

と、答える人がいる。

なぜ夢がわからないのに、夢が叶えられなかったと思うのか?夢が叶えられなかったと感じるのか?

夢がわからないならば、叶っているかもしれないのに。

ここに、人生と夢についての秘密が隠されているのではないだろうか?

夢が叶えられなかったとわかるのは、たとえ意識に上っていないとしても、その人の存在として叶えたい夢があった、それを身体か何かは知っていたということではないだろうか?

だから、叶えたい夢がなにかはわからないけれど、叶えられなかったという体感だけはある。

どんな人にも夢は必ずある。ずっと昔から、単細胞生物だったころから、さらにはもっと以前から、生命は夢をかなえる存在として、想いを、夢をつなげて生きてきた。

本当に心の声に耳を澄ませば、きっと夢は見つかる。いやわかる。わかっている。

だから夢は必ず叶う。個人としての具体的な夢のレベルで考えるならば。
大切な人に、ありがとうの言葉と愛しているの言葉を伝えることのできる存在ならば。
ちょっとの勇気で挑戦してみればいい。きっと夢は見つかるし、叶うから大丈夫。

今、絶望して夢が実現不可能だと思っている人は、その目標を少し下げてみよう。

それから実現不可能を前提に考えている思考の檻の中に自分がいるということを頭に入れておこう。不可能を前提に、不可能の結論ありきで、夢の実現する可能性を探っている矛盾。

不可能を前提に実現可能性を探るのを止めるには、小さな一歩を踏み出せばいい。

小さな挑戦。

自分の枠をほんのちょっとだけ壊す。
いつもと違うことをする。
くだらない妄想をする。
紙に笑顔を描いてみる。
筋トレをしてみる。

なんだっていい。

ちょっとの勇気を持とう、感謝と愛を伝えよう。
自分は夢を叶えられる存在だってことを思い出そう。

もし、今絶望に囚われていたとしても、ほんのちょっとだけ自分の力を信じてみよう。

こころをほどいて、こころの声に耳をそっと澄ませてみよう。

あなたの夢は何ですか?

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