熱帯の自転車都市イロイロ市② ~フィリピン自転車旅6日目~
フィリピン自転車旅11日間の旅行記の6日目です。全日程は以下のnoteにまとめています。この日はほとんど走ってないし、ただの日記です。自転車旅とはいえ、こういう一日もあるんだということが伝わればと思います。
半分休息日にして買い物を楽しむ
この日は朝雨が降っていたこともあり、次のネグロス島のバコロド市までフェリーで渡るだけにします。当初予定ではその先のカバンカランまで行きたかったのですが、迷ってるうちによさそうなホテルがなくなったのもあります。
午前中は近くのモールにおみやげを買いにきました。夜から早朝にかけての気温が低い時間に雨が振って、昼には止むというのはよくあるらしいです。この日はまさにそうなりました。
お土産の国際郵便に四苦八苦
購入したお土産、パジャマ用のTシャツ、暑すぎて一度も着なかったウィンドブレーカーを国際便で日本に送ることにしました。マニラからセブへの荷物発送に続き、モール内にあるLBC Expessに向かいました。
本社?への確認の結果、これは送れないとのことでした。ただ、何が理由なのかが分からないとのことです。ダメなものがわかれば、それを諦めれば済む話なのですが。。。
図々しく、DHLとか、別の郵便サービスでもダメかな?ときいてみるものの、英語のコミュニケーションがうまくいかずお互い困りました。
ですがそこで、たまたまきていた写真の女性がスマホにグーグ翻訳で文字を打ち「彼はDHLにきいてみると言っています」と教えてくれました。イロイロ市は人が親切で有名らしく、City of Loveとも呼ばれるらしいですが、納得です。You are kind! City of Love!と言ってあげたところ、この写真の表情です。
結局DHLへの確認は返答を得るのに数日がかかる?とかで、Fedexに対応した2GOにタクシーで行くことにします。
2GOの女性スタッフはテキパキしていました。食べ物は送れないよ!とすぐ教えてくれ、日本に送るのは諦めました。1つは自転車に積むことにし、残りはこのスタッフにお礼としてあげてきました。サイクリスト多いときいてこの街にきたんだけど、マジ凄いね、など話して大満足です。
マニラに続き、郵便には苦労しましたが、現地の方とコミュニケーションをとる機会がたくさん得られて、結果オーライです。
再びチームMURIONと遭遇
ホテルを後にし、有名なi am ILOILOの前で記念撮影することを目指します。
しかしi am ILOILOモニュメントはなぜか撤去されてしまったようです。色んな人に訊ねながらやっとたどり着いたのに。。。残念
イロイロ市の交通事情をもうちょっと見てから次のま行街に行くかと思い、ゆるゆるとサイクリングしていると、前日夜にモロ公園で出会ったチームMURIONの仲間と再会しました。またあったなー!と声をかけあい、Facebookを交換します。Stravaもやってるかと思ったけど、なんやそれ?という感じでした。
港に向かう道で少し一緒に走りました。英語ひどすぎるけど恥を忍んで動画を晒します。自転車乗りながら、カメラ構えながらの英会話はきつい。(という言い訳)
ヘルメットからジャージ、サングラスまで高そうな装備で揃えてます。親が金持ちなのかなー、とか思いました。
ハンドサインの仕方をみても、かなりの自転車上級者と感じます。ガタガタの自転車レーンを逆にオフロードとして楽しんでいる姿が印象的でした。
オーシャンジェットフェリーでバコロド市へ
チームMURIONと別れ、次のミンドロ島バコロド市に向かうフェリー乗り場を探しますが、いくつか港があって迷います。そこらへんの人にききゃあなんとかなるだろ、という気持ちでいましたが、教えてもらった方向に進むも港自体存在しない。。。ということもありちょっと焦りました。
ですが無事到着。いつもの通り、フェリーの出発は予定より遅れます。5半出発予定が6時10分だったのでましなほうです。
ここで乗ったのはオーシャンジェットフェリーというらしく、フェリーより速くて新しいのかな?と思いきや、小さいし、揺れました。自転車は待合室に入る前に事前に預ける必要があるとのことで、サイクリスト的には微妙なシステムです。最悪なのは、雨が降っていたにも関わらずフェリーの上で雨ざらし、しかもリア・ディレイラーを下にして雑に倒されていたこと。ショックでした・・・
港に到着し、走り出す準備をしているとおじさんが話しかけてきました。北海道に6ヶ月滞在したことがあるとのことです。日本人の顔は懐かしいぜ、と言ってました。仕事はイロイロ市でしているとのことですが、お金持ちなんでしょうか。
フィリピンの中でも特に人が話しかけてくる、City of Smileのバコロド市
港からホテルまではほんの数キロでしたが、短い時間でとにかくよく話しかけられました。港のおじさん、モールの前の警備員さん、通りがかった海鮮食堂の店員、ホテルの従業員など。。。後で分かったことですが、バコロド市はCity of Smileとも呼ばれるらしいです。納得です。
翌日に続く