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初めての熊本城マラソン
初めてのフルマラソン。完走and5時間切りを目指したけど、後半めっちゃ歩いてしまって、かろうじて5時間半くらい。きつかったけど、とっても楽しかったです。
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「沿道の応援が力になりました」
そんな定番の思いを自分が感じる日が来るとは思いませんでした笑。でも熊本城マラソン名物の市民の応援はちょっと良かったです。高校生の太鼓に元気付けられたり、子どもやお年寄りとハイタッチするのも、めっちゃ新鮮。でもそれも力になりました。
何ていうか「まだ、自分が知らないことがたくさんあるんだな」と感じました。それは、そんなに悪くはないですね。道路の真ん中で走る気持ち良さも、折り返し地点や給水ポイントのアスリート気分もみな新鮮。前を走るアスリートランナーの速さにも驚愕。体力が無くなった時、給水や給食で力が甦る感じも初めての体験でした。
八代のミニトマト。美味しかったです。イチゴもめっちゃ美味しかった。
農業高校の学生が配る乳性飲料も美味しかったし、最後は太平燕まで。みな美味しゅうございました。(円谷になってしまった)
僕は、スポーツを利用した「感動が力になる」みたいな集団的な動きは好きじゃなく、色々なことから距離をおいてきたり、シニカルになってきたのですが、子どもとハイタッチした時に伝わってきたものは、そんな気持ちを越えてくるものでもあったりして。ちょっとまだ自分の中で位置付けられていません。
あとひとつだけ。
今回、ボクシング部だった18歳の頃に買ったウィンドブレーカーと走りました。文字通り、血と汗と涙が染み込んだ服。鼻血と減量の汗と、ぐちゃぐちゃの涙。もうファスナーも壊れているけれど、僕が唯一大切にしてる服だったりして、ランニングもマラソンの練習もずっとこの服で走り続けてきました。
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自分を変えたいと始めたボクシング部時代と、ちょっと似た挑戦だったような気がしています。(次はどうしようかな)