[日記] 誰も信じない
最初に言っとくが、自分自身も信じない。
人間は嘘をつく生き物。
基本の考え方を誰も信じないようにすると、裏切られたとか、期待していたのにとか、ガッカリする事もなくなる。
先ほど人間は嘘をつく生き物といったが、正しくは嘘をつかないと生きてくのが難しい。
信用とか信頼とか、互いにそれがないと何も成すことができないし、その枠を暗黙の了解で固める。
会話をすることで、大体相手の素性はわかるようになってきた。でもそれはカッコつきで、わかったつもりで、この人はこのカテゴリーにみたいに、分ける作業を頭の中で自然に行っている。
ただあまりこの作業は信じないようにしている。
なぜなら、人は多種多様で様々な環境で育つから、同じ考えなどないと思うからだ。
互いにとって大切なのは、争わないことだと思う。
俺は争いが嫌いだ。
でもどこか興奮するような、求めているような、そんな感覚に陥るときがある。
全ての血がにえたぎって、この瞬間の生を全うしている感じがするから。
あまり言いたくないがDNAたるもので、遠い祖先の戦わなくては生きていけなかった時の、防衛本能なのだろうと思う。
だから、決してそうしたい訳でもたいと思えるようになってからは、息をするような自然なことなのだと思うようにしている。
訂正することを恐れずに、間違いを犯すことを恐れず、ただ目の前の一歩を踏み締めることを、繰り返すだけなのかもしれないと今は思う。
人を信じたいし、自分も信じたい。
その為に出来ることはなんなのか?
今できることに集中する。
期待しない。何ごとにも。
今を生きる。
それに尽きる。