アイキャッチ_インソール_

グラインダーを使わないインソール(後足部編)

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こんにちは!

CLINICIANSの白須達也(@tatsu_bridge)です!

今回はグラインダーを使わずに作製するインソール(後足部)を図や動画を用いて解説させて頂きます。

インソールを作りたいけど、グラインダーがなくて困っているセラピストの方や、病院外のスポーツ現場などで作製したい方は必見です。

インソール作製が好きで、私もこんな感じで削っていました。

グラインダー

でもジレンマも感じていました。 

それは・・・

グラインダーがないとインソールは作れない?

スポーツ現場で活動することが多かった私にとって、現場でインソール作製を完結させたいと常々思っていました。

そこから、色々なインソールについて学びました。

今まで学んできた物はこんな感じです。

・義肢装具士によるインソール
・入谷式
・DYMOCOインソール
・BMZインソール
・リアラインインソール
・スーパーフィートインソール
・シダスインソール
・体軸インソール
・運動連鎖アプローチ研究会インソール
・整形外科リハビリテーション学会インソール
・FOI 
・Fitting Foot Insole

そこから自分なりにトライ&エラーを繰り返し、現在の方法に至りました。

要は学んだことの良いとこどりをして、自分が行いやすいようにしていったわけです。

画像2
インソール

グラインダーを使わないインソールですが、機能解剖がしっかり理解できていれば、応用ができます。

今回は詳しい機能解剖は割愛させて頂きますが、ご要望があれば、今後コンテンツとして配信させて頂きます。

それでは、さっそくいってみましょう!

1:はじめに

インソールの現在の私見としては、

・解剖学
・運動学
・バイオメカニクス
・姿勢制御
・感覚入力

これらの要素を組み合わせた運動プログラムの賦活になります。

2:インソールのコンセプト

・グラインダーを使わない
・ハサミと材料があれば、誰でもどこでも作製できる
・薄い1〜2mmのソールを重ねて作製することで、一度に作り上げる必要がなく、加工しやすい

これは、早く・安く・効果的な方法を模索していく中でこうなりました。

3:インソール作製のポイント

・足部の機能を変えて、動作を変える
・動作に合わせて創るのではなく、創ったものが動作にどんな影響を与えるのかを確認する
・削るのではなく、【足す】か【足さない】か

そこから

・体性感覚へアプローチした方が良いのか?
・構造的にアプローチした方が良いのか?

反応を見ながら決めていきます。

運動連鎖や構造的因子、重力平衡系、中枢神経系の考えをまとめるとこんな感じです。

スライド1
図2
図3


図4

4:パッドの効果

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