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20230415

 4月も半分終わったらしいです。早いね。

GdbGリアルイベントに行ってきました

 まず「GdbGとは何ぞや?」という方のために少し説明を。
私の説明を読むより公式サイト見たほうが早い気もしますが。あとこんな記事読む人の9割はGdbG知ってる気がする。
 BMS界隈では例年秋〜冬頃に大規模BMSイベント「BMS OF FIGHTERS」シリーズが開催され、バラエティ豊かな作品が発表されるのですが、そこでの発表作品から選りすぐりの楽曲を収録したアルバムが2009年以降毎年リリースされています。
 それがGroundbreakinG(以下GdbG)で、ここ最近はリリース直前に全曲通し試聴配信がYouTubeで実施されており、そのクオリティの高さと選曲センス、年々レベルアップする配信時の演出等目を見張るものがあり、界隈内外から大きな注目を浴びています。そして今年はコロナ禍が落ち着いてきたこともあり、なんと全曲試聴配信前にさらに先行試聴会としてリアルイベントが企画され、クラブ音響で実際に全曲の試聴を行う機会が設けられることになりました。
 
 …で、折角なのでこのリアルイベントに参加してきました。告知が出た時点では参加登録(事前予約制でした)している人がGdbGのクルーや楽曲提供経験者等大物ばかりで「自分みたいな一般人がいて悪目立ちしないだろうか…」と少々不安だったのですが、Discordの通話で運営関係者の1人と話す機会があり、「(その時点での参加登録者が)関係者しかいないしもっと一般サイドから来てくれ(意訳)」と言われたので重い腰を上げることにしました。


 迎えた当日は見事に雨。
 正直ファイナルストアことファイナルソードのアパレルグッズ物販が開催された時に興味はあったものの当日土砂降りで外に出ることが億劫になり結局行かなかった程度には雨耐性が当方低いですが、GdbGシリーズを2012年に知って以降毎年追いかけている人間としては絶対外せないという思いの方が強く、珍しく雨をものともせずに会場に向かった…となれば格好が良かったのですが、やっぱり多少楽で速い方をと横着した結果乗ったバスが地元の交通渋滞に巻き込まれて遅れまくり、結局開場にはギリギリ間に合わず少し遅れての会場入りとなりました。

 イベントの1番手はBMS作家として抜群の知名度を誇り、BMSプレイの腕前も非常に高いことで知られるotoshi.bさんとqfeileadhさんによるパフォーマンスでした。このパフォーマンス、BMSをDJのミックスのように実際に立て続けにプレイして繋いでいくという趣旨のものなのですが、こういったものもBMSのイベントならではだと思います。コロナ前は定期的に行われていたBMSやる会を思い出したり。奇しくも会場が一緒でした。

パフォーマンス中MCのkei_iwataさんによるラップや生歌が披露される場面も

 途中コントローラーの不調で曲が途切れるハプニングはありましたが、DJの如く曲を繋ぎ切り、高難易度のパフォーマンスを見事クリア!
 因みにRTAの如くプレイ後に「完走した感想をどうぞ」とインタビューが入っていました。
 プレイされた譜面の中には今回のイベントのために作られた特殊差分もあったとか。本気が伺えます。

 続いてイベントのメインに当たるGdbGの全曲試聴が開始。
 どんな流れだったのかを書いていきたい…のですが、先述の通り、このイベントはリリース前試聴のさらに先行試聴という立ち位置のため、詳しい情報はネタバレを避けるため敢えて伏せておきます。
 一応公式の予告で情報が公開されている分のスナップショットを載せておきます。

utzbo氏、ついにGdbG参戦
会場を沸かせたウオウオの4人合作も
かんざきしおん氏のPalette Lab。こちらも初参戦

 個人的に印象深かったのは祈雨の菖蒲の演出ですね。もともと小説とBMSが一体化した作品という特殊コンセプトの作品なのですが、今回のためにBGAが再編集され、尚且つ小説版の要素が最初と最後に挿入されておりより作品のストーリー性が際立っていたと思います。こういった試聴のVJ演出もGdbG試聴の魅力だと思います。
 あとは■■■(ネタバレのため伏字)のレパートリーが4倍くらいに増えてそれに合わせてBGAもロング仕様になっていたり、■■■■■■■■■(ネタバレのため伏字)のタイトルの意味が明かされたり、■■■■■■(ネタバレのため伏字)がまさかの形で収録されたり、■■■■(ネタバレのため伏字)が満を辞して収録されて納得の感動を呼んだりと今回も聴きごたえ抜群でした。
 リリースが待ち遠しい…。

 最後は翡乃イスカさん、BAECONさんによるDJライブでした。

イスカさん&Re:keiさん
BAECONさんのセットのトップバッターはあの曲

やっぱりこういうDJライブで自分の推し曲が流れるとテンションが上がりますね。IKAROSが流れた時は思わず叫びました。


 という感じでイベントは大盛況のうちに終了しました。
 リアルイベントは最近はM3くらいしか参加しない出不精の私ですが、今回のGdbGイベントは非常に楽しめました。クラブミュージックを源流とするといってもいいジャンル主体の音楽を実際のクラブ環境で聴くのは良いですね。やっぱり「音」が違います。
 あと、今までDiscordやTwitter上でしか交流がなかった人とリアルでお話しできたのも良かったです。

 改めてイベント運営の皆様お疲れ様でした。楽しいイベントをありがとうございました。

 コロナも落ち着き気味だし、次は例の会場でBMSやる会in東京が復活するといいな〜〜〜という個人的な願望を書いて本記事は締めようと思います。


※追記:本記事の画像はGdbGスタッフの方の許可をいただいた上で掲載しております。


追々記:アルバムが正式リリースされたのでネタバレゾーンの答え合わせ載せときます。

今回も聴きごたえ抜群なのでみんな聴きましょう

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