【大阪杯2022】過去データから読み解くレース傾向と有力馬診断
早速ですが大阪杯2022のレース傾向と有力馬を診断していきたいと思います!
よろしくお願いします〜!
1.たうの競馬成績
まずは予想レースの振り返りをしていこうと思います。
高松宮記念の予想と結果はこちらです。
◎ レシステンシア →6着
○ メイケイエール →5着
▲ ダイアトニック →14着
△ シャインガーネット →7着
△ グレナディアガーズ →12着
△ ロータスランド →2着
まさかの1人気〜4人気まで飛ぶという大波乱の決着となりましたね。私の予想も完敗でした。。。
これで今年の回収率は100%を切ってしまい、現在の重賞回収率はこちらです。
2021年:140%
2022年:88%
賭け:46,500円
払戻:41,050円
G1成績は良いだけに悔しいですが、大阪杯的中に向けて予想していきます!
2.大阪杯とは
まずは大阪杯がどんなレースなのか見ていきます。
概要
大阪杯は阪神芝2000mで開催される春の中距離路線の最強馬決定戦で、2017年からG1に昇格しました。
去年は重馬場開催の中でレイパパレが4馬身差を着ける圧倒的勝利が印象的でしたね。
今年は去年の有馬記念で中距離女王のクロノジェネシスに勝利した現役最強馬と謳われているエフフォーリアに注目が集まるでしょう。
それでは、次に過去10年のデータからどんなレース傾向があるかを確認していきます!
人気データ
こちらは当日の人気データですが、1〜2人気の上位人気馬の好走が圧倒的ですが、4〜6人気の人気薄馬の好走も多いようです。中距離路線のトップホースが集結するレースのため、純粋に能力で決まる傾向がありながら、色々なローテーションからの参戦があるレースのため、能力比較が難しく人気薄も好走する紐荒れ傾向のあるレースとわかりました。
枠順データ
続いて枠順データですが、1、2枠の成績が低迷していますね。去年は1枠からモズベッロが好走しているため、データ以上に内枠不利という感じではないと思います。ただ、今週のようにこの時期は雨開催が続くため、内が荒れやすく、極端な内枠はやや割引が必要でしょう。
年齢データ
年齢データでは、4〜5歳が馬券の中心であることがわかります。G1に昇格した過去5年で見ると、6歳で好走したのは2017年のステファノスの一頭。7歳で好走したのはいませんでした。年齢による能力の差が出やすいレース傾向にあるようです。
・・・
これらの過去データからレース傾向をまとめます。
3.消去法データと該当馬
レース傾向がわかったところで、ここからはG1昇格後の過去5年の消去法データから能力基準を分析し、軽視して良い「消し馬」を診断していこうと思います!
消去法データ① 7歳以上は「馬券内無し」
レース傾向で確認したように、若い馬が多く出走するG1レースで7歳以上の古馬の活躍は難しいようです。
該当馬は
✔︎ アフリカンゴールド
✔︎ マカヒキ
消去法データ② 前走G1で3人気以下は「馬券内無し」
2つ目の消去法データは前走クラスと人気です。意外かもしれませんが前走G1組で3人気以下は馬券内ありません。前走G1だと間隔が開くため、実力馬じゃないと休み明けの好走は厳しいのかもしれないです。
該当馬は
✔︎ ウインマリリン
✔︎ ヒシイグアス
消去法データ③ 前走G2で4人気以下は「馬券内1頭のみ」
3つ目のデータも前走クラスについてですが、前走G2で4人気以下で馬券内になったのは去年のモズベッロで、この馬は重馬場適性がハンパなくある馬です。そのため、余程の適性がないと、前走評価されていない馬の挽回は難しいのでしょう。
該当馬は
✔︎ アカイイト
✔︎ アフリカンゴールド
✔︎ ショウナンバルディ
✔︎ ジュラルディーナ
✔︎ ステラリア
✔︎ ヒュミドール
✔︎ ポタジェ
✔︎ マカヒキ
消去法データ④ 前走G3で2人気以下は「馬券内無し」
4つ目の消去法データも前走クラスについてですが、前走G3ともなると好走できるのは前走でトップ人気で支持された馬くらいのようで、G3で人気になっていない馬の好走は難しいようです。
該当馬は
✔︎ スカーフェイス
・・・
以上の消去法データから今回のレースで軽視して良さそうな「消し馬」のまとめです。
4.好走データと有力馬診断
次に過去10年で馬券になった30頭の傾向からどんな条件がベストなのか「好走データ」を分析して、今回出走するメンバーから有力馬を診断していきます!
好走データ
まずは馬券の中心となっている好走データを見ていきましょう。
好走データ① 馬体重
1つ目の好走データは馬体重ですが、このレースでは比較的どの馬体重からも好走があるようで、その中では当日の馬体重が460kg〜539kgの馬の好走が目立ちます。
好走データ② 前走人気
2つ目の好走データは前走人気ですが、馬券内のほとんどは前走1〜4人気の馬となっていました。消去法データのところでも触れましたが、前走で評価されていないと、G1のこのレースで巻き返すのは難しいようですね。
好走データ③ 前走着順
3つ目の好走データは前走着順ですが、馬券内のほとんどは前走5着以内となっていました。メンバーレベルの上がるG1レースで好走するためには、前走で能力の証明が必須のようです。
好走データ④ 前走クラス
4つ目の好走データは前走クラスですが、馬券内のほとんどは前走G1、G2出走組でした。このレースはG1レースらしく、前走でレベルの高いレースに出走してきたメンバーが馬券の中心となるようです。
好走データ⑤ 前走距離
好走データ5つ目は前走距離ですが、前走距離からは大きな偏りはなく、前走距離が芝1800m〜2500mが馬券の中心となっています。このレースは近年ハイレベル傾向にありますが、前走距離が幅広いのはそれだけ多くのステップから狙える中距離レースで、各距離のトップホースが集結するためハイレベルになるのだと思います。
好走データ⑥ 前走間隔
好走データ6つ目は前走間隔ですが、半年よりも長い長期休養明けは厳しいものの、そこまで前走間隔に大きな偏りはなく、長期休養明けでも活躍できるレースのようです。馬券内のほとんどは前走間隔が中2週〜4ヶ月となっていました。
・・・
有力馬診断に向けて好走データをまとめます。
有力馬診断
これまで分析してきた「レース傾向」、「消去法データ」、「好走データ」を今回のメンバーに当てはめて、有力馬を診断していこうと思います!
こちらが今回メンバーに「レース傾向」、「消去法データ」、「好走データ」を当てはめた表です。(画像が小さくてすみません・・・)
ただし、アカイイト、ウインマリリン、ポタジェは消去法データにも該当していましたが、好走データにも多く該当しているため、今回は軽視せずにいきたいと思います。
そして現時点での最有力馬は全ての好走データを満たした
✔︎ エフフォーリア
✔︎ ジャックドール
となります。
・・・
以上の過去データからこのレースで馬券の中心になりそうな有力馬をまとめます。
5.最後に
記事を読んでいただきありがとうございます!
週末には調教や枠順などを踏まえた全頭診断と最終予想の記事を公開予定ですので、よければフォロー・コメントをどうぞよろしく願いします。
それでは次の記事でお待ちしております。
ありがとうございました!!
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