引き算ができなかった私が高校にトップで合格!?〜マイストーリー1〜
今、子供たちに勉強を教えているなんて、当時の自分が知ったら、絶対信じないだろう。だって、当時、私は落ちこぼれでしたから・・・
転勤族、一人っ子、両親共働き、コミュ障、小学校は2回転校。
人の輪に入らず、いつも一人ぼっちでした。
小学2年の頃、引き算が分からず、教室の後ろに立たされました。
左利きの私は、左と右が分からなかったので、おそらく「左から右を引く」と言う意味が分からなかったのです。(推測)
給食も遅くて、掃除をしている中、食べなければなりませんでした。
勉強できない、おとなしい、食べるのも遅いと完全に落ちこぼれでした。
学校生活、集団生活から取り残されていました。
学校は大嫌いでした。
学校に行きたくなかったけど。両親に告げる勇気もなく、ずっと保健室児童でした。
学校に行くとお腹が痛くなったのです。お腹が痛くて、ずっと保健室で寝ていました。
それでも、少しずつ友達ができるようになり、ある男の子が勉強を教えてくれるようになりました。
そこで、保健室児童でなくなり、勉強も平均程度にできるようになりました。
その男の子は私の初恋です。(余談)
小学5年の夏、2回目の転校をしました。
その頃は、親の顔色を伺う一見問題のないおとなしめの女の子でした。
自分から何かを望んだり、決めたりはなく、友達の意見が私の意見でした。
何かを決めるときは、友達の意見を採用していました。
やりたいことは〇〇ちゃんと同じ。
将来の夢も、〇〇ちゃんと同じ。
卒業文集の将来の夢は、友達に書いてもらいました。
多分、花嫁さんだったかと思います。
それでも、引越しをしてから、自分の意思で塾に行くようになりました。
落ちこぼれて一人ぼっちになるのが怖かったからです。
一人ぼっちになるのが怖いと言う思いから、誰かの一番になりたいと言う思いが強くなりました。
仲の良い女の子を独占したくなり、ずっと、その女の子と一緒にいました。
しかし、その女の子に裏切られたのです。
秘密を暴露され、言いふらされました。
一番の親友だと思っていた友達に裏切られた私は、何をしても誰かの一番にはなれないと、さらに孤独を感じるようになりました。
いつも、家で死ぬことばかりを考えていました。
私の超ブラック時代です。(笑)
感情の波も激しく、何を考えてるか分からないような子供でした。
家で、マンガを読み、テレビを見て過ごして、朝起きたら死んでいたらいいのにって思っていました。
その頃に救われたのが、叔母からもらって、家にやってきたチワワでした。
その犬が心の拠り所となり、少しずつ感情の起伏がなくなっていきました。(と思います)
淋しさをいつもそばにいてくれる犬でなぐさめ、学ぶ事で忘れるようになりました。
特定のグループにいじめられた事もあります。
そばを通ると「死ね」と言われました。
「くさい」「うざい」「存在が嫌」と言われた事もあるかと思います。
家にいたずら電話もありました。
必死に耐えていました。
少人数によるいじめでも本人にはかなりのダメージが大きいです。
そんな中、一人の先生と出会い、学ぶことに対してさらに意欲的に取り組むようになりました。
当時、いじめられていた私が一目置かれるようになったと思います。
成績はどんどん上がり、クラスのトップ3に入るまでになりました。
中学の最終成績は上位3%に入り、高校はトップで合格するまでになりました。
高校では、いじめっ子とも離れ、いじめはなくなりました。
出会いの中で、私は幾度となく立ち直りましたが、ここから先もまた出会いによって救われていきます(明日へ)
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