聖闘士星矢【Final Edition】の違い【2巻】
前回に続いて聖闘士星矢 Final Editionのどこが加筆修正されたのかなど、違いをまとめてみようと思います
星矢Final Edition公式はこちら↓
今回は2巻の比較となっております
1巻の比較はこちらのノートに記載してあります↓
絵の加筆修正
氷河の髪
見ての通り氷河の髪がコマ上段からぶち抜き
東シベリア海→東シベリア
に簡略化
少年ジャンプ
ジャンプの表紙が差し替え
何故か背表紙はジャンプのまま
ついでに台詞も
『どうだ星矢頭の具合は!?』
→『どうだ頭の具合は?』に簡素化
氷河の背中
キグナス聖衣の背中部分のパーツが大きくなっています
もはや間違え探しですね
今回の絵の修正で目立ったのはこれくらいだと思います
台詞の修正
2巻も大きく変わった所から細かな変更まで様々です
今回はこちらの尺が長いです
なかったことになったポイント制
2ポイント先取がカット
それにより「ストレート勝ちだ!」
→「すげえ強さだ!」に変更が
さらにジャブの台詞も大幅変更
「フッみたか星矢、いずれおまえもおなじめにあわせてやるぜ。まあそれもおまえが決勝戦までのこってればのはなしだがな」
→「見たか星矢、いずれおまえもああなる。その時を楽しみにしてるんだな」
なんで変えたんでしょうかね?
ヤコフの台詞
「またマーマにあってきたのかヒョウガ、毎日1度はそうやって氷をわってあいにいくよくあきないなヒョウガ」
→「またマーマに会ってきたのか、毎日一度は氷を割って会いに行くよく飽きないな」
やたらとヒョウガ、ヒョウガ言っていたヤコフですがここ以外も簡略化されています
キグナス聖衣の入手
聖衣を手に入れた時の台詞もほぼ別物です
胴体も例によって伸びました
ジャブの台詞
「フッ」も消え、台詞も変更に
氷河参上
文庫版から引用
氷河「本来なら昔の孤児同士があつまって再会をよろこびあうところだろうがそんな雰囲気ではないらしい。なんせオレははるか北の海からおまえたちを葬りにきたのだからな」
一同「なにい」
意味はそれほど変わらないけど簡略化しすぎ
メロウポイズン
ヒドラ市の口調は1巻から続いて十二宮編以降の仕様ですがヒドラの牙もメロウポイズンに変更
キグナス聖衣の解説
この部分どこがカットされたか分かったらすごいです
元の台詞は
【白鳥座の聖衣は第4紀洪積世のはじまり...つまりおよそ百万年前の大氷河期から現在にいたるまで一度としてとけたことのない永久氷壁からうまれた(以下はFE版と同じなので割愛)】
永久氷壁のうんちく部分がカットされました
こういう理屈っぽさは好きなんですけどカットされるのは寂しいですね
なるかもだぜと紫龍の【フッ】
文庫版
星矢「またその子にウソをつくことになるかもしれないぜ」
紫龍「フッそれなら心配無用だ」
FE版
星矢「またその子にウソをつくことになるかもだぜ」
紫龍「それなら心配無用だ」
文庫版
紫龍「フッまだ分からんのか星矢」
(流星拳を盾でブロックした時)
FEでこの【フッ】もカット
「なるかもだぜ」とは、、
ここ以外も紫龍の【フッ】はかなり消されています
元々初期だけしか【フッ】は言ってなかったと思うのでキャラに違和感がないようにする為だろうか
老師との会話
「これは老師のお言葉とは思えません」
ちょっと反論してるようなセリフをカット
竜の右拳の説明を受けた時の
「フッなんだそんなことなら心配ご無用です」
の【フッ】もカット
アンドロメダも手伝いましょう
【微力ながら】がカット
「うつんだね」が「撃つんですね」と敬語に
アイドル
文庫版での台詞
女性客「なんて美しいのとても男の人とは思えな〜い」
ジャブ「たいへんな人気だな瞬、聖闘士になるより役者になったほうが(以下略)」
何故役者→アイドルに?
1万ボルト
瞬「敵がさわれば一万ボルトに値するショックをはっするのだ」
→「何万ボルト」へ
少しパワーアップした。これ以降ほとんど意味のない設定だけど
【フッ】復活
【フッ】の削除が目立つFE版ですがここでは【クク】から【フッ】に
じゃあ、他の部分の削除辞めてよ
この後の辰巳の台詞も
「いや帰ってきたもの数人いるらしいがククク、まるで別人のようになっちまったってことだ」
→「いや帰って来た者もいるらしいがククク、まるで廃人にのように(以下略)」に変更
変更がない
「にいさん」は変更なし
ここだけ平仮名のまま。ミス?
幻魔拳を受けた那智
一輝「ウルフの魂は死んだのだ、ズタズタに引きさかれてな」
→「ウルフの魂は死んだのだ」
ズタズタに(以下略)がカット
その後の
一輝「なんなら四人まとめてかかってくるか。どうせいずれは貴様ら全員葬ることになるのだからな」
→「なんならまとめてかかってくるか。どうせ全員葬ることになるのだから」に
書いてたらキリがありません笑
一輝と暗黒不死鳥
「まで!だれごそんなマネをしろといった!!」
→「待て!」に簡略
ついでに暗黒不死鳥たちが星矢たちの後ろを取った時の「フッとったぞ!」の「フッ」も勿論カット
ひとりでに水がふきあがるとは
文庫版では
「なにい、ひとりでに水がふきあがるとは」
集英スポーツ
無論語るまでもない
集英社ではなく秋田書店になったから
インド→ジャミール
星矢「(前略)聖衣の修復をたのめるところはインドのほうのとおいところなんだろ」
紫龍「ああ、わかっているよ」
→星矢「(前略)聖衣の修復を頼めるのはジャミールって遠い所なんだろ」
紫龍「ああ、わかっている」
星矢が(ところ)と2回も言ってるし短くするのはアリですね
拳法→格闘技
瞬「にいさんはよくこの木にむかって拳法の練習に(略)」
→「兄さんはよくこの木に向かって格闘技の練習に(略)」
拳法は古いという判断??
キグナスさ
この場面だけキグナス→白鳥座(はくちょうざ)に
なんで変えたんだろ
黒吹雪
「ゆくぞキグナス、うけてみろ黒吹雪の恐怖を!!」
「ゆくぞ黒吹雪!!」
簡略化されすぎてやっぱ魅力が薄れてるなぁ
お久しぶりでございます
久しぶりじゃなくなった
しっかりとうけとれ
文庫版では
「しっかりとうけとれ」でした
終わりに
いかがでしたでしょうか?
2巻は台詞の変更が大変多かったです
ここにとりあげてないのも多々あります
よかったらご自身でも購入して見比べてみて下さい
読んで頂いてありがとうございました
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2023/06/06 追記
【3巻】の変更点をまとめたノートを公開しました
こちらもよろしくお願いします