新米監督#1
さて、そろそろ就職先が決まり
ワクワクとドキドキの4月を迎えるまでの残り2ヶ月ほどを楽しんでいる学生様方も多い時期となって参りましたね。
新入社員といえば、我が社でも合宿研修なるものがあり、某研修施設にて社会人としてのマナーや、これから携わる”仕事”の知識を短期集中で詰め込まれ、5月の連休明けぐらいに各支店や営業所へ派遣されていく・・
不安いっぱいでたまらないと思います。
かく言う私は、現在の会社を中途採用で入社しました。
前の会社も道路会社。ここが、また・・すごい会社でした。入社式もせず、入社初日で、道路屋なのに上家解体工事の現場へ放り込まれました。
一人で・・・その時のお話でも。
・現場監督人生の一歩目
さて、初現場の状況は、貨物用の配送センターの上屋解体及び舗装版撤去、各種埋設配管撤去。その後、路盤材料を敷き均し転圧、引き渡しという流れ。
高校卒業したての18歳。
「お・おかしい・俺道路屋さんに入社したはず・・」
解体工事業者といえば、強面のおじさんだらけ。
「こ・・こわい・・どうしよう。何しよう・・」
そして、先輩監督からは、
黒板とカメラを渡されたのみ。
「これで、何を撮れば・・」
もう、不安通り越して恐怖を覚える現場。
lv1の勇者が「ひのきのぼう」と、「ぬののふく」で、
ちょっとラスボス倒してきます的な感じ。
しかし、俺もこの仕事すると決め、
入社した身である。
いきなりへこたれては、この先やっていけない。
そう思い、自分を奮い立たせ
強面おじさんと対峙する・・
続く・・
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