タイ「SCB銀行」の投資信託 e-classで米国株インデックスへ投資する方法
タイで投資信託をする方法はいくつかありますが、一番手数料がお得な方法をご紹介します。
タイSCB銀行の投資信託 e-class
タイには「e-class」(eクラス)という投資信託があり、大手銀行のSCB銀行で取り扱ってるんです。
記事タイトルでは米国株のS&P500インデックスファンドをメインにしていますが、他にも魅力的なファンドがたくさんあります。
【投資信託とは?】
投資家から集めたお金を一つにまとめ、運用先(株式、債券、ゴールドなど)に投資・運用する金融商品のことです。その運用によって生まれた利益を投資家に還元します。
SCB銀行e-classの特徴
・購入時の手数料が無料
・タイの他の投資信託と比べて信託報酬が安い(0.2145%/年)
・1バーツ単位で投資が可能
・定期購入(ドルコスト平均法)による投資もできる
・日本の投資信託と比べても信託報酬は同程度。ただしキャピタルゲインに税金がかからない
・タイの一般的な証券会社では扱っていない米国株S&P500や日本株NIKKEI225を売買できる
・ゴールドの現物を持たずにゴールドへ投資ができる
・最大購入額は100万バーツ(利益を含めて超えたら購入できなくなります)
【信託報酬とは?】
投資信託を管理・運用するための経費として投資家が支払うものです。
別途支払いがあるわけではなく、投資家が保有する投資信託財産の中から何%といった形で引かれます。
選べるe-class注目のファンド
USエクイティファンド
米国のS&P500構成要素であるニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場されている株式に投資します。
【手数料】
購入時:無料
売却時:0.107%
上記は2021年8月時点のものです。
最新のFact Sheet>>を確認する。
【S&P500とは?】
投資情報会社のスタンダード・アンド・プアーズ社が算出しているアメリカの代表的な株価指数で、ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出されている。
常に入替えが行われているため業績が良い起業の銘柄が多い。
ETFと投資信託の違いは?
どちらも投資信託ですが、違いはETFは株式の様に上場している点です。要は投資信託を株式の様に売買できるようにしたものと言うとわかりやすいと思います。
S&P500は2020年を見ても成長著しく、コロナ以降上昇を続け過去最高値をつけています。
SETインデックスファンド
タイ証券取引所のSETに連動したインデックスです。投資ポートフォリオの純資産価値の動きは、SETインデックスの動きを可能な限り追跡しています。
【手数料】
購入時:無料
売却時:0.107%
最新のFact Sheet>>を確認する。
SETの詳細についてまとめた記事はこちら>>
ブログで口座開設方法も解説してます。こちら>>
まとめ
今回SCB銀行が出しているインデックスファンドの商品と登録の方法を紹介しました。
タイでは米国株や日本株は証券会社で買えないので、インデックス(投資信託)で投資を行うことになります。
また、ゴールドも実物資産として持つのは危険ですが、インデックスで保有すれば紛失や盗難のリスクは避けられます。
皆さんもリスクを理解した上で資産運用をしてみるのはいかがでしょうか。