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マンション転落死が増える理由と対策
近ごろ、こどもの転落死亡事故が相次いでいます。
ご冥福をお祈りします。
今年の5~6月だけでも4件発生しています。
子を持つ親としてこころが痛い。
かく言うわたしも現在マンションに住んでいます。
マンションの転落死事故か。
— たっちゃん@伸び代しかない (@tattyann315) June 29, 2020
わたしも落ちたら即死レベルの階に住んでいるので、こどもが空を飛びたい!といった発言をするたびに戦々恐々とする...。
なぜこの時期に転落死が増えるのでしょう?
それは「暖かくなって窓を開けるから」です。
そして、最も危険な年齢は4歳前後。
脳が発達し、様々なことに興味を持ち始める年齢です。
ベランダの塀は、法律で定められた最低基準である110cm以上はありますが、足元に物を置けば2歳のこどもでも乗り越えることは可能。
〇空を飛びたい
〇どうすれば飛べるの?
〇鳥になりたい!
わたしの息子は現在5歳ですが、ときどきこういった発言をすることがあり、非常に心配になります。
悲しい事故を未然に防ぐためにも、マンション住みの小さなお子さんがいらっしゃる方に必ず見ていただきたい内容です。
まずは転落した状況の共通点を見つけて、対策を考えましょう。
1)窓のカギがかかっていないor自分で開錠してしまう
窓のカギがかかっておらず外に出てしまったり、こどもが自ら開錠をしてベランダに出るケースもあります。
【対策:しっかり施錠する&開錠できないようにする】
しっかり施錠するのは言うまでもないですが、開錠できないようにしてしまうのも手です。
こちらは防犯用のストッパーで、こどもが窓を開けないようにする安全策としても使用できます。
少しだけ開くような場所に設置すれば、換気も可能です。
ちなみにわたしはこちらの商品を使用しています。
特殊工具を使ったストッパーです。
こちらのほうが工具を使う分、より安全。
2)目を離した隙に転落
親が少し目を離した隙にベランダへ向かってしまいます。
【対策:親が目を離さない&ベランダで遊ぶ習慣を無くす】
わたしも子どもがいるので、ずっと見ていられない状況があるのはわかります。
しかし、こどもにいくら言い聞かせ、注意しても素直に聞くとは限りません。
だとするとやはり自分がしっかり見張っておくほかないんです。
また、ベランダで遊んだりするのはやめましょう。
我が家では一切ベランダに出しません。
それが功を奏しているのか、わたしのこどもたちはベランダへ出ることに興味はなく、このエリアは遊ぶ場所ではないといった認識になっています。
3)ベランダに物を置いている
足元に物を置いて塀を乗り越えてしまいます。
【対策:ベランダに物を置かない】
移動ができて足がかりになるようなものは置いたらダメ。
これを撤去するだけでもある程度の転落は防げるのではないでしょうか。
足がかりがない状態で自分の身長と同じ高さの塀を乗り越えるのは至難の業。
なので物は必ず室内で管理しましょう。
まとめ
こどもは失敗をして、痛みを知り、成長します。
ですが、命を落としてしまうような事故はあってはならないし、未然に防がなければなりません。
こどもは人生に絶望して転落しているわけではありません。
落ちたらどうなるのか、飛べる気がする、そういった知的好奇心がきっかけになっているケースがほとんどです。
なので普段からしっかり教育し、見張ってあげること、そしてベランダに出さない、物を置かないなどできる限りのことはすべて行うようにしましょう。
あなたのこどもを守れるのはあなただけです。
ではまた。
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