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ストーカーと夏祭りを回ることになりました

突然だが俺はたった今ぼっち夏祭りが確定した

と言うのも約束してた男友達共が軒並み大学の課題に追われているかららしい

〇:はぁ〜...帰る前に1周するか

そうしてぼっち夏祭り始まった

〇:結構出店も出てるし人も沢山居るなぁ...

〇:あっ!わたあめ通り過ぎた!

好物のわたあめを買いに戻る為に立ち止まると

ドンっ

?:わっ!

〇:す、すみません!

ぶつかった拍子に落としたであろうカメラを拾うと

〇:あれ?これって俺...

?:バレちゃったかぁ〜

そう言いながらストーカーは俺の手からカメラを取り上げた

?:レンズ割れちゃった...

〇:すみません...弁償します

?:いいのいいの!その代わり......


史:〇〇くんと一緒にまわれるった分かってたら浴衣着来たのに~

〇:なんでこんな事に...

そして今ぼっち夏祭りが終了した

史:ほら!早く〜♡

〇:人でごった返してるので走ったら危ないですよ!

俺のストーカーの久保さんからの条件とは一日言うことを聞くことだった

史:じゃあ...手繋ご?

〇:わかりました…

史:あと史緒里って呼んで!

〇:し、史緒里...さん

史:なにあなた♡

〇:早くまわりましょう!

史:は~い♡

〇:史緒里さんは何食べたいですか?

史:〇〇君があーんしてくれるならなんでも♡

〇:いや、結こ......

史:私の言うことは〜?

〇:絶対......

史:そういうこと!

〇:はぁ〜......

史:さぁ〜いこ〜!

〇:お~......

そんなこんなでストーカーとのお祭りデートが再スタートした

〇:はい、あーん......

史:あ~ん...ん~おいし~!!

〇:それは良かったですねー

史:はい!あ〜ん!

〇:僕は大丈b...

史:私の言うことは〜

〇:......絶対

史:じゃあはい!

〇:あーん......美味しいです

史:良かった〜!

〇:そろそろ花火の時間ですね...

史:えっ!もうそんな時間!

この祭りは最後に打ち上げ花火が上がる

史:そっか......もう終わりか〜

〇:......

史:ごめんね......ちょっとはしゃぎすぎだったよね

〇:......

史:私は帰るからさ最後の花火くらいは〇〇君に楽しんでもらいたいな

〇:......嫌です

史:えっ?

〇:こればっかりは言うこと聞けません!

史:どうして......?

〇:確かに史緒里さんは暴走してたので困惑はしてました

史:だったら1人の方が...

〇:でも1人でまわる祭りより何百倍も楽しかったです!

史:ほんとに...?

〇:はい!それにまだ祭りは終わってませんよ笑

史:そう...だよね!

〇:僕穴場知ってるので始まる前に早く行きましょう!

史:うん!

そして何とか特等席で花火を見ることが出来た

史:わぁ〜!綺麗〜!

〇:そうですね〜!

だがせっかくの特等席なのに僕の視界に映っていたのは

史:家族以外で誰かと一緒に花火見るなんて初めて!

花火を見ながらそう言う史緒里さんの横顔だった

〇:僕で良ければ毎年見ますよ?笑

史:ほんとに!

急にこっちに向くので危うく見てたことがバレそうになったが何とかやり過ごし

〇:ほんとですよ笑

史:やった〜!

〇:花火以外も一緒に見たいですけどね...ボソッ

史:えっ?花火の音で聞こえなかった!

〇:なんにもないですよ

史:いや!絶対何か言ってた!

〇:次は暴走しないでくださいねって言ったんです!

史:ほら〜やっぱり何か言ってた!笑

〇:地獄耳過ぎますよ笑

史:悪口〜?笑

来年は言えるといいな

〜Fin〜