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関わった人の人生を豊かにするために

表面的な幸せとは裏腹な内面崩壊

結婚し、子供2人にも恵まれ、表向きは幸せな家庭に見えました。

しかしその内面は

主人の発言により傷つき、身勝手な行動に対する怒りをぶつけることもできないまま過ごす日々でした。

職場との人間関係

ママ友カースト

幼稚園でのいじめ

子育ての悩み

人間関係を中心に様々な悩みが押し寄せてきました。

私はこのまま時を過ごして、果たして、後悔しないだろうか・・・

自覚はありませんでしたが、今思えばこの時私は鬱に近いものだったのかと思います。
全てに悲観的であり、笑うこともなくなりました。

心の中では誰かに助けを求めながら、日々、家事育児のこなす毎日でした。

昔だったら逃げてしまえていたことも、年齢を重ねるごとに逃れられない苦しみとなり、救ってくれる人もいませんでした。何もできない自分、逃れられない日常。

専業主婦の私には見える世界が狭すぎたのです。

何かに集中することで忘れたかった

人は本当に悲しい時には泣けないと言います。

私もそのような状態になっていました。

笑っていても目は笑っていません。
泣くこともなくなりました。

人は辛い時、何とか現状を打開しようと立ち向かうか、何事もなかったかのように振る舞う、我慢するか(重なるとおそらく心が病気になる)、
ひたすら違うことに打ち込むことで辛さを忘れようとします。

その頃、サロネーゼ、ハンドメイドで輝いているママ友を見て、私もハンドメイドの世界に飛び込みました。打ち込めるものが欲しかったのです。

アクセサリー講師となり、サロンで教えたり、
ホテルやカフェで販売したり、イベント出店もさせていただきました。
教室に来てくれる生徒さまが、楽しそうに作っている姿を見て、私自身が満たされていきました。

行き場のなかった心に灯りが灯ったようでした。

人に感謝されることで、自分自身が満たされていきました。

私というちっぽけな人間でも人の役に立つことがある、そんな生き方がしたいと漠然と思うようになりました。

その後は、パートとアクセサリー講師を掛け持ちしていましたが、目の病気にかかり、講師の方は止めてしまいました。
現在は、ネットでオリジナルアクセサリーを販売するのみになっています。

後悔しない人生を生きたい

打ち込んでいくにつれ、重くのしかかっていた様々な悩みが、少しずつ軽くなっていきました。

そして、パートでの生活が3年ほど続いた頃、1冊の本に出会いました。

宮本佳実さんの「可愛いままで年収1000万円」です

こんな生き方、働き方があるとかなりの衝撃を受けました。

それまでは、「嫌でも時給のためならこの仕事で頑張るしかない」と思っていました。その時のパートは、人間関係も比較的良かったのですが、1時間ほどで仕事が終わってしまうのに6時間の拘束があり、常に時間のムダを感じていました。このままこのパートを続けるべき、楽ならそれでいいじゃないのかと思っていた時に出会った本でした。

こんな働き方、生き方ができたら、後悔しない人生が歩めるのではないか。自分で自分の人生を創造出来るのではないか。

創造したいと思いました。

誰かのために役に立つことができる。

そこでパートをやめフリーランスになったのです。

目標は決まっている。

誰かの役に立ちたい。

手段はどうする?

興味のあるもの、できるものを片っ端からしていきました。

もともと、おしゃれ好きなこともあり、宮本佳実さんと同じパーソナルスタイリストから始めました。

でも、しっくり来ません。

自分のオシャレは好きなのに、他の人にアドバイスをするのが苦手、
アドバイスをして嫌がられたらどうしよう、気に入らなかったらどうしようと悩んでいるとそれは好きではなくなってしまいました。

次に、お世話になっていた起業家さんに「オンライン事務」はどうかと勧められました。自分にできること、悪くはないと思い、並行してやり始めましたが、私の中でフリーランスになってまでやりたかったことはこれなのかというジレンマに陥りました。頼まれた事務だけをこなしていました。

次を模索している時に出会ったのが、子供に勉強を教えることです。
マイストーリーパート1、パート2でもお伝えしてきましたが、私はできないところから、出会いを通じて救われてきました。
私になら、それを伝えることができるのではないかと思いました。

子供たちのできるようになった時の素直な喜びを目にしていると、やりがいを感じます。

もっと笑顔にしたいと思います。

こちらが、現在の仕事に至った経緯です。

かかわった人の人生を豊かにする


起業して4年、ここまで自分自身について向き合ったことがありませんでした。

向き合ううちに、私の今の価値観が過去の体験に基づくものだと再確認できました。

私は子供たちに勉強を教えています。
勉強を教えてもらう先生は優秀でなければならない。そういった先入観がありました。
塾生募集の広告に先生の経歴が載っていますが、「元落ちこぼれです」なんて文言ありませんよね。


今まで生きてきた中で私を傷つける人もいました。けれど、私を救ってくれた人もいます。その人との出会いのおかげで今があります。

かかわった人の人生を変える、人生を変えるまでもいかなくても、前を向けるよう導いていく存在になりたい。

子供たちにできる喜びと学ぶことの大切さ知って欲しい。

特に国語においての文章を理解して、自分の考えを述べることは、どの科目においても必要となる力です。
そのお手伝いができたらと思います。

自分を幸せにできるのは自分

子供たちはもちろん母親である女性にも伝えたいと思います。
自分を幸せにできるのは、ご主人でもなく、子供でもない、自分自身なのだと。

自分の人生は自分だけのもの、自ら自分の人生を創り出していく。

自分の意見を持たず、将来の目標も夢もなく生きてきた私が、私と関わることで幸せな女性を増やしたいという使命を持つまでに至りました。

本当に何が起こるか分かりませんよね。

引き算が出来なくて、保健室児童だった私がですよ。

もうすぐアラフィフですが、学びはやめません。そして、その学びが私と同じような生きづらさを感じていたり、悩みに押し潰されそうになっている人たちの救いとなりますように。

日々、お伝えしていきます。

AMI

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