
ツーオペ育児雑感。(新生児期)
最初に
・私も夫も初めての子ども
・ふたりとも在宅フリーランス である。
退院して赤ちゃんとの生活がはじまって、ツーオペでよかった〜。というか、ワンオペ無理では?(主に精神面で)と感じている。夫もほぼ私と同意見ということを最初に書いておく。
新生児期(というか育児)の一番の悩みは泣き止まないことだ。二人でいるとどちらかがあやせるというメリットがあるけれど、それ以上に私がこういう育児もありなのかもと発見だったことがある。
それはツーオペだと泣き止ませることを早めに、しかも後ろめたさなく諦められるということだ。
具体的にはこんな感じ。
某日の朝。
朝食の用意ができて食べはじめたら赤ちゃんが泣き出した。
私「ありゃ、泣いちゃったね。」
夫「まぁ、しょうがない。先に食べよう。」
私「そやね。」
こんな感じ。
これ、ひとりでいたら絶対食べるのをやめて抱っこしていると思う。そうしないといけない気がするし、誰も見てないからこそ、自分を律してしまう。母たるもの自分を優先したらだめだ、というような気持ちになってとにかく無条件の赤ちゃんファーストをしてしまうだろう。
夫に「ひとりだったら抱っこしてると思わない?」と聞いたら「してるね。赤ちゃんと二人きりだと精神的につらいな。」と言っていた。
大人ふたりで会話しながらどうするか決めてすすめられるのも、ツーオペの大きなメリットだ。
抱っこをしてもしなくても泣く時は泣くし、新生児なので、ミルク、うんち、おしっこ、眠いのどれかしかない。ぶっちゃけ緊急性が低い。
ちょっとまってねーと声を掛けて、自分のことを多少優先させても問題ない。と分かっていても、ひとりだとそれができない。
今は泣かせておこう。と言う人がいるのが、ツーオペ最大のメリットな気がしている。
一緒に赤ちゃんを泣かせている共犯者的、気持ちの共有もある。
もちろん、放ったらかしにしているわけじゃない。手が空いている時はすぐに向かうし、泣かせていて用事が終わればすぐおむつチェックをする。
今日、夫は黄昏時の寝かしつけに1時間抱っこして家中歩いていたし、私も3時間毎のミルクをあげている。
基本のことをしていて、泣き始めた時はこういう対応の仕方も大いにありというか、そうしないと持たないなぁというのが、赤ちゃんと過ごして数週間の雑感である。
在宅勤務やフリーランスの夫婦が増えて、ツーオペ育児も増えていると思うので、我が家も含めこういうふうに少しゆるっとした育児も可能になってきたのかなと感じる。