【ビジネスモデル紹介】Netflixが世界一のVODサービスになれた理由
Netflixは誰もが一度は聞いたことあると思いますし、利用している人も多いのではないかと思います。
知っていますか?
Netflixは定額課金で映画やドラマをなどの映像作品を楽しめるビデオオンデマンドサービス(以下VOD)としては世界一の会員数を誇っているんです。
その数なんと約1億4千万人。
日本の人口とほぼ同じですね。すごい。
VODのようなサブスクリプションモデルのビジネスは今後あらゆる業界で採用されるようになるはずです。
そこで今回はNetflixがなぜ世界一のVODになれたのかを知ることでサブスクリプションが今の時代なぜ成功しやすいビジネスモデルなのかを一緒に学んでいただければと思います!
所有から体験型へのシフト
実は以前、NetflixはこのVODをやる前はDVDレンタルサービスを営んでいたそうです。
ですがサブスクリプションモデルへとビジネスの舵を切ったんです。
そこで、なぜNetflixが成功したのかというと、物がありふれている今の時代であるということと、スマホの普及をうまく利用したうまい舵切りだったというわけなんです。
どういうことかというと、今はネットによってなんでも情報にアクセスして娯楽を楽しめるようになったことで物を所有するということに価値を感じなくなった人が増えてきたことが要因としてまずあります。
また、ネットの普及でテレビを見る必要性を感じなくなったこともNetflixの成功を後押ししているとも考えます。
このようにして、人が感じる価値が「所有」→「体験」へと比重が変わったことが大きいでしょうね。
サブスクリプションのビジネスモデルであればスマホさえあれば、いつでもどこでも美しい映像であったり、楽しい映像が楽しめるわけですから、DVDを所有していた時代よりも圧倒的に便利で楽しい体験が可能になったわけです。
そりゃNetflix人気出ますね。
価格選択の多様性
あと、Netflixが成功した主な要因として挙げられることがもう1つ
それは価格選択の自由度が高いということ
どういういうことかというと、Netflixは定額課金の種類がいくつか存在していて、「4K画質など高画質で映像を楽しみたい人向け高額プラン」であったり、「画質は落ちてもいいからとにかく安い価格で楽しみたい人向けプラン」などが存在しています。
こうやって人々のニーズや用途に合わせた柔軟な価格設計によって、利用ユーザーの受け皿を大きくできるようにしたんです。
しかも複数の価格帯を用意していることで通常価格会員が後々、「やっぱり高画質で見たいな」となれば高額プランに切り替えるなどの動きも取れるのでNetflixユーザーの中で動きが流動的になるということも積極的な姿勢を促するという意味では非常に有効なアイディアだと個人的に思うところです。
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