【構築案付き】ドラサイ特化型ギャラクシールド考察・解説
読者の皆さまこんにちは。竜です。
最近アドバンスのCSではガイアッシュ覇道、赤単、リースモモキングとなにかと特殊勝利系が少なく、殴って勝つというデッキが多い気がします。
そんな環境に対して私が出した結論がこちら
ギャラクシールドです。
破壊されないブロッカーというのは回答の一つではないでしょうか。
今回の記事では、現環境におけるギャラクシールドの立ち位置に着目しつつ採用理由、非採用理由について私の考えを書いていきます。
ぜひお付き合いください。
1.今回のデッキコンセプトについて
今回のデッキコンセプトは「ドラゴンズサインによる多面展開」です。
ドラゴンズサインから真龍覇ヘブンズロージアを出し、ベブンズヘブンから「絶対の盾騎士」などを出し、不滅槍パーフェクトで盤面を取り続けることを目的としています。
受けのデッキであるためビートダウンやアグロプランを取ってくる相手とは抜群に相性がいいです。
一方、5cなどのコントロールにもベブンズヘブンやラフルルラブにより呪文牽制をすることである程度戦えます。環境にアルカディアスモモキングがいるため、光の呪文が多く採用されていますが、逆に言えば、アルカディアスモモキングが刺さる環境はベブンズヘブンも刺さる、ということです。安心して使いましょう。
弱点としてはギャラクシールドというギミックが強制であるため、ガイアッシュで咎められることが多く、DGパルテノンも効かないためケア等のプレイング難易度がとても高いことです。相手のマナ色から動きを予測し、次ターンガイアッシュが飛んできてもリーサルまで持って行かれないか等をしっかり考える必要があります。
2.確定採用カード 解説
まずは確定の31枚について解説します。
・ミクセル/ジャミングチャフ
・DGパルテノン
2コストメタカードです。両方ともに環境トップのガイアッシュ覇道に使われているバトライ閣に対して強く出ることができます。ジャミングチャフに関してはミラダンテで放つことも出きます。
DGパルテノンですが、出来るだけマナ置きはしないでください。最速ドラゴンズサインをした時に真龍覇のマナ武装が使えないことになります。
2つとも貴重な初動枠ですので、この8枚に関してはセットで採用すると考えてもらって問題ありません。
後述する神の試練を使う場合のミクセルの宣言は2にしておきましょう。
・護天!銀河MAX
シールドを割られた時、実質一枚軽減になる強さは言わずもがな、最終龍覇ロージアを仕込めたり盤面にクリーチャーがいればそのままそれにもう1打点分バウンスで軽減できます。ミラダンテや「未来から来る、だからミラクル」で撃てるのもかなり評価は高いです。
ただし、このカードを使ってしまうとシールドに埋めた分含め手札を2枚消費してしまうため、手札に「未来から来る、だからミラクル」や神の試練が見えていない時はあえて使わないという選択肢を常に頭に入れておきましょう。
・ドラゴンズサイン
このデッキの主軸です。初手にない場合は積極的に引きにいきましょう。多少動きは遅れても問題ありません。手札にカードが揃ってる場合の優先順位は基本的に
真龍覇>最終龍覇>その他
となります。
こちらも護天!銀河MAX同様手札消費が激しいので手札管理しながら使いましょう。
・「雷光の聖騎士」
実質的なコストは4です。
ドラゴンズサインの一つ前の行動として優秀で、ドラサイの前に着地するので除去効果でメタクリーチャーをシールドに飛ばしてからドラサイが撃てます。
先述の流れだとドラゴンズサインからサッヴァークを出した場合、圧倒的な除去体制を得ます。
ドラゴンズサインから直接は出ませんが真龍覇ヘブンズロージア→ベブンズヘブン→「絶対の盾騎士」→「雷光の盾騎士」となかなかに繋がります。しかしこちらも手札消費とパーツ集めの負担が大きいので、頻繁に狙う必要性はありません。
・最終龍覇ロージア
・真・龍覇ヘブンズロージア
ドラサイから出してください。ドラグハートの優先順位は後述します。
出すだけで役割としては十分ですが、ミラダンテのチェンジ先なのでしっかり守るようにしましょう。
・「絶対の盾騎士」
ヘブンズヘブンから出せます。出せますが、基本的にはマナに置いていいです。
理由はこのカード自体に試合展開を変えるパワーはないからです。このカードを4枚採用しているのは光の単色であるためマナとして腐らない、そして、ドローソースになるからです。ドラグハートを除くとこのデッキの中で最もパワー大きいブロッカーで11500です。
これはガイアッシュ覇道のバトライ武神の12000には届きませんが、浮遊する讃美歌 ゾディアックによって12000を超えることが出来ます。有利を確実に伸ばすタイプのカードですので攻撃を捌く、というより捌き終わった後のダメ押しに展開するイメージを持ってください。
・時の法皇 ミラダンテⅫ
デッキ全体のカードパワーの押し上げです。ラフルルラブとセットで出すと実質EXターンになる強さはもちろんのこと、ブロッカー意外だとこのデッキの最大パワーになります。一方、出す手段がロージアを次ターンまで残すしかほぼ無いため、ロージアの生存が見込めない場合はマナに送ってしまう決断をしてもよいです。が、基本的にはそれを差し引いても圧倒的なカードパワーですのでしっかり手札に握っておきましょう。
このカードを手札に戻す方法は確定枠にはなくラフルルラブを採用した場合のみバウンスが可能です。
なので、基本的にはファイナル革命を使えるタイミングは1試合に一回程度の意識を持ってください。
フィニッシュよりも道中の盤面形成に使った方が相手の負担は大きいです。
3.ドラグハートについて
ドラグハートこの8枚でほぼ確定です。
選択枠はヘブンズヘブンを一枚減らしてグリージーホーン、またはプロトギガハートを入れる程度でほぼ変わりません。
出す優先順位は
真龍覇ヘブンズロージア
ヘブンズヘブン>パーフェクト>エンドレスヘブン>その他
最終龍覇ロージア
パーフェクト>ジャンヌミゼル>その他
となっています。
ヘブンズロージアはヘブンズヘブンを出すことが仕事です。隙があればパーフェクトをはっていきましょう。
最終龍覇の方は場合によってはジャンヌミゼルよりジャベレオンを選択しても構いません。しかしジャベレオンとなるとシールド管理もしないといけないのでプレイ難易度が上がります。使う場合は1人回しや対面練習を何度も行いましょう。
4.選択枠の候補カードについて
選択枠は以下の9種類です。この中から9枚選んでください。
・十・二・神・騎
初動でどうやっても腐らずボトム操作で神の試練を当てやすくできるカードです。神の試練となら神騎4試練3がバランスいいです。
・ケンザンチャージャー
打つとそのままドラゴンズサインに繋がる初動カードです。積むとしたら4枚。また、外してもボトム操作ができるので神の試練を採用することでEXターンを得やすくなります。
・神の試練
大量ドロー枠です。同時にフィニッシャーです。選択枠の割合により採用枚数が変わります。
・煌龍 サッヴァーク
ドラゴンズサインから出てくるカード択の1つです。これを採用すると神の試練の7の確率が上がるため、神の試練との両採用はバランスが難しいので神の試練をピンにする以外はやめましょう。
・「激情の福音」
GS兼ドローと分かりやすい性能なだけに選択枠の中ではカードパワーは低く優先順位は低めです。アンタップ系のカードを止められる点を活かし、環境をよく見て採用するかを決断してください。
・ラフルルラブ
呪文が止まるのでナウオアループ筆頭に5cが止まります。ドローにもなる強いカードです。神の試練で両方選べる点も非常に良いのでラフルルラブ2神の試練3ケンザン4という組み合わせが選択枠ではもっともベターです。
しかしチェンジ元が少なく、サッヴァークを入れると今度は神の試練が難しくなるため、ドラゴンズサインから出す等のプレイングが必要になります。その分強いカードですので選択枠の中では優先的に入れましょう。
・天命龍装 ホーリーエンド/ナウオアネバー
ヘブンズロージアや最終龍覇を出し入れすることでヘブンズヘブンを出したりパーフェクトで留まったりします。ドラゴンなのでラフルルラブやミラダンテの革命チェンジ元になります。サッヴァークと同じく神の試練との採用は不可能ですが、思い切りドラサイに寄せるならホーリーエンド4サッヴァーク2ラフルルラブ3などがおすすめです。
・「新時代の福音」
ギャラクシールドの大きな弱点、ガイアッシュ覇道の覇道に対する完全解答です。わずか3コストで次のターンのexターンを防げます。一方神の試練も使えないため、サッヴァーク同じく両採用は不可能です。しかし、相手のナウオアループ等のexターンを止められるので採用価値はあります。
・「光魔の鎧」
STで踏めばビートダウン系は絶対止まります。
STなので素直に仕込んでも強いです。
が、パワー不足が否めないので、水文明が不足していると感じた方は採用を検討する、それ以外は非採用で十分だと思います。
5.問題点と改善案
問題点と改善案をまとめました。参考程度にどうぞ。
問1.ブロッカーでは相手のパワーに対してクリーチャーが上から取れず盤面負けする
案1.一斉除去、アポカリプスデイ系の盤面破壊を自由に枠に入れる
問2.初動が少なくテンポロスする。
案2.ラブエースなど低コスト帯を採用する。トライガードチャージャーもロージアを仕込めるのでオススメ。
6.あとがき
最後までご覧くださり、本当にありがとうございます。
今回はギャラクシールドの考察・解説をしました。環境のメタの回り方次第ではこのデッキの立ち位置が悪くならない可能性もあるので、その際、この記事が皆様の参考になりましたら嬉しいです。
当記事についての質問、記事内の誤字等ございましたら、私のTwitterのDM ( @tattyau)にご連絡ください。
今回はこのあたりで失礼致します。
それでは、また次の記事にてお会いしましょう。
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