政治活動をはじめてみて
政治活動をはじめて、あっという間に1週間が経ちました。清水でございます。
今までどおり地域を取材してきた目線で、地域の政治に身を投じて、体験したことや気付いたことなどを言語化していきたいと思います。
政治をもっと、オープンに。
なぜ地域なの?
清水が「なぜ地域にこだわるか?」については、今までの記事など読んでいただけると有り難いですが、シンプルに釧路が好きだから。
そして、大きな影響として「長男の誕生」があります。
長男が生まれた2011年は東日本大震災があり、暮らしについての考え方や価値観に大きな変化が起きました。
人は環境によって変化していくのであれば、子どもたちが大人になる頃、この地域はどうなっていくのか?
シンプルな問いが頭をよぎりました。
そして「環境をつくるのも、人」だということ。
今までの12年間、地域密着型の考え方や暮らし方、働き方を自分なりに実践してきました。
2014年には、北海道東部の根釧海岸地域が、高レベル放射性廃棄物の最終処分場建設地の有力な候補地として名前があがり、「核のゴミはいらないアクション 」という署名活動を行いました。
アクションの趣旨に共感していただいた署名、釧路市へ16,741筆、厚岸町へ12,310筆を提出することができました。
2015年からは、地域メディア「フィールドノート」を創業します。約7年間、行政・民間・教育機関を横断し、釧路振興局内の個人店400店以上を取材。地域の情報発信に力を注いできました。
地域には「なにもない」ではなく、「なにも知らない」だけだと言うこと。
地域で買いものをすることで、地域にお金がまわること。
また、「地域の社会の仕組み」についても疑問を持ちはじめ、取材をとおして更に深まっていったこと。
そうした経緯で地域の政治に興味を持ちはじめ、もともとは今年10月におこなわれる「釧路町議会議員選挙」にチャレンジする予定でいました。
立憲民主党公認候補予定者として出馬表明
2022年12月末。立憲民主党釧路総支部の弁護士でもある、しのだ奈保子代表より「統一地方選へ出馬してみませんか?」といったお話をいただきました。
自分みたいな人間にとって光栄すぎるお誘いでしたが、そもそも自分自身が「釧路町から道議選へチャレンジ」という言葉にピンと来ていませんでした。
北海道釧路総合振興局内にある釧路町、厚岸町、浜中町、標茶町、弟子屈町、鶴居村、白糠町といった釧路市以外の7町村の自治体で構成される釧路地域(釧路管内)。
この地域では8年間、北海道議会議員選挙がおこなわれておりませんでした。
その事実を知ってしまった以上、聞かなかったことにはできませんでした。
政治のことは生活のこと。地域のことを「じぶんごと」に
選挙がおこなわれないということ。それは、住民が地域のことを話し合い、考え、見直し、声を託せる人を選ぶ機会が無かったことではないでしょうか?
出馬表明してから、ほとんどの人から「釧路市の選挙区から出るの?」と同じことを聞かれます。釧路管内の選挙区を把握している人はごく僅かです。
8年間、選挙が無かったこと。
その事実は、ある意味「地域を自分事にする機会が失われていたこと」だったのでは?と清水は考えます。
政治のことは生活のこと。地域のことを「じぶんごと」に。
この8年間を振り返ってください。私たちの生活は良くなったでしょうか?
新型コロナウイルス、ロシアによるウクライナ侵攻、それに伴う物価高など地域への影響。
地域の声を聞けば、諦めや文句ばかり。それでは何も変わりません。
今こそ地域を自分事として考え、行動するとき。選挙へ行くべきでは?と思います。
トップダウンではなく、ボトムアップ。地域のことは地域で決める
身もふたもないことを言いますが、個人的な思いとして清水は政党政治で地域が良くなるとは思っていません。
そもそも小さな地方のまちづくりにおいて、国政政党のカラーやラベルで、パイの奪い合いをするような選挙でしか、地域を良くする方法がないのでしょうか?
コロナ禍中に、子どもの感染対策について学校へ連絡した際、「それは教育委員会に…」と聞き、教育委員会へ連絡をしたら「それは道教委に…」と言われて道教委へ連絡。すると次は、「国のほうで…」と言われたときには、さすがに呆れました。
離れた見ず知らずの大人の承認がないと、目の前の子どもすら救えない世界なんだなと。
すべては、トップダウン型の政治で思考が停止しているようにも感じられました。
地域のことは、地域で決める。
今までがあって今なのであれば、今までとは違う考え方や選択肢が必要なのでは?
ボトムアップ型の地域の政治が必要と清水は考えます。
「立憲かぁ」について
それと、清水が立憲民主党から公認候補予定者として出馬表明したことについて、「立憲かぁ」といったお言葉も多く聞きます。
正直、既存政党への信用が失われている問題もあると思いますが、その言葉は「その人自身が政党政治にこだわっていることの現われでは?」と清水は思います。
ラベルではなく、人を見る。清水を見てもらえるように精進します。
政党政治では地域は良くならない。
パイの奪い合いではなく、地域にいる人間で地域のことを決める。
信頼できる人間を議会へ送る。
そうした政策や政治活動をおこなっていきたいと清水は考えます。
清水についてどうこう言うときも、ご連絡いただければ直接伺います。
ReNATURE・地域を再生
なんか偉そうなこと言ってますが、結局まだなんにも成し遂げておりません。
清水が実現したいことをまとめたリーフレットやポスターも完成いたしましたので、「ポスター貼るよ」、「応援するよ」と言ってくれるみなさま、どうぞ気軽にご連絡いただけると有難いです。
デザインは、KingrafixことGENTA TANAKA氏。釧路のストリートカルチャーを牽引する、リスペクトする絵描きの先輩にお願いしました。
そして、GENTA氏と清水の共通点である「ブラックカルチャーからインスパイアされるデザインにしよう!」と、マルコムXをサンプリング。デザインも党からOKをいただきました。
写真は、森山雅友さん。釧路町のカメラマンで自然に魅了されて移住してきた方でもあります。スタジオクプクプ+さんで撮影していただきました!
ReNATURE・地域を再生。
今までの音楽活動やまちづくり、地域の活動でつながっていただいた人たちの支えで挑戦することができています。
本当にありがとうございます。
釧路町、厚岸町、浜中町、標茶町、弟子屈町、鶴居村、白糠町、7町村全体で釧路地域。
8年ぶりの北海道議会議員選挙です。
陰ながらサポートいただけると幸いです。ご支援、ご協力いただきますよう何卒よろしくお願いいたします!