信頼されるリーダーになるための心構え
こんにちは!たうろむです。
閲覧ありがとうございます。
今回は「信頼されるリーダーになるための心構え」と題して、リーダー足りうる条件と、リーダーになるための具体的なアクションプランについてお話しようと思います!
今回参考にさせていただいたのは下記の書籍になります。
それでは早速参りましょう!
1.リーダーシップとは
まず、リーダーシップとは何か?その定義から入ろうと思います。リーダーシップとは、自らの目的や欲の実現のため、他人を巻き込み主体性を育みつつ本気にさせる、後天的な経験によって下支えされた素養のことを言います。ここで重要なのは、リーダーシップとは先天的な才能ではなく、後天的な経験によって育まれた能力であるということです。つまり、適切な経験を積んでいけば、誰しもがリーダーシップを体得することが出来ます。
2.リーダーシップを身につける3つのメリット
そもそも論にはなりますが、リーダーシップは何故必要なのでしょうか?この問いには、大きく分けて3つのメリットがあるから、と答えることができます。1つ目は、自分一人では出来ないことが出来るようになることです。当たり前ですが、人手を増やせば物事に投下出来るリソースが増えるわけですから、出来ることは広がります。仮に誰がやっても10時間かかるタスクがあるとすれば、1人でやると10時間かかりますが、10人でやれば1時間で片付きます。つまり、短い時間でより多くのことが出来るとも言えます。2つ目は、経済的なリターンが得られることです。リーダーシップはかなりの需要がある一方でとても希少なスキルであり、市場経済の原則の通り、そのスキルには高い価値がつけられ、報酬という形で自分に返ってきます。経営者が高所得であることはよく知られた事実かと思われますが、これは経営者の人を取り纏める能力、すなわちリーダーシップに高い価値が見出されている、と見ることもできます。3つ目は、人生における幸福度が上がることです。人間は選択が出来る状態にある、もしくは選択をすることに幸福を見出す生き物です。リーダーとは選択することを重視されるポジションになるので、周りに振り回されることが減り、精神衛生を良好に保つことが出来るようになります。
3.リーダーシップを身につけるために必要なこと
さて、リーダーシップとはどのようなものか、身につけるとどんなメリットがあるのか?についてお話してきました。それでは、具体的にはどのようにしてリーダーシップを身につけていけばよいのでしょうか?それは、自分の欲に自覚的であることです。換言すれば、こうありたい、こうなっていたいという自分の思いにしっかりと目を向けることです。先に述べた通り、リーダーシップとは自分の欲の実現のために相手を巻き込む能力ですから、欲を持っていることは必須条件とも言えます。こう申し上げると「そんな欲、思いつかない」、「そもそも欲なんかない」という方もいらっしゃることと思います。しかし、本当にそうでしょうか?人間には認知的不協和を嫌う、という性質を持っています。これは受け入れがたい事実や理想と現実との矛盾を、前提条件や自分の考えを無意識的に書き換えることで受け入れてしまうことを誘発します。自分の欲を満たせない事実を、自分は欲を持っていないという解釈をして納得しているだけではないでしょうか?例えば、金銭的に十分な余裕があり、仕事なんかせず海外でのんびり暮らしている富豪の話を聞いたら、あなたはどう思うでしょうか?多少なりとも憧れや嫉妬の感情を抱くのではないでしょうか?それも立派な欲の一つです。こうしたことを考えてみると、自分の欲には枚挙に暇がないことに気が付くはずです。そうした欲を一つ一つ認識していくことが大切です。また、リーダーシップを発現するために必要な欲には満たすべき3つの条件があります。1つ目は自分を本気にさせること、2つ目は集団の能力を必要とすること、3つ目は巻き込む相手にとっても魅力的に感じられることです。標語的に言えば、「己が欲し、人を欲し、人が欲する」と言い換えることも出来るでしょう。このような欲を見つけるためには、些細な欲を大切にすることが重要になってきます。例えばもっと友人を増やしたいとか、美味しいごはんを食べたいとか、自分の努力次第で満たせそうな欲を適宜満たしていくことです。そうした欲を積み上げ、渇望する力を取り戻していけば、やがて上に述べた三条件を満たすような欲に行き着くはずです。
4.具体的な取り組み方
さて、相手を巻き込んでいくために重要な基礎方針があります。それは、相手のモチベーションに主体性を持たせることです。要はやらされているからやっている、ではなく、やりたくてやっている状態に相手を持っていくということです。そのために必要な取り組みは大きく2つあります。一つは、相手の特徴を理解することです。相手の特徴が生かせる環境であれば、成功体験を多く積むことが出来、自発性を持って動いてくれる可能性が高まります。例えば、他人とコミュニケーションをとることが得意な人には、じっくりと考えるポジションではなく、交渉や会話の機会が多くあるポジションを与える、といった具合です。相手の特徴をつかむために持つべき問は、相手の得意なことは何だろう?という問です。常に疑問を持ちながら接し、特徴を捉えようとする姿勢を崩さなければ、その人の得意なことが分かってくるはずです。もう一つは、相手のことを信頼することです。当たり前ですが、人は信頼されていると感じないと、自分も信頼しようとは思わないものです。相手に信頼されたければ、まずは自分から相手を信頼しましょう。裏切られたらどうしようと思うかもしれませんが、本気の信頼を見せられたら裏切ろうと思う人は少ないはずです。自分から動く姿勢を忘れずに。
5. 最後に
ここまでリーダーシップとは何か?そしてどのように行動していけばいいのか?について解説してきました。どんな集団においてでも構いませんので、一人でも多くの人が是非リーダーを目指して行動していただけたらなと思います!何か参考になることがあれば幸いです!