熱中症の種類について
熱中症とは暑い環境で生じる健康障害の総称で、4つに分類されている。
熱失神
皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、脳への血流が悪くなることにより起こる。
特徴
めまい
一時的な失神
顔面蒼白
脈は速くて弱くなる
熱けいれん
大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こる。
特徴
筋肉痛
手足がつる
筋肉がけいれんする
熱疲労
大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり熱疲労の症状がみられる。
特徴
全身倦怠感
悪心・嘔吐
頭痛
集中力や判断力の低下
熱射病
体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態。意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がみられたり、ショック状態になる場合もある。
特徴
体温が高い
意識障害
呼びかけや刺激への反応がにぶい
言動が不自然
ふらつく
いいなと思ったら応援しよう!
医療従事者向けオンラインコミュニティ「KIUZKI」共同代表
『将来、「自分事」として働いていけるようにするために、現状の課題を知り、学び、互いに高め合っていく仲間を募集中』
https://xpert.link/community/1412