【新デッキ】青黒レクスターズを知っていますか?【大解説】
みなさんこんにちは。竜です。
突然ですが王来編、楽しんでますか?
数多くのディスペクター、ディスタス、そしてレクスターズが追加されたこの環境ですが、レクスターズで固めたデッキってあんまりありませんよね。基本的には呪文を混ぜて使います。それが現代デュエルマスターズの常識です。
なので、常識を壊しにきました!
今回の紹介デッキはこちら!!!
アナカラーレクスターズです!!!
クリーチャー40枚呪文0!!!!
でもこれ、意外と可能性、あるかもです。
今回はこのデッキが完成するまでのお話と、回し方解説をしていこうと思います。
ぜひお付き合いください。
1.デッキ完成まで
まずこのデッキを作るにあたって「このデッキの主人公にしたい!」と思ったカードがあります。それは
ミノガミ〈サガ.Star〉です。
相手の攻撃を止めながら場に出せるカウンター効果、弱いわけがありません。
「使うっきゃねぇ!あと可愛い!!」そんな歪んだ心でデッキ制作を始め、出来た1つ目のデッキがこちら。
トリーヴァカラーです。
鬼羅.Starを中心にぶん殴って勝つ典型的なビートデッキです。しかしこのデッキにはとある弱点がありました。それは
「鬼羅.Starでねぇ……」
圧倒的な白マナ不足!エヴォルピアがいるわけでもなし早期着地不能!出しても後続が弱すぎる!!
故に鬼羅.Starを投げるくらいならミノガミを素出しするという状況に。
このままでは本末転倒。かといって、その子供、可憐につきはレクスターズではないのでミノガミの出力が下がってしまいます。赤を入れるのもなんだかなぁ……。
試行錯誤しているときにこのデッキにはさらに弱点があることを発見します。
それが
圧倒的ドロー枚数!ライブラリアウト直前!
見てください墓地の厚さ。もう山札ですよ。マニフェストの能力で手札は増えるものの墓地が増えるだけで耐えられるとLOのため、マニフェストマルコ.Starがアタック出来ないというビートらしからぬ状況に。
しかしこれが新たなひらめきを私にもたらしたのです。
そう、
「墓地が溜まるなら有効活用しよう」
天啓!レクスターズの闇には虚∞龍ゲンムエンペラーがいます。墓地肥やしだってアドバンテージ!!
そうして出来たデッキがこちら
4cになりました。
闇を入れることにより魔王と悪魔〈アブゾ・ドルバ.Star〉が採用されることに。
え?誰やコイツ?わかります。ハズレレアですもんね。
能力のおさらいをしましょう。
闇光スター進化。
cipでシールドを墓地に置くことで相手クリーチャーをマイナス9000。
アタック時、1枚引いて手札を1枚シールド化します。
全てが噛み合っています。墓地を肥やしつつミノガミをシールドに殴りながら埋めることができます。
さらに注目すべきは「火球の祈り手」&「伝承の語り部」です。
このカード、なんと進化を出せるので阿修羅ムカデやマルコ.Starにそのまま繋がるので連鎖が止まらないんです。
しかしこのデッキ、回してみるとまだ問題点が。
「白マナ足りんしパワーがない……」
白マナの採用枚数が少なく魔王と天使が出せないうえ、シンプルにカードパワーがなく弱いという悲しすぎる結論でした。
「もうここまでか……」落胆しつつ闇のレクスターズで検索をかけているととあるカードが僕の手を止めます。
「なんだお前!?!?」
あまりの衝撃にそう漏らしました。
このデッキのために生まれたような噛み合い具合。
墓地を肥やしつつ、マニフェストで大量に抱えた手札を相手に一気押し付けてハンデス出来ます。
ここから僕の脳は覚醒し、デッキ調整を始めます。
「進化クリーチャーの枚数多くてミノガミが発動しない。魔王と天使を抜こう」
「あれ?これ光いるか?絞ってアナカラーにした方がつよくね?」
「墓地肥やしから繋がるカードかぁ……テラ・スザークなんてどうだろう」
ねりねりねりねり…………
「出来たぁ!!!!」
これが新デッキ、青黒レクスターズこと、「ミノガミハンデス」です。
それではお待ちかね、デッキ解説行きましょう!!
2.デッキ解説
改めまして、コンセプトはミノガミによるビートをしながらバロムでハンデスを決める、というデッキです。
タイプ的には鬼羅.Starが近いですね。
それでは一枚ずつ解説します。
・隠れ潜む者 シードラン
テラ・スザークから出てくる上にミノガミの進化元を仕込めます。ジャストダイバーがついておりミノガミから捲れるとそのターン中ミノガミがジャストダイバーを引き継ぎます。初動良し後半よしの良カードです。
・ネ申マニフェスト
・虚∞龍ゲンムエンペラー
レクスターズ進化デッキといえばコイツらですよね。そのままマルコ.Starにつながりますし、テラ・スザーク用のカードを墓地に落とせますし、なにより進化クリーチャーをサーチできます。
・Code1500
・Code1500〈アダム.Star〉
ミノガミと合わせる代表カードの一枚です。アダムStarに侵略するとシンカパワーで一度ミノガミチャンスが出来るコンボは当初から開拓されていましたが、2回同時に侵略すると、
シンカパワー→アダム.Starのcipドローの順で解決すると2回ミノガミチャンスできます。
ミノガミからめくれてもジャストダイバーでつよく、準主役カードといってもいいでしょう。
・マニフェスト〈マルコ.Star〉
3枚引いて1枚捨てるという圧倒的コスパの良さによりバロム.Starとテラ・スザークとの共存を可能にしています。しれっとバウンスがあるのでメタを戻して、バロム.Starで叩き落としたりできます。
さらにアダム.Starに繋がるので、このクリーチャーアタック時に侵略することでシンカパワーが使えます。
・テ・ラ・スザーク
普通にプレイすれば見向きもされない、「それ虚∞龍ゲンムエンペラーでよくね?」代表ですが、このデッキに関してはまた変わります。
GSを持っているのでミノガミを持っていない時にシールドに仕込み受けとして機能させるほか、進化パワーは簡易的なテラ・スザークです。墓地から不死身の如く出していきましょう。あとなんかしれっと進化クリーチャーなら手札、違うなら1ドローとかいう狂ったテキストがあります。
・テラ・スザーク
昔のビートはコイツが強かったですね〜。
なんて思い出にはさせません。能力の強さは見たままですので割愛しますが、このカード水のレクスターズなんですよね。そう、アダム.Star侵略対象なんです。バウンスしてからコスト3以下を展開!メタが効きません。これには鬼羅.Starも思わず白目。
・ミノガミ〈サガ.Star〉
ドローしながらビートと除去ができます。散々使い道は前述してきたので注意点をひとつ。
唯一の緑です。ので基本的には召喚しません。GSのみ使うのでもし召喚するルートを取る可能性があるならマナに埋めるかどうかを検討する必要があります。プレイスキルが出ます。
・ゲンムエンペラー〈バロム.Star〉
相手の手札を焼きつつ除去します。マルコ.Starがいるので自分の手札全部捨てる、なんて暴行も出来ます。
投げれば2ターンぐらい貰えるので積極的に投げましょう。
3.採用候補解説
採用候補達です。人によってはパーツを変えたほうが回しやすいかもしれません。
・Re奪取マイパッド
大半を軽減できるGS持ちです。テラ・スザークからも出てくるのは結構強いです。初動増えるのでシードランと変えたり、またシードランと両採用したりと何と変えても良さそうです。
・ウェイボール〈バイロン.Star〉
テラスから出ます。進化なのに。バロム.Starの玉を込めることが出来ます。テラ・スザークから出るかアダム.Starに侵略できるかの判断によってマルコ.Starと入れ替えてください。
・阿修羅ムカデ〈デスシラズ.Star〉
蘇生先がCode1500まで伸びました。ちなみに後述する無龍〈デッゾ.Star〉と合わせると、侵略しつつ回収と蘇生を同時にできます。スター進化なので除去体制も化け物です。虚∞龍から繋がるので4コスト帯と入れ替えてください。
・魂の絆スパイナー&ウーニ
ちょっと弱いネ申マニフェストですが、こちらはアダム.Starに進化できますし、マルコ.Starや虚∞龍で捨てた後でも墓地から出てきたりします。デッキ改造の一つの選択肢として頭に入れておいてください。
・無龍〈デッゾ.Star〉
ムカデと合わせる使い方は紹介しましたが、同じ要領でゲンムエンペラー〈バロム.Star〉と合わせることで破壊を肩代わりしたりできますし、捨てたカードを回収出来たりと使い勝手は様々です。おまけのようにGSがあるのでCode1500でシールドに仕込んでもいいです。
・アアルカイト〈ペガサ.Star〉
コスト6なのでアダム.Starになれます。もはや様式美になりつつあるこの一文ですが、侵略は本当に強いので甘く見ない方がいいです。緑が入っているのでミノガミ素出しの選択肢が増えます。cip再利用はアダム.Starを選んで2回バウンスする動きが最強です。なんてたって相手は手札2枚腐ります。
4.あとがき
最後までご覧くださりありがとうございました。
鬼羅.Starのような多面展開ビートダウンですがメタがない分メタ対策が強いデッキです。
いまなら相当安く組めるので面白いと思っていただけたらぜひ組んでください。
試したのは僕が1人目でしょうからまだまだ開拓の余地もあるはずです。
「こんなカードや構築は?」と思っていただいたら是非作者のTwitterに送ってください。構築案や新デッキ待ってます。
最後に当記事についてのリクエスト、質問、記事内の誤字等ございましたら、私のTwitterのDM ( @tattyau)にご連絡ください。
今回はこのあたりで失礼致します。
それでは、また次の記事にてお会いしましょう。
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