「レイ」とはどんな人物か―予測メモ~楠夢羽が"消せなかった"人物の話~
こんにちは
私は以前、このような記事を書いていた者です。
MILGRAMの二審終了報告がされない中、楠夢羽の誕生日まで迎えました。
ムウ推しとしては本当に心臓が痛い日々なのですが、その理由+今回は思い切って
レイという人物そのものにフォーカスした考察を現段階でまとめておこう
という試みでこの記事を書くことにしました。
この記事では他の囚人にも触れる内容となります。
よろしくお願い致します。
▼ムウという子について
前回のまとめ記事を見て頂くのが一番ですが、簡単にムウとは実際はどんな子かをおさらいします。
(前回記事を読んでいる方は、次の項からでOKです)
「楠夢羽(通称ムウ)」は
といった特徴がある人物です。
二審の「悪くないもん」まで見ると一見とんでもない悪女のように感じるいじめ加害側の印象が大変強く、結果二審での結果は圧倒的な【赦さない】を下されてしまいました。
そのうえ現状のミルグラム内での彼女はハルカとの依存関係であり、
所謂女王キャラクターのような印象がとても強いです。
しかしこれらの悪女イメージとは本来の性格は真逆である、というのが私の解釈です。
というのも彼女から命令を下すようなことは、ハルカに対して行われた証拠は一切ありません。バイアスがかかったユーザーの印象でしかないのです。
詳しくは前回の記事を参照して頂くとして、要点の根拠として以下があげられます。
要約すれば
「善性が強く相手を疑えないうえ幼稚な感性のため、悪用されやすい察してちゃん」
というのがムウの元来の性格であり特徴です。
実際は「立場だけ女王に仕立て上げられただけ」というのが実情です。
そう断言できるのは〔ミルグラジオ〕の声優・香里有佐さん出演回でも山中さんから「なろうと思ってなっていない」という明言がある事も理由です。
というかこの回のラジオの発言はほぼ彼女の本来の性格に対する答えしかいってません、いいから聞いてこい。
しかしこのような彼女がボイスドラマ中では話そうとしないのにMV中では「消したはずなのに夢に見る」「”あなた”が好きよ」「ずっとずっと嫌わないで」と言ってしまっているどうあがいても欠けさせることが出来ない人物がいます。
それが「レイ」です。
一審から唯一顔が出ていた被害者であり、
あっさり名前が出たうえ描写が鮮明なことに加え…
血の色が蜜の色と同じという、強烈に存在感を放っている被害者です。
前回記事ではこの蜜とは「ムウへの好意(愛情)」とし、そう考えるとレイという人物はムウを非常に大事にしていたと暫定予想を立てました。
ここまでが前回記事で書いたことでしたが
「ではレイとは具体的にどんな人物だったのか?」
というのが、正直気になる所。
なぜ、悪女じゃなかったとしても普通より明らかに扱いが面倒だろうムウを大事にしていたのか?というかそんなことする人実際にいる?
……という疑問は必ず上がると思います。
実はこれ、逆算してみていくと囚人の中に特徴が酷似した人物がいるのでそれも踏まえレイという人物を見てみようと思います。
▼ムウから見るレイの「人物像」
▶時系列のおさらい
前回の記事から新たに気づいた点も踏まえた予想時系列を作成しました↓
この表に書いていますが、新たな説として
「スマホケースはレイからの誕生日プレゼントだった」
があります。表にも記載していますがよく見ると公式誕生日イラストでムウは嬉し泣きをしており、自分の為に祝ってもらえることがとりわけ嬉しいのだと考えられます。
しかしこう予測を立てるだけだと
「そんな簡単にムウと仲良くなる理由が分からない」「短期間過ぎる」「なんで誕プレ渡したって思ったの?」
という疑問が湧くと思います。
現状レイに対する情報は限られていますが、ムウから逆算していけば性格が概ね理解できると私は考えました。
▶ミルグラム内から見る「ムウと相性が良い人物」
ミルグラム内での関わり合いは、彼らの本来の性格などを見るのに非常に重要です。なので今回は「囚人同士」から逆算してみようと思います。
まず、TLではこの会話が分かりやすいですが…
ユノに祝って欲しい、とりわけ「言わなくてもしてほしい」という察してちゃんが発動しています。正直ユノの反応は当然だし、多くの人が感じる印象はこれだと思います。
(ただこの後のマヒルへの反応が真逆なのはユノの面白い所なのですが笑)
またミニグラムではこの回を見ると
これもまた察してちゃん発動しています。
ムウは「なにかしたいの?」といった問いかけを本来は求めています。
そしてかなり最近の回のこちら
これも相当の察してちゃん…というか察せれないとムウの意志が正しく理解できないレベルです。滅茶苦茶めんどくさいね(率直に)
2P目の想像をマヒルは知りませんから、対応としては普通だしむしろ優しいぐらいです。反応も自然です。
しかし3P目での「やる…」といっているのはあくまで2P目のことが起きるのが嫌なだけで、どうして掃除を一人でしなきゃいけないのかこの子は分かってないんですね。
だから偶然傍にいて、信頼してる友達のハルカに察して欲しくて振ってしまった。
…というものなのですが、
嫌な奴に見えてもしょうがないのかな泣と思います。
実はここで傍にいたのがフータなど別の人だったらこうなってないんですけど(ハルカは特性上人の気持ちを汲み取ることが苦手なので返答が出来ず困惑して終わってしまっている)
ここでの正解対応は
一番最初から「どうして嫌なの?」と聞くか、「どうしてやらないといけないか」を説明する
です。
『は~?そんなの最初から出来る人間そうそういなくない?』
そう思ったあなた!実はいるんですよ。囚人に
杠琴子、彼女がそうです。
怖いイメージがつき傲慢だの看守面だと非難されがちな彼女ですが
実はムウに対してすら終始怒ってないです。
それどころか
「どうしてぶつかるか(原因の説明)」
「次は気を付けて(注意)」
「どうして怖がってるの?(問いかけ)」
「それは口に出さない方がいい(対処の提案)」
を全部言ってるんです。こう分解すると、コトコがいかに瞬時に相手の気持ちを想像して話してるかわかると思います。
他のミニグラム登場回も、基本相手の意思尊重が先です。言葉足らずなだけで(ここが一番ダメ)
またミルグラムコラボのイヤホンにしかないセリフにも、何故かムウに向けたものがあります。
これ聞ける方は聞いてほしいんですけど妙に声色優しいです。
彼女は「ムウに悪気(悪意)が無い」という事を分かっています。
逆に言えば現状のムウ、実害無いって判断してますからね。
コトコも非常に誤解をされてる人物なのですが、実の所根は本当に優しいし個人をしっかり見ています。
ラベリング(偏見)で相手を見ていません。
当人がそう言った態度が嫌いなのでしょう。故に観察を欠かしません。
(だからこそ、ラベリングの激しいシドウに対し警戒が強いともいえます)
でも接触少ない/制裁暴行他人事じゃん、と思うでしょうが
ムウがコトコを非難する姿勢が無いのは看守の命令に従ったということ以上にコトコ自身が危険(怖い人)だと感じてないからです。
ムウは「怖い人が苦手」と回答があるにもかかわらず、苦手な囚人は暴行をしてたコトコではなく構ってくれないユノなのもその証拠です。
こう言った事から考えると
実はコトコは察し能力が異常に高い、すなわち本来かなりお節介で世話好きです。
助けた子供に懐かれてたあたりからも察せれます。
しかし現状はあえて近づけさせない態度をとり距離を置く(孤独)選択をしています。
愛着がある、そりゃそうだ!だってちゃんと一人一人見てるんだし。
鬱病になる人だ~(白目)
そして本日の誕生日TLで、急に確定次項になりました
(書いてた途中できたので死ぬほど汗かいた)
・制裁行動自体はコトコ自身の判断じゃないと分かってる
・自分は赦されたから対象じゃない(からなにもされないと分ってる)
・それはそれとして今の空気はコトコが原因なのは分かる
・怖がってないので冗談で挑発的な事を言う
・↑冗談と分ってるのでコトコ怒ってない⇐あのさあ…
・冗談挑発返しする(ハルカとの約束で何もできないから複雑)⇐あのさあ………
・口調が怖いままなのはムウに危機感をもって欲しかったから⇐あのさあ………………
ここまで見てお気づきでしょうか?
実は、ムウにしてもコトコにしても
「自分の気持ち」「事実」「周囲の状態」は切り離して考えてますよね?
そもそもなぜコトコは弱者を救いたいかって「誰もが幸せでいていいはずだから」…
驚くことにこの二人は欲求基準(相手が幸せ/嬉しいなら良い)や区別の仕方が酷似しています。
本当は相性が良かったとは、今の状況からでは想像もつかないでしょう。
しかしこう見ればハルカとの依存関係よりはキチンと相互性があるんですよね。欲求が同じ基準ですから。
かつ無知なだけのムウには「教えてくれる」コトコは本来なら相性抜群です。「今こう思ってるな」と察して話してくれるんですから。
こう見ると、ムウにとっては滅茶苦茶都合がいいはずです。
(だから今回のTLは今までで最もムウが長文で喋ってるという面もある)
つまり全身蜜だったレイもそういう人物だったと考えられるわけです。
まあ見た目も異常に似とるし。(関係あるんか?)
▶レイが何故「全身蜜」だったのか
全身蜜女さんって言うと響きは変なんだけど(認める)
改めて整理すると…
これがムウの「求めてる事」と「相性のいい人物像」です。
そしてムウは初期の言動からして新しい環境になれるのに時間がかかるようですから、入学すぐの時はオドオドしていたでしょう。
しかもお金持ち(権力者)の娘。どうしてもそこで一歩置かれてしまう可能性が高いです。
しかし世話焼き人間は先入観より先に困ってるから助けるのでレイはそう言う流れでムウと関わることになったと考えられます。
そこから仲良くなるなら、ムウの欲求を正しく理解して応答していたと考えられます。レイはムウをウザがってなかったのだと思います。
ムウは素直なだけだから、悪意が無いままノンデリ感のある発言をしてしまいます…が、言えば理解できる。
「そうなんだ!ありがとう!」と言われるだけで「頼ってくれて嬉しい」と満たされる、喜ばれるだけでリターンとして成立する。
そういう「頼られる事」を繰り返されるのがまったく苦じゃない人物像であれば二人の相互性が成り立つわけです。
逆に言えばムウから得られるものが大きいと利益を優先したのが取り巻きであり、
ムウの優しさに全身を置き母の愛情(無償の愛)と誤認して「失いたくない」となってしまったのが現状のハルカです。
ムウ自身はお金持ちゆえに人と金銭感覚が大幅に違うせいで渡すものが高価ですからね。しかも喜んでくれればいいときている。
そのうえ相手を疑わないので、殆どお返しされてなくても気づいてません。
(ここが大問題なんだけどね!!!)
それでもムウはあからさまな媚びや一方的な依存すら「好意(愛)」として見ており、蜜だと認識していました。
となると全身蜜女さんのレイは適切に、いやもはや過剰レベルでムウに世話を焼いていた(愛情をかけた)としか思えません。
そこで出るのがこのどう見てもレイの趣味のスマホケース。
誕生日を祝われるのが泣くほど嬉しいムウにとって、もし事前に用意されてたらどうでしょう。
きっと自分の趣味じゃなくたって嬉しくてずっとつけてるはずです。
あまりに浮いてることと、こういった予測からするとその順路が一番自然です。しかもムウの誕生日は初夏。
現状空白になってる夏にぴったりハマっています。
そのため浮かんだ説だった、というわけです。
つまりはレイはそれぐらいのことを平然とする人だったという事です。
こんなにうれしいことをたくさんしてくれたら、たった数か月だって重みは全く違います。すぐ仲良くなる時は一瞬ですからね。
本当に特別だったんだと思います。
だからこそ、自分の思い込みや混乱で失った時の大きさは計り知れなかった。愛情はそのまま反転し、痛みになってしまった。
それから逃げるための記憶混濁や幼児退行状態であるので、
そりゃ乾くし痛いし選んだ取り巻きは何も助けてくれなくて唯一「当たり前に思い遣ってくれる人」だったレイのことを思い出したら滅茶苦茶になるのは当然なので、詳しく話すわけがない。…ということです。
▼まとめ/これから起きる事について
今回は今までよりはコンパクト…にするつもりだったんだけど全然長い、すみません。
誕生日TLで確定次項まで増えた状況ですし、今後起きそうなことも少しメモしておこうと思います。
…とりあえず、現状考えられることを書きましたが
どうなるか…わかりませんほんとうに……
ただ本日のコトコとの会話でまさかこちらが予測していたことがほぼ正解だったことが分かってしまって驚いています。
おそらくコトコとレイの性格が近く、行動パターンも近い可能性はかなり高いのだと思います。
三審どうなるか
どうなっても、受け入れたいです。
ひとまず誕生日おめでとう、ムウちゃん