(第2週目) 「キレイ」と「免疫力」をジブンで作る!栄養学『食事のポインは〇〇〇と〇〇〇〇〇』

こんばんは。金崎達朗です。

この“頑張る女性のための『からだの学校』“
フィットネスをより『自分の軸』として、自分の生活を支える基盤となり、メディアやネットの情報に惑わされず、自分で情報を正しく学び、賢く選び「自分で自分の生活をより豊かにしていく」ためのコンテンツです。

9月2週目は「キレイ」と「免疫力」をジブンで作る!栄養学『食事のポイントは〇〇〇と〇〇〇〇〇」です。

①食事のポイント『良く噛む事』

良く噛むことによって得られる8つの効果を日本訪問歯科協会のHPから抜粋します。

1.胃腸の働きを促進する
唾液中の消化酵素の分泌がさかんになり、細かくかみ砕けば胃腸への負担を和らげます。

2.むし歯、歯周病、口臭を予防する
唾液の分泌が増え、唾液の分泌が増え、唾液の抗菌作用によって口の中の清掃効果が高まります。

3.肥満を防止する
ゆっくりたくさん噛むと満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぎます。

4.脳の働きを活発にする
噛むことで脳への血流が増加し働きを活発にするために、脳の若さを保って老化を防止します。

5.全身の体力の向上
よく噛めば全身に活力がみなぎり、体力が向上します。

6.味覚が発達する
じっくりと味わうことができ、味覚が発達します。

7.発音がはっきりする
口のまわりの筋肉が発達し、言葉の発音もはっきりします。

8.がんを予防する
唾液に含まれる酵素には、食品中の発ガン物質の発ガン性を抑制する効果があると言われています。

■胃腸の働きを促進し、満腹中枢を刺激して、肥満を防止する

特にこの働きは噛む事が絶大な効果となります。
例えるならば、口から肛門は『1本のホース』のように繋がっています。

口から入れたものが、食道を通り胃内で消化され、内臓から分泌される「消化酵素」により、細かくなって体内で吸収される訳ですが、

口から入れる時点で、しっかりと唾液と絡ませておかないと、消化する為に内臓に負担がかかります。
一説には良く噛むのと噛まないのでは「約8倍」消化にかかる労力は差が出るそうです。

また、噛むことによって満腹中枢を刺激し、咀嚼によって唾液が出てきます。唾液によって血糖値が早く上がり満腹感を感じやすくなるので、肥満防止に繋がり消化に負担もかかりづらくなる訳ですね。

■免疫力を高め、ガンを予防する

良く噛むことで出る『唾液』。この消化酵素であるアミラーゼは本当に凄くて、健康な方の唾液にガン細胞を入れると、ガン細胞は死滅してしまうそうです

すごい免疫機能ですね。逆を返せば、良く噛まない人は唾液の分泌量は少なく、口の中は乾きやすくウイルスや細菌・バクテリアが繁殖して、虫歯だけでなく病気に風邪を引きやすいという事も言えます。

■噛む回数は『30回』が目標。まずは自分が普段どれくらい噛んでいるかを把握しよう

自分が普段、何回くらい噛んでいるか知っていますか?1回につき30回が理想とされていますが、現代人の噛む回数は平均「10-20回」と言われていますので、あと10回多く余分に噛むようにしてみましょう。


②食事のポイント『タイミング』

■サーカディアンリズム(概日リズム)
人間には「体内時計」が備わっており、太陽の日の出日の入りに合わせて私たちの身体の機能はバランスを調整しています。これらをサーカディアンリズム(概日リズム)といいます。

■「朝はほどほどに、昼はしっかり、夜はあっさり」

詳しくは10月2週目『炭水化物×アンチエイジング〜3食のバランスとタイミング〜』で話をしていきますが、基本的には

・朝はフルーツや果物などの果糖類や必要栄養素(タンパク質・脂質)を必要な分だけ

・昼は正午に好きなものを食べる

・間食はなし

・夜は出来れば19時までに、あっさりと済ませる

これらが大枠の考え方となります。
これらは生活スケジュールによって変移するものでもあるので、どのようにコントロールすれば良いかは次月に詳しく書いていきます。

■良く噛み、1日の中でバランスよく楽しむ

まずは「何かを食べない」「量を減らす」事ではなく、良く噛む事や、昼食をしっかり摂る代わりに間食やおやつを無くすなどを行なってみて下さい。

それだけでも変化があるかもしれません。

「食べることは生きること」です。

この講座をきっかけに皆さんの生活がより豊かなものになっていただければ幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

金崎達朗

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