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落語を楽しむ
家族に誘われて、以前から落語をちょこちょこ見に行っている。この日も母と、『いちのせき落語会』で三遊亭小遊三さんと瀧川鯉斗さん、春風亭昇也さんの落語を見に行ってきた。
春風亭昇也さんのことは存じ上げなかったのだが、大いに笑わせてもらった。言葉が聞き取りやすいし、連続して繰り出す小話がまぁおもしろい。笑った笑った。お隣さんも後ろのおじさんもゲラゲラ笑っていた。
落語家さんは小話でお客さんたちの笑いのレベルをはかると聞くが、小話の段階ですでに合致したようだ。
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これまで見た落語家さんで、やっぱりこの人すごいんだなって思ったのは桂歌丸さん。
落語家さんって、ここからが本題だぞってとこで羽織をするっと脱ぐのがお約束。私はそれが好きで、じっと見てしまう。
数年前に見た歌丸さんの羽織を脱ぐ所作は、うまく言えないが、なんかこう、静かな気迫のようなものをピンッと感じた。
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その桂歌丸さんの弟子、桂枝太郎さんの落語も、何年か前に二、三度見たことがある。なかなかおもしろかったし、岩手出身なので覚えていた。
たしか二ツ目に昇進したときだと記憶しているが、前座のときより堂々としていて、目を奪われた。
笑点では時々山田君の補助をしていて、
「おっ、枝太郎だ。元気そうだな」
などと親戚のオバチャン気分で応援していた。同年代だけど。
近頃は笑点で見なくなった。歌丸さんとともに辞めたのかと思っていたが、いつのまにか真打に昇進していたから、堂々と卒業したのかもしれない。
ちょこっと調べてみたら、地元で何度も落語をやっていたようだ。活躍を私が知らないだけだったか。
応援してます。
これからも笑わせてくださいね。