2022年 ベストX トップN
はじめに
きまぐれに初めてnoteを書いてみます。
今年はなかなか生活に変化があった年なので、せっかくなら振り返って記しておこうという趣き。
よく雑誌でやってそうな「2022年 誰彼のベストバイ10!」みたいな感じで、自分なりの2022年ベスト○○をカテゴリごとに何点かずつ紹介していこうと思います。
ベスト転職 トップ1
京都大学研究員 ⇒ Rhizomatiks エンジニア
京都大学メカトロニクス研究室(松野研)には7年間めちゃくちゃお世話になりました。松野先生は真面目に無邪気に研究が大好きな人格者で、松野先生がいない飲み会でも教え子たちから「松野先生はやっぱりすごい」と言われるような素敵な方です。僕が主著のヘビロボ関係の全論文の第二著者である電気通信大学の田中基康教授にもめちゃくちゃお世話になりました。
居心地はよかったのですが、もともとアカデミックに残る気はなかったので、コロナがちょっと落ち着いてきたタイミングで出ようと思っていました。研究室内で自分が教える側に回ることが多くなりすぎて刺激が減ったのも大きいです。
自分は研究者適性もそれなりにあったとは思うのですが、手法考えたりロボット作るのは好きでも、なんせ論文を書くのが嫌いで。研究者は普通は論文通さなきゃやってけないので、博士号取ってちょっとで出るというのは良い頃合いだったと思います。ヘビロボ研究もレスキューロボット開発も一定の到達点までやれましたし。
そしてMPLUSPLUSの藤本実さんに背中押していただいたりしつつ、「別に応募して落ちたとして失うものは何もないか」と思って憧れのRhizomatiksの問い合わせアドレスに「働きたいです」の旨をメールしました。並行して「Twitter転職」などと銘打ってポートフォリオ的なものをツイート。魅力的なオファーをたくさんいただけて光栄でしたし、数社はしっかり悩みました。インターンとかも行ったことなくて、まじで社会のことよく知らんので、業界のことや自分の市場価値を知る上でも非常に勉強になりました。
最後の方は「やっぱりエンタメがやりたい」「『ひとまず別のロボットつよつよチーム入って経験積んでからでもエンタメやれるやん』というアドバイスも頂くが、まださらに下積みするのは、ちょっとちゃうな」などと思い、最終的にライゾマ一本に絞る形に(自分から応募して落ちた企業もある)。いろんな方にお手数おかけして申し訳ない&大感謝を経て、100%ライゾマ志望になった上で無事内定(もはや、もしライゾマ落ちたらオモコロとかラジオ局とか目指そうかくらいに思っていた)。
まだ一年も経っていないし未知なことの方が多いであろう中、生意気言うと、ライゾマ適性かなりある気がしています。
堂々のベスト転職トップ1。
ベスト引越し トップ1
京都実家 ⇒ 東京ワンルーム
28年間住んだ京都の、2歳の頃から住んでいたらしい実家から、ベスト転職を機に東京にベスト引越しをしました。うちは父親がほぼ単身赴任していた家庭なのですが、僕が博士課程に進んだタイミングで母親も父親の赴任先に同居することになり、僕は都合良く学振の給料をもらいながら3LDKの実家で車使える一人暮らしを4年間しました。1人世帯なので授業料免除も取れて、博士課程の学生や研究員にしてはかなりリッチな一人暮らしだったと言えます。もし相応の家賃光熱費を払ってたら~と仮定すると今より生活水準は高かったかもしれません。
特に地元にも実家にも愛着はなく、ここ数年遊びまくっていた大阪の親友らと離れるのは寂しく、でも基本はワクワクメインで上京しました。高校卒業後の春休みに初めて東京旅行した際に、いつかは東京やなと漠然と思っていたので。
住んでた家は売却されて今は知らない人が住んでるので、実家は消滅。「実家に置いている荷物」とかがなく、「自分の荷物は全て自分が持っている」という感じはかなり清々しく思います。このまま誰にも手綱を渡さない気概。
東京の土地勘がないなりに、詳しい友人に相談しつつ、時間もなかったので内見もせず勢いで決めた「初めて自分で選んで借りた家」、中身も立地もめっちゃお気に入りです。今のところ一生ここでいいです。
工学系研究室のみが集められた侘しい大学院キャンパスに7年いた生活から一転、東京の恵比寿が最寄りの会社に通う生活へ。
ベスト家具 トップ4
初めてゼロから自宅を構築するという経験を楽しむ。
ルンバi3+とクリーンベース
僕はとにかく本気で家事をしたくない人間なので、ルンバを導入してめちゃくちゃ快適になりました。実家は絨毯だったので、日々落ちる髪の毛はあまり目立たなかったのですが、新居は床が白基調なので落ちた髪の毛がわりと気になる。これをルンバが消してくれるのはかなり快適度が上がります。
ルンバ選定時の条件としては以下の二点。
ワンルームなのでルンバ本体はそんなにスマートじゃなくていい
頻繁にルンバからゴミを回収する必要があるなら掃除を自動化する甲斐が薄れるのでクリーンベースつきのがいい
その条件を満たす最小構成が当時ルンバi3+とクリーンベース付き充電ステーションでした。8か月ほど経ちましたが、まだ一度もゴミ回収の要請通知は来てません(それはそれで回収パックの中が怖いが)。
そしてこれがえぐい破格で買えまして。
当時IoT機器ってことでソフトバンクとiRobotが組んで新生活どうこうキャンペーンをやっていて、うろ覚えですが、
当時契約依頼していた新居用のソフトバンク光をキャンセルする
新たにその電気屋さんの窓口からソフトバンク光の開通を依頼する
スマホのキャリアをソフトバンクに乗り換える
みたいなことを店員さんに言われるがままにやってたら、ルンバセットが6万円安くなって月々のスマホ代が2000円下がりました。どういうこと?? これはめちゃくちゃいい買い物でした。家電の購入は店舗に行くの大事かもと学んだ回でした。
背もたれクッション
↑↑こういうやつです。ベッドに置いたらベッドがカウチソファ化します。
そもそもの話をすると、新居には備え付けのでかい棚があり、そこに「作業デスク」「本棚」「テレビ台」としての用途を想定された仕切り板がついています(学生街なので大学生向きなのかも)。大きな恩恵の一つが、実家では「使ってない部屋の床」に積んでいた大量の漫画たちを、奥行き3列使って全て納められたこと。僕は好きな漫画は紙で所有したい欲があるのでこれはうれしい。
一方で、この棚が部屋のレイアウトに課す制約がえぐい。まず、作業デスクの位置がそのまま確定。次に「テレビ台」がこのマンション建設当初のテレビサイズを想定しているため、今のテレビは入りません(代わりにボードゲーム置き場として活用できたのでこれは良し)。
そしてこの部屋は窓の位置や、部屋の角に出っ張りがあるなどの要因から、ベッドはこの棚の対面の壁に平行に寄せる配置で確定します。
その辺の具合で、なんかこう、一人暮らしのワンルームで目指したいところであろう「作業する空間」「くつろぐ空間」「寝る空間」の3空間を作るのが難しくなっています。その結果、前置きが長くなりましたが、僕は別に外から帰宅した格好のままベッドに寝転ぶのとか平気なタイプなので、「くつろぐ場所」と「寝る場所」をまとめちゃうのがいいだろう、ということで買ったのが背もたれクッションです。
これでベッドを縦長のカウチソファか横長のカウチソファか、好きなようにカスタムできます。使わないときはベッドと冷蔵庫の間の隙間に立てています。テレビ台はキャスター付きのにしたのでコロコロと位置を変えられて、デスク作業用の椅子から見るなり、ソファ化したベッドでごろごろ見るなり、好きにカスタムできて快適です。
ちなみに、今年買ったわけではないですが、うちのテレビにはChromecast 3が刺さっていて鬼便利です。Wifiでホームネットワークに繋いでおけばYouTube、Netflix、アマプラ、TVerなどほどんどの動画配信をスマホからの操作でテレビでストリーミング再生したり、PCの画面と音を無線でテレビ画面にミラーリング出来たりします。「Fire TV Stick」みたいにシンプルリモコンでちまちま文字入力して検索とかしなくていいので、かなり気に入っています。
折り畳みテーブル+椅子セット
普通に生活するための家具が順次揃ってきたあたりで、もやもやしてきたのが、ボードゲームはあるのにボードゲームをするテーブルがない、ということです。普段の生活は作業も食事もPCデスクで済むので問題ないながら、ボードゲーム達が完全にインテリア/見せ物化してしまってるのはダサいやろと。かつ、デスクトップPCを置くことを想定してなかったであろう作業デスクも微妙に狭い。
実際友達が二人暮らししてる広い家で集まって、持っていったボドゲをやったことはあるし、わざわざ狭い我が家でやることもないかとは思いつつ、普段はコンパクトなサイドテーブルとして、時にはボドゲもできる広いテーブルにもなるような家具があれば最高やなぁ。あ、でもそうすると椅子も必要になってくるのかぁ、などと考えあぐねていたところ、見つけました。
両サイドバタフライ式の折り畳み式のテーブルで、畳めば天面は34×80cm、全展開すれば140×80cm。半展開でも使える。そして折り畳んだテーブルの中に折り畳みの椅子が4脚収まるという! テーブルはキャスター付きで、場所も移動し放題。都合に合わせて好きなサイズにして好きなところに配置できるという、まさに理想的な家具。この機能に椅子4脚付きの5点セットで39,990円というのは十分リーズナブルだろうと思い購入。実際にめっちゃ良い。
僕はどうやらインテリアをカチッと定めて固定したいというよりも、その都度用途に応じてカスタムできるようにしたい派っぽいです。
今のところガチボドゲ会は発生していないながら、ガイアプロジェクトくらいなら全部広げられそうなくらいの面積を獲得。
ダイソーのワイヤーネット
そんなこんなで概ね家具が揃って来たところで、残る課題は色んな小物の置き場が定まっていないこと。まだ途中ですが、その足掛かりとしてダイソーのワイヤーネットを活用することでいい感じにできそうです。世の中的には常識的なアイテムかもしれませんが、ここにハマると気付いた時は気持ちよかったです。
ずっとディスプレイの上の空間がデッドスペースになってるのが気になっていました。職場のデスク周りがこういうの使ってて便利で、さらにここなら棚の内側なので埃もたまりにくそうだと。突っ張り棒3本とワイヤーネット3枚と、連結具と結束バンドで構築。まだ使いきれてませんが、今後もいろいろとぶら下げていく予定です。エンジニアっぽい感じが漂うところも気に入っています。
ちなみに足元狭い方が嫌なのでPC本体は机上に配置。
おわりに
書き始めは漫画とかお笑いとかイベントとかも書く気でいたのですが、もう満足しました。その辺はだいたいツイートしてますしね。
振り返ると転職&引越し初年、いろいろ買っていますね。書いてないだけでもっと雑に色々買ってます。これは「今欲しいしどうせいずれ買うねんからええやろ」で買っちゃってます。するとまじで貯金10万円の29歳社会人が生成されます。お金の管理が下手というか浪費家というか貯蓄に興味がないというか。いつのまにかお金使っちゃってるの、めちゃくちゃ不便なので、来年は思い出に残らない浪費は減らしたいとは思っています。
客観的に見て僕の感じは華やかでイケイケなように見えるのかなとか思いつつ、それも別に嘘ではないけれど、プロフィールがどれだけ強くなったところでそう簡単に人が変わるわけではないので、刹那的で虚無的な世界観のひねくれ者が、どうすれば楽しく過ごせるものなのかと右往左往しながら暮らしています。
東京は新鮮な刺激がたくさんあるので引き続き期待しつつ、来年もなるべく楽しくサバイブしていきたいです。
なるようになるから大丈夫すぎる。
ありがとうございました。
【番外編】ベスト芸人ラジオ番組 トップ21
お笑い芸人さんのラジオが生活の一部すぎるので書かないわけにはいくまいですよ。しかしながら世はお笑いラジオ戦国時代で、Podcast、GERA、Stand.fm、ラジオトーク、ArtistSpockenなどネットラジオを含めると芸人さんの数だけ番組が存在するといっても過言ではありません。
そこから限られた時間の中で聞き続けているというだけでそれはもうトップ入りです。現時点でなるべく欠かさず継続して聴いているラジオ番組を列挙します(列挙してみたら21番組だったのでトップ21です)。
ニッポン放送
佐久間宜行のオールナイトニッポン0
マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0
霜降り明星のオールナイトニッポン
オードリーのオールナイトニッポン
TBSラジオ
空気階段の踊り場
ハライチのターン!
さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ
真空ジェシカのラジオ父ちゃん
他の地上波
AマッソのMBSヤングタウン
加賀屋の鶴の間
お笑いラジオアプリGERA
ママタルトのラジオ母ちゃん
囲碁将棋の情熱スリーポイント
Gパンパンダのひとりじゃないよ
春とヒコーキのグピ☆グパ☆グポ
Dr. ハインリッヒのGeneral Earth Radio
Podcast、Stand.fm
マユリカのうなげろりん
はちくちダブルヒガシ
真空ジェシカのギガラジオ
令和ロマンのご様子
ママタルトのラジオまーちゃん
ブクロフライ!!!