外側縦アーチの評価とエクササイズ
こんにちは!
CLINICIANSの白須達也(@tatsu_bridge)です!
今回は外側縦アーチの評価とエクササイズを図や動画を用いて解説させて頂きます。
個人的には、この外側縦アーチが1番思い入れが強く、1番大切なアーチだと思っています。
なぜか・・・
私はトレーナーとしてサッカーという競技に多く、携わってきました。
怪我の種類として多いのが、足関節内反捻挫です。ダッシュやストップ、切り返しやジャンプ動作だけでなく、ボールを足で蹴るという競技特性もあり、試行錯誤の連続でこれまできました。
そのような経験を通して、1番最初に外側縦アーチを整えないと横アーチや内側縦アーチが機能してこないと感じています。
一般的に外側縦アーチは馴染みが少ないと思います。
なぜ?
実は、外側縦アーチを客観的に評価する方法が今現在はないんです。
ということは自分で評価方法を考えないといけないんですね。
この辺りが馴染みを少なくしてしまっている要因かと思います。
またどの様にアプローチしたらよいか、どんなエクササイズを行ったらよいか、悩んでいる方もたくさんいるかと思います。
今回はその辺りも踏まえ、すぐに実践できるエクササイズの動画を6つご用意致しました。
参考にして頂けたら幸いです。
それでは外側縦アーチの世界にいってみましょう!
1:はじめに
なぜ、外側縦アーチが重要か・・・
それは外側縦アーチが崩れると、内側縦アーチ・横アーチの機能も低下してしまうからです。
歩行周期を考えてみても、外側から接地して内側に抜けていくため、最初の外側縦アーチが崩れてしまうと、その後の動きも崩れてしまいます。
またアーチの機能向上を考えたとき、アプローチには優先順位があり、外側縦アーチ、横アーチ、内側縦アーチというような順番で行っていく方が効率が良いです。
これは、足部の3つのアーチを理解するとわかります。
次回、横アーチについて書きますので、楽しみにお待ち下さい。
2:外側縦アーチの概要
外側縦アーチは荷重時の衝撃吸収や足部推進の機能を担い、踵骨、立方骨、第4・5中足骨から構成され、距骨下関節や踵立方関節、外側リスフラン関節を形成します。
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