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【プリセプター・教育担当向け】報告が増えるたったひとつのコツ
訪問看護ステーションの管理者時代。
教育担当の看護スタッフからよく相談のあった悩みについてお話ししたいと思います。
「新人さんからの報告が少なすぎて困ってます…」
これ、訪問看護だけでなく、どんな職場でもあるあるではないでしょうか?
プリセプティからの報告が全然ない
部下が困りごとを抱え込んでしまう
インシデントの報告が遅すぎる
些細なことでも早めに教えてほしいのに…
実は、この問題には意外と簡単な解決方法があるんです。
たった一言で変わる!報告を増やすコツ
その方法とは…
報告を受けたら、まず「ありがとう」と伝えること
たったこれだけです!
なぜ「ありがとう」が大切なの?
新人さんて「この程度のことで報告して申し訳ない…」と思いがちです。
そして、報告したときの上司の反応って、すごく気になるものです。
もし報告したときに…
無反応だったり
面倒くさそうな態度をされたり
「なんでこんなことも分からないの?」という反応をされたり
したら、どう感じるでしょうか?
「やっぱり報告しなければよかった」
「この程度のことは自分で何とかしないと…」
「次からは報告はやめておこう」
…となるものなんです。
みんなはじめは新人。この気持ち、わかるのではないでしょうか。
「ありがとう」伝えてますか?
でも、考えてみてください。
インシデントや困ったことって、最初は些細なことから始まることが多いんです。
だからこそ、些細な報告をしてくれることは、実はすごくありがたいこと。
それは、大きな問題を未然に防げるチャンスです。
「ありがとう」というと自分の心も穏やかになる
とはいっても、忙しい時に「今じゃない!」ってこと言われることがあるのも理解できます。
この報告に「ありがとう」と言うことは、些細な行動ですが、自分の心に余裕を生み出すこともできるんです。
先輩や上司が余裕がある(ように見える)のって、良い職場の条件です。
明日から、部下やプリセプティが報告してくれたら、まず「ありがとう」と伝えてみましょう。
「報告ありがとう」
「教えてくれて助かりました」
「早めに相談してくれてよかった!」
この一言で、きっと雰囲気が変わっていきますよ。
新人さんがのびのびしてる職場は風通しがよく、インシデントを未然に防げる環境です。
報告しやすい、相談しやすい環境作りのために、ぜひ今日からやってみてください!