偏差値40台から再び救世主登場で大学合格!〜マイストーリー2〜
ノリと楽しさだけを求めた高校時代、大学受験も全落ち
高校をトップ合格しましたが、もともと目標がない私は、勉強のやる気を失っていきました。
将来の夢もなりたいものも、熱中できるものもありませんでした。定期テストは一夜漬けです。
クラブは1年でやめてしまい、帰宅部です。
女友達少なめ、男友達が多いタイプでした。
「楽しいこと」だけを行動基準にしていました。ノリさえ良ければなんでもOK。染まりやすく流されやすい。好きな人もコロコロ変わり、手に入りそうになると手放す。
これが、私の性格です。
この頃は何を考えていたのか分かりません。その時、楽しければいいと思っていました。受け取り下手、枠にはまりたくないと思っていました。
社会人になるのが嫌と言う理由で、4年制大学を受験しました。全落ちしました。
勉強していなかったので、当然です。勉強しなくても大学に受かるタイプでもありません。人より頑張らないと受からないタイプです。
またもや現れる救世主
浪人生になっても、ヤル気がおきませんでした。
浪人生、恋愛なんかしている場合じゃないと思われるかもしれませんが、将来不安な若い男女が一緒にいて、恋愛が起きない訳がありません。自分の恋愛、友達の恋愛相談と勉強どころではなかったです。
彼氏が他の女の子と遊びに行ったと分かると、自習を止めて1時間話を聞く。
彼氏の浮気が発覚すると、2時間公園で慰める、といった具合に・・・
(私もいろいろありました、、、でっかい夢を語るビックマウスくんとか、ノリだけで口説く男やら、、、笑)
本を読むことが好きな私は、恋愛、エッセイを読みあさっていました。でも、マニュアルどおりにいくはずもなく・・・もし、私がここで恋愛を極めていたら、恋愛コンサルタントになっていたかもしれません。
哲学にもハマり、勉強しないで哲学に関する本もよく読んでいました。
自分は何者なのか、私の存在意義ってなんだろう・・・とばかり考えていましたが、答えば見つかりませんでした。
おい!浪人生。勉強しろ!!!って感じですね。
ここで、再び救世主が現れるのです。
私の致命的な英語の成績を見兼ねて教えてくれる人が現れたのです。
英語の成績が少しずつ上がっていきました。
成績が上がると不思議なものです、学ぶ事が楽しくなって行きました。
秋以降は、睡眠3時間、15時間くらいは勉強していたかと思います。
人生最大のフロー状態だったと言いましょうか・・・
睡眠3時間でも眠たくなかったのです。眠るのが惜しいくらい勉強していました。
英語の偏差値が、40台だったものが60前後まで上がりました。
志望校には受からなかったものの、無事大学に合格しました。
だから、今、出来ない、やる気が起きないお子様も、きっかけ次第で違う成果が得られるのだと思います。
私は元落ちこぼれです。
それでも、フロー状態になり、勉強することで大学に合格することができたのです。
遊び尽くした大学時代
大学生活で学んだ記憶はありません。
もともと染まりやすく流されやすい性格です。目標もなりたい職業もありません。
進んで勉強するタイプではなく、お尻に火がつかないとずっと遊んでいるタイプです。
バイトと恋愛、サークルに明け暮れる毎日でした。
大学時代も恋愛のいざこざで散々な目?いろんな経験?をしました。辛いことがある度に、ここではお酒の力を借りて落ちていきました。
それでも、この頃は根拠のない自信というものがありました。
幾度となく、成功体験を積むことができたからでしょうか、若気のいたりでしょうか・・・
人間やればできる!私だったいざとなったらできるんだと、自分を過信していた頃です。
就職活動の際も生かされ、就職難のなか、証券会社に就職することができました。
不安から逃げるため知的好奇心を満たしていく
証券会社に入社すると、証券外務員試験などの資格試験や金融商品の知識など学ばなくてはいけないものが多くありました。
何度も言いますが、私は染まりやすく流されやすい性格です。こういった環境におかれたことは私には良いものでありました。
仕事は面白くなく、すぐにでも辞めたいと思いました。
でも、知識を吸収するのは楽しいものでした。
証券会社の後も法律事務所に入所しました。
法学部でしたが、法律の知識が乏しかったので、法律の現場を経験したいと思い幸運にも働くことができました。
この頃、恋愛関係にとても悩んでいました。(毎度のことですが・・・)
相手の気持ちが分からず、常に不安でした。知らない知識を学んでいくことで、私はその不安から逃げていたのです。
私には、履歴書に書ける資格がたくさんあります。これがいいとか自慢だとは思いませんが、知的好奇心の成果の一つでもあります。
そして、27歳の時に結婚をしました。
結婚後も、何かある度に『学び』の中から自分を見出していきます。
(パート3へ)
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