スタートは前から撮らない
写真で楽しむランニング
先日撮影してきた第20回関東私学七大学対校選手権大会での、私の撮影に対する思考の部分についてです。
今回の撮影では、東洋大学の選手の撮影に伺いました。
その中で記録写真として選手の活躍を収める報道的な撮影ではなく、写真1枚で"表現"をすることが私の仕事だと思って現場に入っています。
「松崎竜也が撮影する意味とは」ここには正解がないからこの仕事は面白いし、ある意味今でも現役時代と同じようなマインドで仕事に挑んでいます。
だから私はスポーツの現場が大好きです。日々選手からエネルギーをもらいそのエネルギーを写真に込めるのです。
写真で楽しむランニングとは、私の写真で皆さんにその解釈を委ねたいからである。
さて今回の撮影で私は選手たちから何を感じたのか、何を見たかったのか。
改めてその時の思考と共に振り返っていきたいと思います。
これは写真の説明ではなく、その時の思考の話です。
2024年度の始まり
まず今回の大会の位置付けとしては、"シーズン初戦"ここになるだろう。
4月6日に新入生が入学、入部をし、翌日7日に行われる大会はまさしく新生東洋1発目の勝負だ。
私が今年度の撮影に入るのは2回目で、事前の調整練習で1度選手を見ている(新入生を除く)
私にとっても新生東洋の撮影初陣だ。
昨年は大きく2回に分けて、大学の撮影をさせていただいたが今年はより多くの現場に足を運び、フットワーク軽めに近い位置で選手たちを見たいと思っている。
その1回目で私が見たかったものとは。
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