見出し画像

芸術とは?

俺はギターで曲を作ることが多い。
自分のことを音楽家とか、アーティストだと思っていない。
ただ楽しいから自分で作詞作曲をして歌っている。
でも、売れたい、有名になりたい葛藤がないわけじゃない。誰かに聴いてもらわなきゃ演奏することすらできない。
少しでいいんだ、そう思いながらどうすればいいのか、ずっと考えている。
「自分の中に孤独を抱け」岡本太郎が芸術について語っている。
その中で、「絶対的な創造の意志であり、そこにある感動だ。」
「職能的な芸術の狭さに捉われた古い考え方であって、そんなものにこだわって自分を限定し、かえってむずかしくしてしまうなんてバカバカしい。」
何かを作ることが本能なのであれば、それを積極的に作りそして感動する。その子供の頃のような、無垢な気持ちでいたい。
大袈裟に考えすぎたせいで、何をするにも自分には無理だと、レッテルを貼ってしまう。
上手くしたいわけじゃない、感動したいんだ。
誰かに褒められたいんじゃない、夢中になりたいんだ。
自分で絵が下手だと思って書いてこなかった。でも、描きたい気持ちが心のどこかで燻っている。
何が描きたいかわからないけど描いてみたい。
踊りが下手だけど、おもいっきり踊りたい。
そんな気持ちがあるのに、俺は下手だ、カッコ悪いとやめてしまう。
夢中でやりたい、そして、感動したい。
文章も一緒だと思う。
このnoteを始めるまでは、俺は馬鹿だからって書くのを躊躇っていた。
でも、書き出すと止まらなくなって、どこまでも書いていたいと思うようになってきた。
誰かが見ているから上手く書きたい、多くの人に見てもらいたい、そう思わなくもないけど、それよりも今この瞬間に書きたいと思って書いていることが楽しい。そして、うれしい。
感動すらしている。
どんなことでもやってみたい、積極的にやってみたい。
そう思えた俺は幸せだ。

いいなと思ったら応援しよう!