自作のピタゴラ装置を自虐的に振り返るvol.12

噴水というテーマで作ったピタゴラ装置。

ビー球がピョンピョン飛び出す仕掛けを作るために「時間差」という壁をクリアした個人的にはかなり思い入れのある作品。

初めて「試作品」を作り、実際にその試作品を装置に組み込んだ初の作品です。

メトロノームから始まり、そこから、最初のハードルが。今思うとなぜこのような設計にしたのか疑問ですが、当初はこのまま突き進む!っていう強引な考え方が現れた仕掛けです。

基本的に、位置エネルギーをあげるというのはピタゴラ装置を作る人にとって重要な課題だし、結構難易度高い。

それを開始5秒ぐらいのところで登場させている点はなかなか無謀な装置と言える。

そこから、さらに装置が進み、エネルギーが2手に分岐。これがこの作品の最大のミステリー。。。


なぜ2手に分岐させたのか。1つずつ動くようにすれば、画面を二分割する必要もなかったのに・・・

今では絶対にやりませんが、当時はこういった「考えたら」「すぐに形にする」っていうイノシシ年の特徴がよく現れた制作をしていました。汗

で、作品に話を戻すと、
まず片方が時間差でビー球を発射。

そして、片方はメインのビー球を進めるためのボビンコースター。

それぞれをピックアップすれば、そこそこの仕掛けですが、同時に動くともはやカオス。

この点は反省しかありません。

そして、ビー球が噴水のように発射され、ある一定の重さになるとその重さでレールが傾きフィニッシュ。

フィニッシュはまあありがちな仕掛けですが、フィニッシュよりも途中の「時間差装置」と回転するパスタ測るやつの仕掛けにめちゃめちゃ時間を使った思い入れの深い装置でした。


ということで、
ぜひ動画もご覧いただけると嬉しいです!

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