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■(第3週目)〜正しく休む〜「休養」の話『女性ホルモンの分泌を高めるためには?』

こんばんは。金崎達朗です。

この“頑張る女性のための『からだの学校』“
フィットネスをより『自分の軸』として、自分の生活を支える基盤となり、メディアやネットの情報に惑わされず、自分で情報を正しく学び、賢く選び「自分で自分の生活をより豊かにしていく」ためのコンテンツです。

9月3週目は〜正しく休む〜「休養」の話です。
本日のテーマは『女性ホルモンの分泌を高めるためには?』です。


■性ホルモン分泌の材料は『脂質』

女性ホルモンであるエストロゲン・プロゲステロンは、コレステロールから合成される性ホルモンです。

つまり、普段の食事で脂質をしっかりと摂っていないと女性ホルモンは上手く生成がされません。

■脂質はいろんな種類から、満遍なく摂る事が大切

皆さんは普段は何から脂質を摂取していますか?
「ごま油」「オリーブ油」「リノール油」「ココナッツ油」「MCTオイル」などなど。

様々なものがありますが、大切なのは様々な脂質を満遍なく摂ることにあります。

■特に大切になるのは必須脂肪酸をバランス良く摂ること

脂肪を合成する脂肪酸には大まかに分けると

①飽和脂肪酸
 バターや動物の肉に含まれる油
②不飽和脂肪酸(長鎖脂肪酸)
 オリーブ油やくるみ油、魚油など

この2つに分類されます。

そして、不飽和脂肪酸は⑴一価脂肪酸⑵多価脂肪酸に別れて…

いや、これ以上進むと漢字が多くなり過ぎて、パニックになると思うので割愛します(笑)

なお、最近よく見かけるようになった『MCTオイル』やココナッツオイルなどは中鎖脂肪酸と呼ばれ、長鎖脂肪酸よりもエネルギーに変わりやすい脂肪酸です。『オリーブ油』は一価脂肪酸ですし、MCTオイルは中鎖脂肪酸で…。

つまり「○○油だけと摂っている」のではなく、肉や魚・大豆などからも満遍なくバランス良く脂肪酸を摂っていく必要があります。

脂肪酸は「油」だけでなく、肉や大豆・野菜の中にも含まれています。それをこの後に説明しますね。

■三食のメインおかずは必ず「卵料理・大豆・肉料理・魚料理」を毎日1品ずつ食べること。そこからホルモンは作られる。

これが非常に大切になってきます。

卵や豆にはレシチンと言われるリン脂質が多く含まれ、細胞膜の構成材料になってくれます。

肉料理の中で、特に脂肪酸の含有バランスが良いのが「鶏胸肉」です。

魚料理ではサバ1切れ80gあたりEPAが1.2g、いわしが1尾可食部65gあたり2gが摂取できます。

『1日に1回は魚、肉、卵、大豆を食べる』

まずは、これを意識してみましょう。

これ以上深く話をしていくと、栄養学の話になってしまうので今日はこのへんで。

アボガドやMCTオイルについてなどの解説も、もっと詳しく2週目のメルマガで配信していくので、楽しみにしていて下さい。ホルモンの分泌には材料となる脂質や脂肪酸をバランス良く摂取していくことが大切だと覚えておいてくださいね。


■女性ホルモンの分泌は「精神的ストレス」で高まる

ここからが本題です。
男性ホルモンであるテストステロンは筋トレなどの「物理的ストレス」によって分泌が高まります。

筋トレは「若返りホルモン」と呼ばれている成長ホルモンの分泌を促したり、これは男女共に必ず必要なことであるのは1週目にもお話しをしました。

では、女性ホルモンはどうかというと
「精神的ストレス」によって分泌が高まると言われています。

■精神的ストレス=「見られている」「見ている」「キレイにする」「化粧をする」「お洒落をする」「母性本能」「愛する」「愛される」「撫でる」「撫でられる」

ここでいう『精神的ストレス』とはネガティブな意味ではありません。

例えば、具体的な事をあげると

・いつもキレイにお洒落をする
・鏡をみて自分のスタイルや姿をcheckする
・身に付けるものを変える
・ペットを飼う(撫でる、世話をする)
・髪型を変える
・ケータイの待受を自分の好きな人や自分が家族と写っている写真などに変える

これらは全て上記した『精神的ストレス』に当たります。

皆さんも経験があると思いますが、誰かを好きになったり失恋をした時に髪型を変えたり、着る服を変えたり、メイクを急に変えてみたり。

このよう行動の類は、女性ホルモンに深く関係があると言われています。

『母性本能』もその一つで、子育てを終えたご婦人がお孫さんに会うと急に元気が出たり、動物を飼ったりするととてもイキイキとしたりするのも関わりがあるるとされています。

■性ホルモンの分泌が減ることを食い止めよう

性ホルモンの分泌量は思春期から急上昇し、35歳あたりでピークを迎え、そこから減少していきます。万物生きとしいけるものは「加齢」する定めなのでそれには逆らうことはできません。

しかしながら「老化」の速度を阻止することは、自分の気持ちや日々の行動・心がけ次第で、誰にでも出来ると思うのです。

様々なものが取り組みとして挙げられますが、主たるものをご紹介します。

①ケータイの待受画面を変えてみよう

『神社やパワースポットの写真』はNGです。

・家族や友人と自分が写っている思い出の写真

・ペットや動物の写真

・自分の憧れの芸能人やなりたい身体の写真  など。

常に【ジブン】と言う存在を認識したり【母性本能】を感じさせるようなことが大切になります。時には過去の動画や動物の番組を見てリラックスした時間や自然と笑顔になる時間があっても良いと思います。


②常に「見られていること」を意識しよう

『いつも見られている意識』『キレイにしておこう』『美しくしていよう』という自己美意識をきちんと保っておくことが大切になります。

ジムなどのスポーツ施設で言うならば

・姿勢を良くして歩く

・身なりや服装をしっかり着こなし、服装も明るめの色や自分の好きな色、ブランドでコーディネートする

・どんなん時も気品を持って振る舞う   など。

10台の頃ってやたらと「鏡」をみませんでしたか?あの行為も性ホルモンの活性化の現れだそうです。

今はスマホのインカメラで電車の中でチェックをしている女性が多いですね。
とても大切なことだと思います。

■多くの頑張る女性を見てきた私が思うこと

トレーナーとして多くの女性の方の身体作りをサポートをさせていただいてきた身として思う事があります。

それは「キレイな女性が美しいのではなく
キレイになる為に、美しくなるために頑張る女性が、美しい」という事です。

「キレイ、美しい」という言葉は、端に「容姿が整っている・スタイルが良い」という事ではありません。

自分の理想や目標に向かって、どんな時も直向きに自分らしく、自分のペースで頑張り続ける姿のことです。

そこに年齢やジャンルはありません。ボディメイクでも、ダイエットでも、競技パフォーマンス向上でも、機能改善でも。

「ひたむきに今の自分らしく、常に輝いていこう!」とする力があれば、それはその人の「美しさ」だと思うんです。

様々なことが重なったりして、そのような気持ちになれなかったり、余裕がない時もあるかもしれません。ですが、前述したように性ホルモンの減退は『老化』につながっていきます。

だから、どんな時も「自分らしい<美しさ>」を追求していきましょう。

「常に美しくあろう』とするその心こそが、大切なのだと思います。

この講座をきっかけに皆さんの生活がより豊かで美しいものになっていただけたら幸いです。

お読みいただき、ありがとうございました。

金崎 達朗





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