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今年のプリツカー賞受賞者は??
今年のプリツカー賞が、米ハイアット財団から発表されました。
プリツカー賞とは建築界のノーベル賞と言われているもっとも権威ある賞のひとつです。
世界中の建築家から毎年1人か1組が選ばれます。
日本人建築家も数多く受賞しており、なんと、アメリカに次いで2番目に多く受賞しています。
同じ日本人として誇りに思うとともに、そういった建築家を輩出できる環境や文化の中で、私自身建築を生業にできることに恵まれているなと感じます。
気になる今年のプリツカー賞受賞ですが、
初のアフリカ出身建築家である、
「ディエベド・フランシス・ケレ」氏
(Diébédo Francis Kéré)
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ブルキナファソ出身の建築家で、本国とドイツを拠点にして活動しています。彼の作品は↓の事務所のHPで見ることができます。
また、彼の作品やインタビュー動画がプリツカー賞のページで観ることができます。
また、ケレ氏の発言の抄訳を「TECTURE MAG」で見ることができます。
ケレ氏の活躍は建築家でもありながら、教育者であり、社会の課題を解決していくコミュニティデザイナーのような側面があります。
プロジェクトのプロセスから課題解決方法を探り、スターアーキテクトのような存在ではなく、チームのまとめ役のような建築家です。
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建築は主に、人類への奉仕です。人間が自らを成長させ、幸福になれるような環境をつくること。それを私は“幸福”と呼んでいます。
私は、自分のつくる建物が、使う人に感動を与えるものでありたいと願っています。
使う人が幸せになり、夢を持ってほしい。
人々に夢を与え、人々の背中を押し、本当にパラダイムを変えることが、建築で実現したいことなのです。
私は、創造と革新を目指しています。